2009年11月4日 TOPさん
・・・ 無理な練習を続け、肋骨の疲労骨折も経験しました
※ こちらのメッセージは、「ゲストブック」にお送りいただいたものをご紹介しています。・・・ 管理人
[年齢] : 53 |
[ゴルフ歴( 年)] : 7ヶ月 |
[メッセージ] :
初めまして、TOPと申します。今年に3月から52歳でゴルフを始めた初心者です。 始めた当初は近くにゴルフをする者がほとんどいなかったので、管理人さんのホームページをずいぶん参考にさせていただきました。 ラウンド経験はまだ3度だけですが、非常に難しく、かつ面白い遊び(スポーツ?)であることだけは、判ってきました。 年甲斐もなく無理な練習を続け、肋骨の疲労骨折も経験しました。 あまりに上達しないのでウンザリすることもありますが、”とんとさん”の書き込み等に励まされ(失礼!)、何とか続けていこうと思ってる次第です。 これからも時々参加させていただこうと思いますのでよろしくお願い致します。 |
[お名前(ペンネーム可)] : とんと |
[年齢] : 51 |
[ゴルフ歴( 年)] : 2年 |
[メッセージ] :
肋骨の疲労骨折・・・ 私もやりました(汗) というか、1回目は筋肉痛だと思い湿布で治るまで我慢しました。 2回目にたまたま医者に行ってレントゲンを撮り疲労骨折と言われました。 ゴルフ好きな先生で「よくあるよ」と言って笑っていました。 実は今月に町内会の役員の皆さんとゴルフに行くことになり、正直焦っています。 なにせ90台で不満な人たちばかり・・・ しかし、まぁ誘ってくれるうちが華と出かけることにしました。 ほんと、どうなることやら・・・です(汗) |
[お名前(ペンネーム可)] : TOP |
[年齢] : 53 |
[メッセージ] :
実は今2度目の疲労骨折の治療中です。 「半年の間に2度の骨折?本当に懲りない人ね。」と家内に呆れられています。 とんとさん、町内会の人達とのゴルフ、楽しんできてください。 私の場合はまだゴルフを楽しむというところまで到達していません。 コースに出るとほとんどがトップしてしまうので、他の人とは違うスポーツを行っている感じです。 たとえて言えば、距離を競うゲートボールのような・・・ |
★肋骨骨折〈成人〜高齢者に多い骨折/体幹〉はどんな外傷か (出典元はこちら) 肋骨は左右にそれぞれ12本ずつあります。胸部を打撲または強く圧迫されると、この部分が骨折を起こします。強い力が加わった場合には、一度に数本折れることもあります。また、咳(せき)が続いた時やゴルフのスイングをたくさん繰り返した時にも起こることがあります(疲労骨折)。疲労骨折とは、弱い力が繰り返し同じ部位に加わった結果、骨にひびが入ってくる状態です。ゴルフスイングによる骨折は第4、第5肋骨によく発生します。 |
<管理人>
ゴルフをするような人は、ほとんどが若い頃に初めていますから、50歳を過ぎてゴルフを始めた人って、本当に少ないですよね。でも、若い時は家庭を大事にして、子育てが一段落した50歳すぎから、また60歳以降の健康維持を考えてゴルフを始めるのは、とても良いことのように思えています。
それにしても、肋骨の疲労骨折ですかぁ、、、なんだか壮絶ですねぇ。
50歳を過ぎてゴルフを始めるということは、筋肉は硬くなっているは、骨(軟骨)は弱くなるは、で大変な年代からのゴルフ開始となります。かくいう私の場合は、指の障害でした。
ゴルフ豆知識、より
(1) インターロック・グリップ、(2) オーバーラップ・グリップ、(3) テンフィンガー・グリップ |
私がゴルフを始めた当時は、何も知らず、ゴルフはインターロック・グリップでやるものだとばかり思っていました。ところが、(初心者ゆえに無用な)力が入って、右手小指が左手に食い込む為に「関節」に負担が来ます。
