305. 高圧洗浄機の個人間レンタルを始めてみて ・・・ (2020/05/24)
高圧洗浄機ケルヒャーの個人間レンタルを始めてほぼ1月が過ぎる。自分としては高圧洗浄機についての基本的な情報を「こちらに」網羅したつもりだったが、分かる人は分かるが、分からない人は分からないということが分かった。(なんだか言葉の遊びのようで恐縮です)
レンタル開始後の4週間に2人の方に貸し出した。お二人とも30代の男性で、私の説明文だけで理解出来た様子。必要な(水道蛇口と高圧洗浄機を繋ぐ)ホースを自身で用意されていた。恐らく「こちら」外部リンク先にある取説も読んでいただいていたようだった。
かたや、残りのお二人は、私の説明を読んでくれていたのかどうか疑問。
その中のお一人、私同様シニアとおぼしき男性、外部リンク先の取説はおろか、私が書いた説明文すら読まれていなかったようだった。先方から頂いたメールに「(器材借り受け後)リュックに入れて自転車で運びます」と言う。ケルヒャーのK5という機種、細身のスーツケースくらいのサイズで重さも17kgあるのでリュックに入れ、加えて付属部品の入ったバックを含め自転車で運ぶのは、いくら同じ区に住まわれているにしても、無理、無理。万が一、転倒されケガでもされては大変とタクシー利用をお薦めしたが、お金をかけたくないと諦められた。私としては、ご本人側からキャンセルされ、正直ほっとした。というのも、単にお金を貰えれば良いと個人間レンタルを始めたわけではなく「使ってみて良かった」と言っていただけることを目指してのレンタル開始だったもので。
思い出したのは、養老 孟司氏の著書「バカの壁」にあった言葉だった。けして後者をバカだと言っている訳ではない。「バカの壁」にあったのは、言葉で説明さえすれば相手は分かると思うのは間違いだと言っていたこと。つまりは前述の言葉、分かる人は分かるが、分からない人は(説明しても?)分からないのだということだった。
これから夏場に向け、利用者の数が増えるとするならばどうするか。まずは自分でホームセンター2カ所に行って、正確なより詳しい情報を得ることから始めることに。そこから分かったのは、ケルヒャー社がなにゆえ、本体と水道蛇口を繋ぐホースを標準装備しなかったのか?ホームセンターにあった蛇口のサンプルを見て、なるほどと思った。種類がとても多いのだ。(以下写真参照)
ケルヒャー社そのものが、高圧水の噴射ノズルなど多くの付属部品を用意しているが、この水道蛇口とケルヒャー本体との接続ホースだけは標準添付されていないのだ。そしてご家庭の蛇口に合わせてご自身で用意ください、とある。ならば私も高圧洗浄機をレンタルする際はそれで良いと思っていたし、実際に借りていかれたお二人はこれで全く問題はなかった。しかし、分からないという人がいた以上、私自身が勉強し、対応策を考えてみることにした。
おおまかに分類し、対象を(台所の蛇口ではなく)屋外にある散水用の蛇口(写真下、左)に絞り込んで、どう接続したら良いのかをホームセンターに行き調べてみた。
当方の場合、洗車と植木の水やりように散水用ホースリールが接続されていたが、蛇口との間にスキマが開いていて水が漏れている状態だった。植木の水やりだけならまだしも高圧洗浄機を繋ぐには十分な高圧が作れない可能性がある。まずはここを改善することにした。 |
ネットで”蛇口ニップル”を検索すると、こんな具合にいろいろな種類のものが表示される。この中のどれが自分のところの蛇口に適合するのかは、さすがご自身で判断していただくしかなさそう。(もしくは写メを取ってホームセンターに持参し、担当者に見て貰うのも良いかも) |
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散水用ホースリールの片端から水が漏れないよに蛇口に繋ぐにはこんなアダプター(ネジ付き蛇口ニップル)が売られているので”付け替える”ことにした。これでホースと蛇口とのスキマがなくなった。 |
シンプルに水道ホース切り口を繋ぐのなら水圧でホースが抜けてしまわないように”ホースバンド”を付けておくと良い。 |
借り手自身が水道接続ホースを用意出来なかった場合のために(借りたは良いがホースがなくて使えなかったというケースをなくすべく)私の方でもホースを2タイプ用意してみた。 |