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参考書籍 その5 (2022年5月〜  ) 

 その1は「こちら」 その2は「こちら」 その3は「こちら」 その4は「こちら」  その5は「こちら」

 
上達の秘訣?
それは猛練習あるのみ。

エルズワース・バインズ

 ゴルフ関連書籍には、ゴルフのレッスン書とゴルフ愛好家へのメッセージ本がある。いずれも読んでいてとても楽しくさせてくれる。

今回はちょっと毛色が違いますが、ゴルファーにとって、とても参考になりそうなお話しだったので、ご紹介させていただきます。



亡くなる18日前にもゴルフをされていた人のお話です


 今回ご紹介するのが「こちら」の本。「 家で死のう!」 萬田 緑平 医師著だ。

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 タイトルから見て推測出来るように、この本のすべてがゴルファーに対して書かれているものではありません。ゴルファー向けに書かれているのは以下の4ページですが、出来れば本すべてを読まれた方がいいですね。

 






 こうして人生の最後をゴルフで時間を過ごす。これは病院にいたのでは不可能なことで(そもそも医者が認めてくれない)、緩和ケアの可能性を理解している医師の指導のもとでしか出来ないことでしょう。

 私が、母の介護のことで後悔しているのは、「家に帰りたい」という本人の希望を、病院の医師が認めてくれなかったという理由であきらめたこと。この本を読んで複数の選択肢があることが分かったので、今なら、余命1月が、たとえ1週間と短くなったとしても、本人の希望を叶えてあげただろうと思う。

 実際には(この本によれば)、自宅へ戻ると希望が湧いてくるからか、明るくなるようです。俗にローソクの炎が消えるように、との言葉がありますが、たとえ短い時間であっても充実した時を家族と過ごせた人は、一瞬ローソクの炎が明るくなり、にこやかにこの世での人生を終えることが出来るようです。

 私なら(現在73歳)、点滴をしながら病院のベットに寝て、虚ろな目で天井を見つめて最後を迎えるより、ぜったいこっちが良いなぁ〜。





こちらは映画でのお話しです。

 こちらの映画、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという名優二人が主人公の映画で、日本語タイトルは「最高の人生の見つけ方」でした。

 モーガン・フリーマン演じる、自動車整備工は人生の多くをオイルまみれになって自動車を整備してきた。その彼が末期癌と医師に言われ気落ちしているところで、たまたま入院先で我が儘な大金持ちと出会った。

 二人とも末期癌と知っているので、人生最後をどう過ごそうかと考え、二人が見つけた結論は、「好きなことをやってから死ぬ」というもの。
 そこで死ぬまでにやっておきたいことのリストを作るのだが、これが英語ではバケット・リストと呼ぶようだ。

 映画の終盤、ワイシャツに血が滲んできたモーガン・フリーマンがホテルの部屋で着替えようとした際に、体に貼り付けてある麻薬注入用のカテーテルが目にとまる。末期癌の痛みを軽減させ、自由に行動が出来るようにとの医者の配慮から施術されたものだった。

 ああそうなんだ、痛みさえ取って貰えば、まだ自由に動けるのだ、と私が理解した1シーンだった。 





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