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3.参考書籍 その2(2006年1月〜  )    その1は「こちら」 その3は「こちら

 
上達の秘訣?
それは猛練習あるのみ。

エルズワース・バインズ

 ゴルフ関連書籍には、ゴルフのレッスン書とゴルフ愛好家へのメッセージ本がある。いずれも読んでいてとても楽しくさせてくれる。

 New !ゴルフ三昧ロングステイ icon」 季刊「羅針」編集部/編 イカロス出版 1,570円

  ゴルフ好きの人は皆思うもの「定年を迎えたら、思う存分ゴルフがしたい」と。移住までの覚悟をしなくても、今は多くの国で3ヶ月間の観光ビザでの滞在を認めてくれています。昨今の年金問題に見るように、実際に貰える年齢になっても、日本で暮らしたら、そうそうゴルフばかりしていられなくとも、海外の国によっては、貰える年金の範囲で、日本にいるよりも、ずっとマシな暮らしが出来ることも。

 この本では、ハワイやオーストラリアのゴールドコーストだけでなく、もっと物価の安いタイはマレーシアの事情についても、現地にロングステイしている方の家計簿を拝見させてもらい、自分に当てはめてみることが出来る。(関連はこちらへ

 New ! 「あがってナンボ」のてげてげ人生論 icon」 横峯良郎/著 小学館  1,050円

  タイトルを見て分かるようにゴルフの本ではないが、著者は有名な横峯さくらプロの父親。書かれている内容は、鹿児島から、何の経験もないのに女子プロ二人を育てた横峯パパが書いた、彼の生き様。読んでいて考え方がとても明快だし、とても楽しく読める本。
  本の終わりの方で「全美貞」の3連勝といったつい最近の出来事を例に上げて、ゴルフ協会への課題を指摘していたので奥付を見てみたら、出版が6月13日と出たばかりだということが分かった。

 New ! 写真でわかるゴルフ・ルール icon」 水谷翔/著   西東社   1,050円

  いままで何冊かルールブックは買ってみたが、たまたま書店で見たこのルールブックに勝るものはなかった。カート道に落ちたボールの処理などは、文章で読むより写真で見た方が数段分かりやすかった。


 New ! 書斎のゴルフ 15号 icon16号 icon ダイアプレス刊 各号 1,200円

 このホームページ向けにも寄稿してくださった山口信吾さんが執筆されているとお聞きし、購入してきた。写真左の15号では「愉しく、無理なく、80の壁を破る」、16号では「飛ばしに挑戦し息ながく上達しよう」を執筆されている。

 山口さんの意見、アドバイスが貴重なのは、ご本人はゴルフのプロではなく、ついこないだまでは我々と同じ普通のサラリーマンだった点だ。

 New ! 今の技術で100を切る! icon」 新井真一/著 高畑好秀/著 高橋書店 1,155円

  今レッスンに通っているが、上達という意味ではこれがベストチョイスと思います。しかしレッスンを受ける機会がない、もしくは人の指導を受けるのは苦手、といった人にはこの本はベストチョイスかもしれない。違うのは、レッスンでは課題はインストラクターが見つけてくれるが、本の場合は自分で見つけなければならない。
  その意味で、日頃ラウンド時の記録を残すと良いだろう。そしてその記録に基づいて、問題点に対する対処法をこの本から見つければ良いだろう。
 この本はそんな人に向けて上手く作られている。まず基本の指導・解説が。次に「心理的課題」に対する考え方の整理。また自宅でチェックという部分もあり、タオルを使ったりして家の中でも出来るレッスン解説が出ている。

 New ! シングルになれる人の生活習慣 icon」 梅本晃一(著) ゴルフダイジェスト社  900円

 とても参考になる本。まずやさしいゴルフにするためにゴルフを「技1・頭4・体5」の比率に分けてその対処法を解説してくれている。一般にゴルフ解説書ではメンタルとして扱うので難しくしているのが、この本では、メンタル面での落とし穴に嵌らないよう頭で考える冷静な、また理論的な対処法をアドバイスしてくれている。
 体についても、練習場でのボール打ちだけが練習法という考え方をしていない。日頃の生活の中で体つくりを考えている。若い時に始めたゴルフであれば100切りが簡単であったであろうものが、シニアでゴルフを始めると、それが難しいのは、ひとえに柔軟性と俊敏性の問題。ならばこそ、タイトルにもなっている「生活習慣」から捉えた体作りが、単にゴルフのみならずシニアの健康な体作りとして大事なのだ。

