286. 自分の身に起きたことは全て「自分」の責任
・・・ (2019/10/06)
Livedoor時代の堀江貴文という人については、感心もなかったので特にどうとも思っていませんでした。オヤ、この人結構良いことを言っているなと思わせられたきっかけは書店で平積みしてあった「堀江氏の本」を読んだことから。なんだかLivedoor時代のきらびやかな印象とは別に、氏の話にはかなり合理的な考え、的を射た発言でした。その後しばらく間が空いていたのですが、厚生労働省の村木さんが逮捕され、無罪となるまでの経緯を「村木さんが書かれた本
」で読んだあたりから再び堀江貴文氏の本を読み始めました。
村木さん同様に逮捕、収監された堀江貴文氏はどう戦ったのだろうかと興味を持ったから。どうやら本人は無罪と思っていたようだし、また罪を問われるにしても執行猶予がつき実際に刑務所に収監されるとは思っていなかったようですね。 私が興味を持ったのは、その後なんです。
日本の裁判にはとても長い時間がかかるのが一般的。私の推測なのですが、堀江氏は戦うことに費やす時間を考えたら、さっさと刑期を終え、若い自分の今、時間を有効利用した方がベターと考えたのではないかと。彼の本の中に「人は記憶なんて短いもの」と書かれていましたが、実際にその通りになっています。民間ロケット打ち上げ企業に支援をしたり、幅広く活躍している様子。また、私も5〜6冊読みましたが、刑期を終えた後、執筆した本も多数あります。こうした行動は、もしかしたら「自分の身に起きたことは全て自分の責任」と受け止めていたのではないかと感じました。