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196.  "ガニ股"の効用  ・・・ (2009/07/19)


   最近、またもやダフリが出始めた。そこで月1回の定期点検にとインドアゴルフスクール「Suburiba」へ。最初のチェックで、直ぐに診断結果が出た。下半身が固まってしまっていて、上半身だけでスウィングしている。コースでも疲れが出てくるとこうなっているはずだ。

  テークバックでこれだけ右に移動してしまっている。続いて上半身がボールを打ちに行っているスタイルになっていた。
 また、左膝が内側に入ってしまっているが、これはむしろ、”がに股 ”状に左膝が外に出るように(その後は真っ直ぐ伸ばしてフィニッシュへ)
 こちらがフォローの写真。テークバックと比べても、かなり体がボール飛行方向に流れてしまっている。それがために、頭も流れてしまってボールへのヒットが毎回ブレ、ダフリ、トップ、という結果となって現れてしまっている。




 トップは、ややアップライトの傾向はあるが、注意してスウィングすると正しい位置に戻っているので、ラウンドする時も同様に、アップライトにならないように注意すれば大丈夫でしょう。
   
 ボールの先のターフを取るようなダウンスウィングをしようとしているが実際には頭から突っ込んでいた。(写真右)

 修正方法として、少しつま先を開いてみると良いと。心持ち膝を折りテークバックで右膝に、ダウンスウィングで左膝に体重を移動する。
 その際、つま先、特に左のつま先を開いていると、体重移動がしやすい。

 更には、左膝に体重が移ったのち、膝を伸ばして欲しい。つまり、左側の壁を作ってボールをヒットすると、ボールにクリーンヒットしてくれ、ダフリ、トップが無くなる。
   
 (写真右)は修正前。頭の位置に赤い縦線を引いてあるが、これだと完全に頭が飛行方向に流れてしまっている。

 (写真左)ダウンスウィングで膝を伸ばすと左側の壁が出来、頭の移動が押さえられ、クリーンヒットとなりやすくなる。


 余談ですが、実は私は内股なんです(笑)普段歩く時でも、1本線の上を歩く感じてスタスタと歩いています。今回のことでは、男っぽく、少しがに股 にするのがよさそうですね。
   
 その後:

 こちらは診断の翌週の写真。右ではまだスタンスも狭く、更に膝が内股になっている。

 そこで今一度リセットをし、今度はスタンスをやや幅広に、更につま先を広げるようにした。ようはガニ股です。これで下半身が安定しました。





 スクエアグリップのポイントは、真っ直ぐ立ってスタンスした際に左・股間前にグリップが来るように。(写真右)
 グリップは、右手が下になる訳なので右肩が下がっていて構わない。しかし右肩が前に出ないよう注意しながらスタンスして欲しい。

 プロのスウィングを見ると、スクエアにスタンスしているが、ヒットする瞬間にハンドファーストになっている。(写真左)この時フェースコントロールをしているのでフェースが開かないが初心者だと難しいだろう。

 ならばと初心者が最初からハンドファーストに構えるのも悪くないと思うとは古澤プロのお話し。




 ※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。


 下記写真は、FW,UT編(フェアウェイウッドはこう打とう!
「上体の突っ込みを抑え、ビハンド・ザ・ボールの形で打つ」より
 私のスウィングなんぞを見ても参考などにならないと思うので、こちらはパーゴルフの「ホームページ」から、伊澤利光プロのスウィングを写真で紹介します。

 さすが頭が、縦方向は勿論、横方向にも動かないですね。 






   数日前に届いたゴルフ雑誌、ALBA8月13日号に”ガニ股アドレス”の話しが出ていました。ちなみに下記、スウィング写真は、手嶋多一プロによるものでした。


  雑誌表紙をクリックすると雑誌ALBAのホームページにジャンプします。
 

 



<練習後記> 1つを直すと極端にそればかりをやってしまっています。今回の私の場合は、ボール先のターフを取るのだ、とばかりに地面を叩きに行くもので、頭から突っ込んでしまっていました。何ごとも、ほどほどにね!(^^;)

 続いて自分で気がついたのが、以前のホームコースのラウンドで、シングルさんに「グリーンまわりのアプローチの時のハンドファーストがざっくりの原因になっている」とアドバイスされたが、気がついてみると、すべてのアイアンでハンドファーストにしすぎたきらいがある。今は、今一度”スクエア”とは何?、と考えながらスタンスするようにしてみている。

 自分のイメージとしては、上のプロの写真右のように、スタンスした時に左股関節にグリップが来て、シャフトはほぼ真っ直ぐに地面に、という具合にしたいと思っている。また、従来のグリップはオーバーラッピングだが、ゴルフを始めた当初のようにインターロッキングにしてみたら、こちらの方が具合がよさそう。しばらくはこれでやってみようと思う。


 最近とみに思うことは、中部銀次郎の金言ではないが、やはりゴルフの基本は、グリップとか姿勢とかが大事。そこがしっかりと決まっていなと、あとを少々いじってみても、なんともならないのかもしれない。




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