 New ! 清元登子魂のレッスン icon」 清元登子 (著)  ゴルフダイジェスト社  1,575円

 「プロより強いアマ」として活躍の後、1974年プロ転向し優勝7回を達成。自身が技術的に卓越しているだけでなく、指導者としても優れたものを持ち、6年連続賞金女王を獲得した不動裕理プロ、更には昨年初の賞金女王に輝いた大山志保プロなどを育てたのも清元氏。

 読んでみると分かるが、指導がとてもシンプル。我々アマチュアにもとても分かり安い。私も沢山のゴルフ本を読んできたが、過去読んできた本の中でもゴルフレッスン書として一押し。

 New ! 映画「ありがとう」 「50歳夫婦割り」を利用すれば二人で 2000

 ご存知、古市氏のストーリー。阪神淡路大震災が起こるまでは街の写真屋さんのご主人。街の復興と自分の復興を重ね合わせ、60歳を前にしてゴルフのプロになることを決意する。

 特撮・CGを使った震災シーンは圧巻。自分の身にこうしたことが起きたらと、真剣になってみることでしょう。そして復活への歩み。そんな中でゴルフプロを目指すことを決意する。そしてプロテストへと話が進む。結果、古市氏はプロになれるが、なったのは彼の応援者である、震災被害者達が背中を押してくれたからだろう。
 なお、この映画はゴルフのレッスン映画ではないので、ゴルフ自体にあまり過度の期待を持ちすぎないほうがいいですね。

  New ! 『実戦パッティング厳選8レッスン』 500円 

  トッププロが教えるゴルフの基本 icon」 この一冊で必ず90は切れる!実業之日本社・編  500円 

  以下は出版社、実業之日本社のホームページにあったこの本の解説。とても的を射た説明だったのでそのまま紹介します。
 「ゴルフの基本をわかりやすくまとめたレッスン書が、なんと500円で登場です。ドライバー、アイアン、アプローチ、バンカー、パット……ゴルフのすべてのショットをカバーして256ページの大ボリューム、全テーマを写真でビジュアル的に解説した技術論、この内容で500円はぜったいオトク。スライスに悩む人も、飛距離をもっと伸ばしたい人も、この一冊をしっかりマスターすれば90を切る日も近いはず!」 

 ゴルフが上手く行かなくなった時、頼れる本が何か1冊あると便利でしょう。

 「中部銀次郎ゴルフの流儀 icon」 杉山通敬 著 日経ビジネス人文庫 700円

 「私はなかなか、90の壁が破れないのだけれど、どうしたら敗れるようになれますか?」との質問をした人に、中部銀次郎は「使命感が不足しているからじゃないですかね」と答えたという。使命感とは「精一杯のプレーを謙虚に全うすること」なのだそうです。ん〜ん、確かに私などは18ある1つ1つのホールを全う出来ているかと言われると辛いですね。先へ先へ行こう、ということだけを考えてしまっていますから。いつ読んでも、中部銀次郎氏のゴルフに対する姿勢に頭が下がる思いです。

 

  ※この本ですが、どうやら2004年10月に出版されたものを、文庫本として再度発行したもののようです。

 「小娘たちに飛距離で負けないための授業 icon」 物理の力で宮里藍を抜け!八木一正/著 ゴルフダイジェスト新書  900円

 ゴルフ場内のゴルフショップに来ていた中年の人が「自分は宮里藍とヘッドスピードが同じなんだけどねぇ」と言いながら、ブリヂストンのドライバーを眺めていました。その人の心境にぴったりなタイトルがこの本ですね。さっそく購入して私も読んでみました。
 学者の書いた本らしく、間違った常識にとらわれている迷えるゴルファーを救ってくれるような詳しい説明でした。この本全体が4章からなるのですが、1〜3章まではその説明。そろそろ飽きてきたところで4章からが「ならばどう練習したらいいの?」が書かれています。お急ぎの方は、この4章から、更に結果を急いで得たいとお思いの向きには4章の中にある「課外実習・練習法」を先に読んでもいいのかも?

