306. 血管の老化ストップ&改善 ・・・ (2020/05/31)
5月16日(土)
テレビ・・家庭の医学スペシャル
血管の老化ストップ&改善スペシャルより
1.東京大学医学部付属病院の川杉和夫先生によれば、極度の緊張やストレスあるいは恐怖で血栓が出来る、と。実は人間の体は必要上からこうしたことに備えている。たとえば、太古の人類は狩りに行った際、ケガするかもしれない。そうした場合に体内に血栓を作り失血多量に備えているという。
2.人間の体にはt-PAという物質が血栓を溶かしてくれる。ではこのt-PAを増やしパワーアップする方法はあるのか。東京都健康長寿医療センターの原田和昌先生がそれを解説してくれた。先生は病院に通う際に早足で歩くことを日課にしているが、この時の血流がt-PAをパワーアップしてくれているという。
実はこの一連の流れを私自身が経験している。定年後2年目に港湾スタッフのミスにより船積時の私の所有する(まさに輸出しようとしていた)車が追突事故を起こした。こんな経験は始めてのことで、購入しお金も払ってくれていたアフリカの人にどう説明すれば良いだろうかと考えた。並行して、乙仲さんからお詫びと状況説明の連絡が入った。そこまでなら良いのだが、事故を起こした(加害者)側の代理人である保険会社(損保ジャパン)の担当が、なんとも横柄な口ぶりだったのだ。あたかも私を保証金をせびる悪業者のごとく扱った。憤慨した私は彼からの(固定電話器)受話器をたたき付け、切ってしまった。それでも、なんとも興奮が収まらなかった。
その後しばらくしたある日から、時々胸が痛むようになった。最初は自分の体に何が起こっているのか分からなかった。つまりこの時の状態は1でいうところの極度のストレスにさらされていたのだった。それまで心臓、血管疾患など経験はなかったが、心筋梗塞で入院することとなった。(心筋梗塞で入院 ・ 体験その1)
さて、話しは飛び、退院したあとの話しを。初めての血管・心臓疾患に、どうしたら再発しないで済むのかを本で勉強を始めた。この中で面白かったのは、男性は精力が落ちてくると防御力が落ちてくるのだろいう説明だった。なるほど、この時私、61歳、精力も落ちてきたのか、、、というい印象で思わず笑ってしまった。(良い加減の進め)
肝心なのは再発しない「からだ作り」はどうすれば良いのか?だった。まずは運動をすることで体重を落とすことから始めた。というのも、毎日、体重と血圧を測ってみると相関関係があることが分かったからだ。単純なもので、体重を減らすと血圧も下がるのだということが確認出来た。(肥満とストレスは万病の素?)
この時やった方法は2つ。1つは定年前のような3食をがっつり食べることは止めてランチを軽くすることにした。あとは、毎日早足で歩くこと(ノルディックウォーキング)を続けた。当時考えたのは、鼓動を早めることで血流を良くするということで、当時はまだt-PAが血栓を予防してくれるということまでは知らなかった。今回のこのテレビの説明を聞いて、この方法は正しかったことが裏付けられた。(t-PAという物質が血栓を溶かしてくれるが、このt-PAを増やしパワーアップする方法は、最低30分程度、毎日早足で歩くこと!だった) ・・
補足だが、コレステロール値も問題ないレベルを維持している。
不幸にして心筋梗塞を起こしたが、一病息災という言葉があるように、そこから学んで生活習慣を変えたおかげで、体力にも自信がついてきた。
補足ですが、いつまでも保険会社と未解決示談案件を継続していても仕方がないので、当時の担当の上司が詫びに来てくれたことで幕引きとした。
※ 参考(リンク)
・心筋梗塞に関係の深いストレス ・・・ あなたのストレス度チェック
・心筋梗塞の原因とストレス対策等
・心筋梗塞とストレス対策
・生活習慣や食習慣を見直し、肥満を防ぎ、規則正しい生活を送ることが大切