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参考書籍 その5 (2022年5月〜  )   
 その1は「こちら」 その2は「こちら」 その3は「こちら」 その4は「こちら」 

  そして、亡くなる18日前にゴルフをされた方のお話しはその6は「こちら」

 
上達の秘訣?
それは猛練習あるのみ。

エルズワース・バインズ

 ゴルフ関連書籍には、ゴルフのレッスン書とゴルフ愛好家へのメッセージ本がある。いずれも読んでいてとても楽しくさせてくれる。




  淡々と生きる 100歳プロゴルファーの人生哲学 内田 棟 著 (集英社新書)  770円

 私がゴルフを始めたのが53歳の時、つまり1961年でした。そんなことで、ゴルフの歴史上有名な方のお名前など知らぬままでした。今回あらためて図書館でこの本を見つけ読んでみました。本のサブタイトルに100歳ゴルファーとあったがこの本が出版されたのが2016年、果たして2022年の今でもご存命なのか気になって調べてみたところ、PGAのホームページに以下を見つけました。
 
 内田棟氏 大正、昭和、平成、令和と激動の時代を生き、102歳でプロゴルファー人生を全うした内田棟(うちだむなぎ)氏が2019年7月23日に、長野県北佐久郡の自宅で、老衰のためご逝去されました。2016年に日本プロゴルフ界初の100歳プロゴルファーとして、功績と貢献が認められ、同年日本プロスポーツ大賞においてスポーツ功労者文部科学大臣顕彰を授与されました。慎んでお悔やみを申し上げます。


  出版した集英社のホームページによれば、

 著者の内田 棟(うちだ むなぎ)氏はこんな略歴の方でした。
1916年長野県軽井沢生まれ。プロゴルファー。日本プロゴルフシニア選手権で3位。ホールインワン5回達成。66歳と94歳で二度のがん手術を受けるも、95歳で日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会関東予選出場を果たした。

  また、出版社によるこの本の紹介はこんなでした。

 田中角栄、白洲次郎、多くの著名人が慕った日本最高齢のプロゴルファー。人生の極意を語る!
 日本のゴルフ文化の礎をつくったと言われる白洲次郎、小寺酉二に薫陶を受け、名門・軽井沢ゴルフ倶楽部に勤務した著者は、日本最高齢100歳のプロゴルファー。10歳でキャディーのアルバイトを始め、独学で身につけたゴルフ技術が評判となり、田中角栄、佐藤栄作など各界の著名人にゴルフレッスンしてきた。55歳でプロテストに一発合格した、遅咲きのプロゴルファーは今でも毎日150球のパター練習を欠かさない。「仕事ができる人間はゴルフでムダ口をたたかない」「基本こそすべて」など、人生とゴルフの真髄をあますことなく語る。


  PGAの訃報欄に氏のプロフィール紹介がありましたが、こんな内容でした。

 大正5年(1916年)長野県軽井沢生まれ。10歳のときに、旧軽井沢ゴルフ倶楽部でキャディのアルバイトをしたことがきっかけで、以来ゴルフ一筋の人生を歩んできた。仕事について10年後、徴兵され軍隊に入る。終戦後、再び軽井沢ゴルフ倶楽部で働き、師と仰ぐ小寺酉二氏のもと、ゴルフ場のコースメンテナンスを学び、従業員となる。

 55歳の時、PGAに入会してプロゴルファーとなった。それは、息子の内田袈裟彦(故)がプロになってから10年後のことだった。袈裟彦は1988年PGAシニアツアー初代賞金王に輝いている。さらに袈裟彦の息子もPGA会員として活躍する3代続くプロゴルファーの家系でもある。

 2016年には日本プロゴルフ界初の100歳プロゴルファーとなったが、当時も年間50ラウンド以上ゴルフをプレーしていたことから、その姿が、まさにゴルフが年齢を問わない「生涯スポーツ」であることを体現しているものとして、その功績と貢献が認められ、同年、日本プロスポーツ大賞においてスポーツ功労者文部科学大臣顕彰を授与された。




  誰も書けなかった ジャンボ尾崎 [ 金子柱憲 ]  1800円

 こちらも同様に私がゴルフを始めた1961年当時、既に有名で私でも名前は良く知ってはいたが、そのイメージはロールスロイスを乗り回し、態度もデカイし、初心者ゴルファーの私には雲の上の存在で良く分からなかった。今回あらためてジャンボ尾崎のチーム(軍団と呼んでいる)の仲間である金子柱憲(かねこよしのり)氏が尾崎プロの弟たち、息子、トレーナーからキャディまで話しを聞いて周り、あらためてジャンボ尾崎なる人となりを紹介している。この本を読んで、あらためてジャンボ尾崎の偉大さと、結構良い人なんじゃないかなという印象だった(笑)

   こちらは出版社がまとめたこの本の内容

  ゴルフ界のカリスマ、ジャンボ尾崎。通算113勝、賞金王12回。その強さを裏付ける記録を上げたらきりがない。そのジャンボは同時に優れた指導者であった。しかし、ジャンボ尾崎について記した書籍はほとんどない。ジャンボ公認の本はない。なぜなら、ジャンボが生涯現役を貫いているから。「長年、俺や軍団を見てきたお前ならいいよ」と初めてジャンボの公認を受けたプロゴルファー金子柱憲。この本は、ジャンボ軍団を内側から見つめてきた金子柱憲が、近しい人々とともに総帥ジャンボの知られざる素顔と揺るぎないゴルフ理論を描いたファン必携の本である。「勝負にこだわらなければ競技者ではない」という勝負師のジャンボ。「ボールを打つばかりでは悪い部分は直せないよ。形ばかりは気にするな」と子どもたちに体の重要性を説く指導者のジャンボ。全米女子オープン優勝の笹生優花や原英莉花などのジュニア育成を志す指導者にも貴重な1冊になるはずだ。

 


 

 

 


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