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193. あ〜勘違い Part U(バウンスの持つ意味、使い方)続編   ・・・ (2009/06/21)

 前回、ウェッジにはバンスというものがあって、これの使い方は、地べたをすべらせて(ダフらせて)ボールの下にクラブヘッドを滑り込ませ、それでウェッジヘッドの芯でボールを捕らえられるように作られている、との説明を紹介しました。

 私のグリーン周りでの打ち方(ザックリ)を見て、クラブメンバーのシングルさんから「ハンドファーストに構えない方がいいですよ」と言われたのは、せっかくあるバウンスを活かしていないからでした。このホームページに紹介するのに、もう少し正確なところをお伝えしなくてはと、いつものゴルフスクール(Suburiba )へ行き、古澤プロに聞いてみました。それがこれ。


 
 私の場合、ハンドファーストに構えていた訳ですが、リーディングエッジがこんな具合に、芝に食い込みやすい状態だった訳です。  で、ホームコースのシングルさんのアドバイスのようにウェッジをスクエアに構えて打つとこんな具合にリーディングエッジは芝から浮き、ザックリを起こし難くなります。


 
 
 全体を写すとこんな感じ。ただ、古澤プロいわく、ハンドファーストが必ずしも悪い訳ではなく、状況とプレーする人の力量次第で使い分けて、とのこと。  こんな具合にスクエアに構えると、上の写真のようにリーディングが浮いてザックリしずらくなる。つまり、私のようなビギナーにとってはリスク(ミスの確率)が減る打ち方、ということになります。

 
ウェッジの使い方、ポイント:
・バンスは、ゴルフを易しくする為の仕掛け
・スクエアに構えるか、ハンドファーストに構えるのかは、どういうボールを打ちたいのかによって使い分けをするもの。
 どちらが正しい、正しくない、というものではない。
・グリーン近くからハンドファーストで打っても構わない。上から打ち込む打ち方になるので、上手く打てればボールに
 スピンをかけることが出来る。反面リスクが増え、ヘタをするとザックリとなる。


スクエアに使う場合の注意点
・手首を使わないこと。パター同様、肩でスウィングすること
・左足体重で打つ。もっと簡単な言い方をすると、右足を浮かす感覚に近い


バンカーでの、砂の硬さとバンスの量
・硬い砂の場合は、バンスが少なめが良い
・砂が柔らかい場合は、バンスによるエクスプロージョンが有効なので、バンスはあった方が良い。


余談
・古澤プロはニュージーランドに長くいたことから西洋芝に話しが及んだが、米国の芝でも同様だそうだが
 ねちっこくて、芝が寝る傾向が強いので、ローバンスのウェッジが向いている、とのこと。



 ※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。




<練習後記> クラブには、1つ、1つ、状況に合わせた機能が用意されているわけですね。パターには、パターの。ウエッジには、ウェッジなりの使い方があり、その為に工夫がされています。その1つがバンス。せっかく用意された機能、活かした使い方をしないとね。ん〜ん、勉強になりました。



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