更に、アイアンはトラック1台分のボールを打たないと上手くならない、などと聞いたものですから、ゴルフを始めたころは、週1回、1時間以上、多分400〜600球くらいボールを打っていました。若ければ問題ないのでしょうが、前述のように、50歳過ぎで関節(軟骨)が弱くなっていたのでしょう、小指に痛みを感じるようになりました。
特に医者には行かなかったのですが(ゴルフを止めろと言われるのでしょうから)、気がついたら左写真のように、関節が膨らんで、少し曲がってしまいました。
いまでも指圧などを受けにいくと、私の指を見て「リュウマチですか?」という鍼灸師がいるくらいです。まあ、今は若干グロテスクにはなったものの、勲章だ、くらいに思っています。なにせ、かのタイガー・ウッズも小指が曲がっているのだそうですから。
どの種目でも同じかと思いますが、その種目の上級者の動作は、力を入れるところ、と力を抜くところ、の使い分けがきちんと出来ているのかと思います。ゴルフの場合、クラブの進化にはめざましいものがあり、力を入れなくても”しっかりとクラブにお仕事をさせさえすれば”けっこう飛んでくれるものです。
くれぐても無理をなさらずゴルフを楽しんでください。
さて、最後に、いろいろ試行錯誤をしてきた私の経験が何かのお役に立てばとリストしておきました。
1.練習方法
(写真:飯島茜オフィシャルブログより) |
●インドアスクールで
「人の振り見て我が身を、、」という言葉がありますが、雑誌に出ているプロゴルファーのスウィング、分解写真を見て、どこが学ぶべきポイントなのか分かりますか?人間、基準となる自分の姿が分からないとスタート出来ません。
今はパソコンによるゴルフのスウィング解析が簡単に出来るようになっています。ゴルフは「姿勢」がすべて、という人もいるくらいです、自分の立ち姿を第三者の視点で(パソコン画面で)見ておくことは、その後の進歩に大きく貢献してくれます。 ・・・ 無料(FREE
DOWNLOAD)のソフトもあります
あとこれは、どこのゴルフスクールに行っても同じですが、自分にとって何を課題だと思っているのか、解決したい課題を明確にして、インストラクターに「ここを教えて」とリクエストするのも、学び方の1つの良い方法ですね。
●打席練習
ただ、これ(インドアスクール)ばかりだとお金がかかります。また、爽快にドライバーショットを決めて、などという楽しみも持てません。「診断」はインドアスクールで、「練習」は通常のゴルフ練習場、という組合せをお薦めします。
●練習はショット3割、アプローチ4割、パット3割くらいで良いのかも
パットは自宅でもできます。パターマットと最近流行の「重たい練習ボール」を使っての練習(パターの真芯でボールを打つ)は効果的です。アプローチの練習は大切です。ゴルフを始めた頃は、パッティングもさほど上手くないかもしれません。それを補う意味でも、アプローチでピン側に寄せる練習をしましょう。出来れば、アプローチ用の芝の練習場のあるところが良いですね。
2.道具は、体に無理のこないものを
●アイアンは、ボールをスウィートスポットで打ちさえすれば、さほど手に振動はこないもの。しかし、初心者に「アイアンの芯で打って」と言ってみても、なかなかそうはいかないもの。上達には、芯をはずすと手に感触が明確に来るクラブが良い、というのは真理ではありますが、50歳過ぎて始める人には、やはりミスを許容するクラブの方がいいですよね。最近は、芯をはずしてヒットしても、その振動を吸収してくれる構造を取っているものもあります。体力の落ちているアラウンド・シニアであればこそ、やさしいクラブを使いたいですよね。
3.コース・デビュー
●最初は飛距離も出ないもの。ショートコースは上級者でも利用価値のあるもの。まずはアイアン、特にアプローチと、グリーンでのパットに十分慣れておけるといいですね。
4.仲間作り