  写真左、「サムライカントリー」は若い世代向けのゴルフ無料雑誌。無料といっても内容は豊富で、ゴルフファッションあり、ゴルフギア情報あり、またプロゴルファーインタビューあり(本号では、古閑美保)で思い白い。

 写真右は女性ゴルファー向け無料雑誌「Golf Woman」。ゴルフをメインにした海外旅行、勿論そこにはショッピングから食事、スパ情報までが盛り込まれている。ゴルフギアについての情報もあるが、一般ゴルフ誌(つまり男性用?)に比べると、性能などについてのこだわりはない。

 

 

 「悠々として急げ」  中部銀次郎  日本文化出版  1,580円 (2002年05月)

     トップアマがどれほどの努力をしてトップでい続けることが出来たのか。その努力の軌跡がここにある。更に、その過程で得た「真理」をまとめてくれている。その最大のものがゴルファーの欲。中部銀次郎いわく、

  ハンディ次第ではティ・ショットにドライバーは要らない。3、4番ウッドで十分である。それでハンディ通りのゴルフが出来るようになったら使うクラブを考える。こういう考えができる人が、進歩するのがゴルフなのだ --- と私は信じている。

  「わかったと思うな」 中部銀次郎ラストメッセージ ゴルフダイジェスト社  1,575円 (2001年2月)

   一般のゴルファーが悩むであろう項目はすべてここに回答がある、と思っても良いかもしれない。以下は本の帯に書いてあったもの。

 どうもゴルファーの多くは技術に頼りすぎる。技術さえ身につけさえすればナイスショットが打てるし、スコアも縮まるものだと思ってますね。しかしそうではないことを知ってもらいたかった。ナイスショットは心が平静なときに出る。何のこだわりもない、不安や欲や虚栄の一切ない、心が無の状態。そのときこそナイスショットが出る。それも自分でビックリするようないいショットが打てるということを知ってもらいたかった。

 中部銀次郎 三好 徹 「ゴルフの大事 icon」 ゴルフダイジェスト社  1,575円 (2006年1月)

  この本は、三好徹が、中部銀次郎に論戦を挑むような形の対談で構成されている。読んでみると、恐らくは中部氏の理論に賛成しかねるであろう人々の考えを三好氏が代理して言っているように思える。そうは言っても、、と異論のある人は、この本を読んでみると、疑問が払拭されるかもしれない。

  人によっては、中部氏の言葉を「そっけない」という人もいるようだ。確かにそっけない表現もあるが、原理・原則は案外シンプルで、そっけないものなのかもしれない、と私は思っている。

  中部銀次郎 「もっと深く、もっと楽しく icon」 アマチュアのためのゴルフ聖書  日経ビジネス人文庫  560円 (1991年5月)

 いままで読んできた中部銀次郎の本の中では、もっとも技法について書かれた本だと思います。これを読めば、世の中ほとんどのゴルファーが抱えるトラブルの解決策が見えてくるかもしれません。

 (以下、あとがき、より) 限られた条件の中でどうしたらいいゴルフが出来るか−−−が、アマチュア・ゴルファーの最大の関心事となるわけですが、その点で、わたしは自分が知るだけのそのコツを本書で解説しているつもりです。ゴルフは、ただボールを打っているだけでも楽しい遊びです。が、いいスコアがマークできればできるほど、ゴルフは難しくなってくる反面、楽しさも深くなってきます。

  「中部銀次郎ゴルフの極意 icon」 心のゲームを制する思考  杉山通敬 著 日経ビジネス人文庫  680円 (2005年6月)

  どうも中部銀次郎の世界にはまってしまったようだ。既に中部氏の本を3冊読んだ。内容は重複する部分があるが、それでも参考になる。次に読みたい本も決まっている(上)。

  今回感心したのがこれ。アマ名人、中部銀次郎にも苦手なものがあった。「朝1番ホールのティーショットとバーディーパット」だそうだ。で、ミスに対する考え方が良いですね。「ゴルフはね、起こったことに対して鋭敏に反応しちゃいけないんだよね。やわらかく、遣り過ごさないとまずい」という。 こうした言葉、1つ、1つに感心させられている。

 「中部銀次郎ゴルフの神髄」 新編もっと深く、もっと楽しく  日経ビジネス人文庫

               中部銀次郎/著    日本経済新聞社 刊   700円  (2003年10月)

 恐らくは私の世代でしたら、中部銀次郎氏を知ったのは、かなり前なのだと思います。しかし私がゴルフを始めたことそのものが50歳を過ぎてからでした。

 ゴルフ関連書籍は多数読みましたが、その中で最も印象深かった本の1つが、中部銀次郎氏の本でした。彼の意見は「そっけない」との評もあるそうですが、案外本質を突いた意見は「そっけない」意見なのかもしれません。しばらくは中部銀次郎の世界を楽しみたいと思っています。

 「 中部銀次郎ゴルフの心 icon」 技術でもなく、道具でもない  杉山通敬 著  日経ビジネス人文庫 619円 (2004年2月)

