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2009年8月1日   さん  ・・・  管理人さんに3つのアドバイス

 

 アドバイス その1 ・・・ ラウンド中、疲れにくい動きを


 疲れにくいラウンド方法というのがあります。それは(1つには)道具の置き所なんですよ。特にグリーン周りでどこにクラブを置いておくかということがとても重要になります。

 それと、クラブをいっぱい持って歩くのも(疲労という意味ではなくても)良くないんですよね。多くても3本に決めて、それより多くは持たないようにしましょう。これはもうひとつ理由があってセカンド以降はどれぐらい打つかでクラブを決めますが、クラブ選択では、球のところへ行き、「ライ」によりどちらを使うかというジャッジのみ行うようにします。そうすればショットするクラブは2本(2択)あればいわけです。これを心がけると常にグリーンまたはターゲットまでの距離とクラブを考えるようになります。(カートとの行き来も減ります)

 残り150ヤードでグリーンセンターであれば、私なら#8アイアンになるわけですが、風により変わるとしても基本は#8アイアンになります。ただ、ライが悪ければどうするかということを考えてPWも持っていくようにします。また、木があって球があげられない恐れがあれば#8アイアンと#4アイアン、という組み合わせでいきます。FWを使うような距離の場合も同様なんですよ。最初自信がもてなければ、もう一本増やしていっても良いと思います。

 私が教えていただいたプロは「球のところへは1本だけ持っていけ」とずいぶん言われました。これはちょっと意味が違うのですが、球のところでクラブをジャッジするだけの腕がないのだからという意味でしたけどね。(笑)



 <管理人>シニアの人のゴルフで、ゴルフ場に到着しても、一切練習しない、という人がいます。理由を聞くと、「練習すると疲れてしまい、本番に影響するから」、というものでした。(笑) 初心者とベテランとは、ラウンド中の無駄な動きが多いか、少ないか、つまりベテランの方は無駄に体力を消耗するような動きはしない、ということなのでしょう。





 アドバイス、その2 ・・・ 始動時、常にソールしない癖を


  テークバックの始動の時はヘッドはソールしないで浮かせておいたほうがいいですよ。理由は、ソールしている地面にあるものを持ち上げるという動作(上下の動き)が起こってしまうことから、余計な力の波ができてしまうからです。ソールしていなければ(ヘッドが浮いている状態)上下の動きが出ないというか、最初から持ち上げる力が加わっているから動きやすいんですよね。

  それと、ラフにボールがあるときなんかは、へたにソールするとボールが動いてしまう可能性があるから、常にソールしない癖をつけておくっていうのもいいですね。実は、スイングで一番難しいのが、この「始動部分」なんですよね。



  <管理人>XXIOアイアン2007年モデルから、XXIOプライム 2005年モデルに変えた時に感じたのが、”ヘッドが重い?”でした。シニア向け、と言うことでバランスが変えてあったようですね。当たると良く飛ぶのですが、ヘッドの重さから、慣れるまでは、しばしばダフリぎみでした。

 ここは直さなくてはと、練習場へ通ったところ、分かったのは、Terryさん指摘の点、「アイアンのヘッドをソールしないで!」でした。ソールせずにテークバックに入るようにしたら、小気味よい良いボールが出るようになりました。







 アドバイス、その3 ・・・ コースマネジメントって、例えばこんなこと


  ひょとして管理人さんは各ホール出たとこ勝負になっていませんか?パー3やパー4では考えているようですが、距離の長いパー5ではよく無策で向かう人、以外に多いんですよ。この無策で行き当たりばったりなってしまったときに「あっ・・この距離、打つクラブが・・・」なんてことになるわけです。

 SWから順番にキャリーを指定してみてください。#5鉄まではかなりオートマチックにいくと思います。そしてUTで何ヤード打つのかということです。ゴルフはレイアップという攻め方ができるのでキャリーが足りないというのは実はそんなに問題がないです。ただ、その戦術上にパーをとるのかボギーをとるのかまたはバディーを狙うのかでちがってきます。

  管理人さんの場合、パー5で考えてみるといいですよ。たとえば3番の約600ヤードの場合を私がシミュレーションしてみますと、

@ティーショット ドライバーで 220ヤード
Aセカンドショット(残り 380ヤード) スプーンで 200ヤード
Bサードショット(残り 180ヤード)

 ここで問題になると思います。キャリーできっちり170ヤード打てるクラブがあればグリーン狙えますが栗橋国際カントリー倶楽部のあのグリーンに止めるには手前から転がす必要があります。ただ、90ヤードから 150ヤードまではご存知のとおり池があります。パーを狙うなら間違えなくここでは9WかUTでグリーンオーバー覚悟で打つわけです。

ボギー狙いならここで大幅に戦術がかわります。
池の左方向に90から100ヤードをPWで打ちます。
Cフォースショット
 PWでグリーンを狙います。

 これで2パットでボギーということになります。ここで戦略次第(パーがボギーか)でセットがかわってくるわけです。

 ティー位置がさがると難しくなるのはよく距離が長いからというこになりますが実は
そうではないのです。ティー位置がさがって難しくなるのはパー3ならよくあります
が、パー5やパー4ではそうでもないのですよ。
 バーディは取りにくくなりますし、パーもねらいにくくなるかもしれませんが、
ティーがさがったからこのホールはボギーでと考えればいいわけです。

 そのためにどのクラブを使うかということを考えればいいんですよ。
200ヤードをスプーンで打って1打てすが、ターゲットを狙って成功する確率はどれ
ぐらいでしょうか。逆に200ヤードを#7鉄。PWもしくはAWで狙った場合成功する確率はどれぐらいでしょうか。これがセッティングするクラブの考え方の基本です。

 クラブを買い換えるとかを考える前に栗橋国際カントリー倶楽部の全ホールをどう攻めていくかということをシュミレーションしてみると良いと思います。ミスが1回出れば単純に1打か2打増えるということです。


 <管理人>   「距離の長いパー5ではよく無策で向かう人、以外に多いんですよ」ですかぁ〜、う〜ん、図星ですねぇ(笑) とりあえず前に飛んでくれればOK、という感じで打っていますよね。典型なのは、右OBぎりぎりだったりすると、あわてて左へ打つのですが、それが、とにかく左へ打っておけば、とやるもので、結果、OBだったりして(^^;)

 アドバイス有り難うございました。私の失敗が皆さんの参考になれば幸いです。



<練習後記> 「ゴルフは地面にある球を振り上げたクラブで打つ」という動作の運動であり、「地面にある球を空に向かって打ち上げる」動作の運動ではないとは、Terryさんの言葉です。動作上では球の動きは主役ではなく、クラブの動きが主役なんだということが、わりと理解できていない方が多いのだそうです。もしかして私も、、、?




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