●相手は、上級者でも、初心者でも構いませんから、初心者に辛抱強く付き合ってくれる人がいいですね。そこそこゴルフ歴のある人であれば、コースで、前後のパーティーとの間合いなども考え、リードしてくれるでしょう。ただし、あまりに素人コーチをして、あれや、これや言う人とでは、かえって混乱させられてしまうかもしれませんが。
ホームコースでメンバーさんと一緒にラウンドしていて、こんな声を聞きます。ゴルフヘタは、自分だって偉そうに言えるレベルではないので、文句をいう筋合いではない。ただ、ホールアウトは素早く、はマナーとして心がけて貰いたい、でした。(ゴルフカートの置く位置、パッティングの間にアプローチ用に使ったアイアンを置く場所などが、キーになります) きっと先輩達がそうしたことを教えてくれると思いますよ。
私自身、(53歳から)ゴルフを始めて6年、練習道具もいろいろ買いました。ゴルフスクールへは、合計1年以上通ったかと思います。振り返ってみると、結構、無駄な「時間」と「お金」を使ったような気がしています。50歳をすぎてゴルフを始めようという人にとって、以下が、何かの参考になれば幸いです。
182.自分の立ち姿に疑問 ・・・ (2009/02/01)
184. あ〜勘違い!”ゆっくり振らないと同じリズムにならない” Part Tとは ・・・
(2009/03/01)
185. トップで肩がしっかり回転していれば大丈夫 ! カルビン・ピートより ・・・
(2009/03/08)
192. あ〜勘違い Part
U(バウンスの持つ意味、使い方) ・・・ (2009/06/14)
193. あ〜勘違い Part U(バウンスの持つ意味、使い方)続編 ・・・
(2009/06/21)
196. "がに股"の効用 ・・・ (2009/07/19)
<練習後記> (2009/11/12)
お話しをお伺いしていますと、テニスはなかなかのレベルの様子。であれば、テニスを基準に指導をしてくださるゴルフ・インストタクターと出会えると良いかもしれませんね。
例えば、江連プロなどは、上田桃子プロや諸見里しのぶプロを指導する際にテニスラケットでテニスボールを打たせてフェース面の向き、芯で打つことの大事さを意識させるようにしていますね。
テニスでもゴルフでも、基本はフェースの向いている方向にボールが飛んで行きます。原理は同じなのですが、ドライバーのように大きなヘッドのものでも、テニスラケットとは比べようがないほど小さいので、ヘッドの向きが認識しずらくなっています。そこで前述のように、ゴルファーの練習にテニスラケットを使って指導をし、フェース面を意識させるようにしているのだそうですね。
もう1つの要素、テニスと違ってゴルフで正確にボールがヒット出来にくいのは、ゴルフの”前傾姿勢で打つ”ことですね。テニスでも、野球でも、(棒立ちではないものの)ゴルフのような前傾姿勢は取りません。この前傾姿勢がきちんと取れないとダフリとトップの原因になりますね。
私の場合だと、ダフリは、右手が打ちに行っている場合、右肩が突っ込んでいって、スタンスした時よりもヘッドが低く降りていき、地べたを叩いています。 また、トップするのは、前傾姿勢がボールをヒットする前に、ほどけてしまって上半身が起き上がってしまうこと、から起こっている現象ですね。いずれも、まずはスウィングの原点、きちんと立てているのかが、チェックすべきポイントかと思います。
2009年11月12日(木)日経新聞夕刊、マイゴルフのコラムに、阪田哲男氏が、「アドレスで8割方ショットの出来、不出来が決まるといっていい」とおっしゃっていますが、まさにそうなのですね。
ゴルフって、ダフリとトップが無くなれば、つまりゴルフクラブの番手通りにボールが飛んでくれさえすれば、100を切ることは難しくないのでしょうが、そこがなかなか難しいですよね。まずは姿勢のチェックから始めるべきなのでしょうね。