139.男の体力 ・・・ (2007/08/05)
「男の体力」と言っても、精力の話しではない。当然、ゴルフにおけるスタミナというお話し。
ホームコース「栗橋国際CC」は河川敷、陽射しを遮る林もなく、夏場の暑さはひとしお。健康維持にと思ってやっているゴルフでお陀仏になっては意味がない。(70歳のゴルファーさん曰く、ゴルフ場でこの世とおさらばした友人は4人程いるが、内3人は夏に起こしている、とのこと) 秋風が吹くころまでは、ホームコースとは、しばし遠ざかることにした。
そんなことで代わりにと、先週末は、千葉のショートコースへ行ってみた。この「コース」なら林間コースだし、ほとんどがフラットなので、たとえ夏場でも、まだ楽だろうと思ってのことだ。
土曜パックを利用すれば、5,000円で45分の打席練習、9ホールを2回、さらにはランチまで込み。そんなことで、ゴルフを始めた頃はちょくちょく行って練習をしていたのを思い出してのこと。
ところがである、このショートコースへ行った翌日の日曜日、体が欲しているのか、朝食事をしたら眠くなり、また昼を食べたらまたお昼寝、夜もテレビを見ていたら眠くなり、早々に就寝した。昨日プレーしていた時は、さほど体力的に堪えているとは思っていなかったものが、結構ボディーブローのように効いてきていたのかもしれない。
この日も万歩計をつけていたので、前日の歩数をチェックしてみたら、なんと1万歩も歩いていた。ショートコースなので、徒歩でのゴルフは当然なのだが、1万歩も歩いていたとは思わなかった。(なぜなら、以前「越谷ゴルフ」の吉川コース(6150ヤード)18ホールを手引きカートを引っ張って徒歩で周った時が、確か1万2千歩〜1万3千歩だったので)
※ 補足(歩測?) 内原カントリー倶楽部(茨城県・6382ヤード)は林で仕切られたフラットなコース。ここはカートがありませんが、万歩計で計測した結果は、18000歩でした。暑さにバテて、テレテレ歩いていたので歩数が多めだったのかも、、、。 それにしても疲れた〜。(2007/08/10)
世の中には、高校球児のように、真夏の暑い盛りに野球をやっている少年達もいるのに、である。多分、彼らは、エネルギーが体内からどんどん沸いてきて、過酷な夏の野球にもへばることがないのだろう。そこで以前見た年齢と体力の図を思い出した。
この「反復横とび」能力の年齢別のグラフを見ると、年齢とともに体力がどう落ちてくるかが良く分かる。
まず女性と男性の比較で見ると、女性は10代から40歳くらまでなだらかに変化するのに対して、高校球児に見るように男性の場合は17歳あたりがピーク、で19歳あたりを境にゆるやか〜に下降を始める。そして45歳前後から体力の下降曲線が"急に落ち始める"。
ゴルフで、「最近ドライバーの飛距離が、、、」などと言い出すのもこのあたりなのはこうした体力変化とも符合する。
さて、引き続きこのグラフを眺めてみると、なんと男性50歳の体力は高校球児の足元にも及ばずは勿論のこと、10歳そこそこの少年程度しかないのだという。
老化とか体力と言ったことは、個人差の大きな領域なので、画一的には論じられないのだろうが、傾向としては、このデータ通りなのは、いなめないだろう。
とまあ、半ばいい訳的な説明になってしまったが、シニアと呼ばれる領域に自分も入ったと自覚したならば、好きなゴルフも、体力を付けながら無理をしないでやることだろうと思う。
都会のへなちょこゴルファー(50歳からの手習いゴルフ、管理人)より ・・・ ただ今、57歳と6ヶ月
<ご参考> 還暦を過ぎてから、こんなトライアル(4日間、108ホール、チャンレンジゴルフ)をされた方も。
★ 余談ですが、、、
シティ・スリッカーズ City Slickers (1991年)
都会のへなちょこ、と言って思い出した映画がありました。シティ・スリッカーズという映画。ニューヨークに住む3人の中年男、ミッチ、フィル、エド(Billy Crystal、Daniel Stern、Bruno Kirby)が主人公。
ミッチはまもなく39歳。仕事に意欲を失ってきていて何事にもネガティブ。そんな仲間がミッチの誕生日に集まってくれ、誕生日のプレゼントにと、カウボーイ体験ツアーに参加しようと誘う。行こうかどうしようかと悩むミッチに、なにかにつけてネガティブな夫に嫌気がしてきていた奥さんが、家庭のことは忘れて友人と旅行をして笑顔を取り戻してきて、と助言する。
友達も、同様に悩みを抱えている。フィルは浮気がばれて、奥さんに追い出されたばかりか義父の経営するスーパーも解雇される。プレイボーイのエドは若いモデルと同棲を始めていた。
参加した体験ツアーで本物のベテランの老カウボーイ、カーリー(Jack Palance)に出会った。都会のへなちょこ男たちは、カウボーイとしては役立たずだったが、様々な経験を通じて新しい自分を発見していく。そうこうしている中、旅の途中にもかかわらず、リーダのカーリーが突然心臓発作で死んでしまう。それでもなんとか旅をつづけていたのも束の間、残ったカウボーイと揉め事を起こし、逃げられてしまう。残されたのは牛追いには素人集団。ツアー参加者のほとんどは、牛追いを諦める。しかし体験ツアーが彼らに何か変化を起こさせていたのか、なんと都会育ちのへなちょこ中年男たちは、一大決心をし、たった3人で牛の大群を率い、ついには目的地への旅を完了させてしまう。旅を終えた彼らの顔は、以前とは見違えるほど、凛々しく変化していた。
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★今でも入手可能でした。(楽天で800円前後で買えました)(興味ある方は、左の写真をクリックすると、ショップにジャンプします)