 ゴルフのスコアアップに寄与する項目の中でメンタルな部分が一番多いという。メンタルとなると、練習場で練習しても会得出来ないかもしれない。そんな時、多くの人は何をしたら良いのか分からなくなるだろう。もしくは、一部の人は「メンタル、、、」といったゴルフの解説書を探すだろう。しかし、この本を読んで思ったことは、もしあなたがメンタルな面を強化したいと思うのなら、読むべき本は「これ」が一番だということ。


 江連忠新モダンゴルフ 3 icon 江連忠(著) 山中賢介(作) 沼よしのぶ(画) 1,260円(税込)

 週刊ゴルフダイジェスト誌に連載されているものをまとめたもの。すでにこれで3巻となった。読んでみると、マンガで描かれているお陰で読みやすいが、内容は江連プロのアイデアだけに奥深いものがある。

 私は昨今漫画本は一切読まなくなったが、これだけは別。楽しみながら、自分のゴルフについて考えさせてくれる参考書だ。

  
 振るだけで10打縮まる「ぴったりクラブ」の選び方 icon 山口信吾/著  日経ビジネス人文庫 730円

 右写真の本や「定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう 」を書かれた山口さんの最新刊。一般にゴルフ歴の長い人は、そのゴルフ人生の中で、幾度と無くクラブのことで悩み、新しいクラブセット購入にチャレンジし、一喜一憂してきたことでしょう。

 著者もまさにそれを実践してきたようで、そこから学んだことがこの1冊になっています。著者は評論家などではありませんのでメーカに気兼ねすることなく、ずばりと指摘している

 

ところがあります。ゴルフクラブにこだわりを持つ人は、読んでみるときっと楽しめることでしょう。

 
 「100を切る!出直しゴルフ60のヒント icon」 日刊ゲンダイ特別編集
                                       大東 将啓 著  徳間書店  780円   

  ゴルフ簡単シリーズ第6弾がこの本。私自身がそうだが、100切り前の人は、基本が理解出来ていない部分がある。例えば、つま先下がりでのショットは?など。私はこの本の使い方を「辞書」と位置づけて見ている。前述のつま先下がりのショットでミスをした時など、早速この本を開いてみると、当然のことながら第3章セカンドショットのところに「つま先下がりはベタ足で、、、」という項目が用意されている。あとはその解説を読めば基本形が理解出来る。

 「45歳からゴルフコースに出る!」 菅野有子プロのファンダメンタル・メソッド 政岡としや 著 PHP研究所 1,470円

 実写とマンガを組み合わせた表現で分かりやすい。また模範プレーをやっているのが女史プロなので、この本はゴルフを始める奥様へのプレゼントに良いだろう。

 ちなみに現在は在庫がないが、インターネット書店のアマゾンなら、古本を購入することが出来るので、どうしても入手したいという人はそちらをあたってみるといいだろう。

 ←左  「オーストラリアで見つけたゴルフの極意30 icon」 岡村徹 著 東洋経済新報社 1,575円
  朝日新聞で出版関係のお仕事をされてきて、定年退職した著者が実際にオーストラリアで受けたレッスン体験をもとに書いている。シニア向けに、レッスンテキストとしてアプローチなどのポイントがまとめられている。ただ、せっかくオーストラリアまで行かれたのだから、ゴルフにまつわる環境といった背景も含めてあれば、読み物としてもっと面白いものになったような気がする。

          「Golfing Westralia icon」  川上 義正 (著) 新風舎 (2006/12) 価格: 2,100円 右→  

  仕事をリタイアした後、オーストラリア・西オーストラリア州内にあるほとんどのゴルフ場を回った川上さんが、それらを1冊の本にまとめたもの。(こちらは著者、現在は八王子に在住とのこと)

  「非力のゴルフ 小さくても老いても飛ばせる icon」  橘田規 /高松志門 著 光文社 刊、文庫 539円

 ゴルフの解説書は一般にプロのスイングを模範として、このように振れと指導するものが多い。ところがこの本は、アマチュアにはアマチュアのやり方があるだろう。第一、体つくりをしていない、練習量も取れないアマチュアに同じことが出来るはずがない。こうした前提で"ならば何をやったらいいのか"を教えてくれるのがこの本。
 以前のようにドライバーショットが飛ばないとか、以前良かったアイアンの方向性がイマイチ、などとお悩みなら、今の体力に会ったやり方をしてみることで、もう1度復活できるかも。文庫本で背広のポケットに入れて持ち歩けますので、通勤時にでも読んでみられるといいかも。

  「GolfDigest best places to play」 こちらも2006年ゴルフフェアでのアンケートに答えて入手したもの。アメリカ各地のゴルフ場のランキングが★マークの数で表示してある。ミシュランのゴルフ場版のようなものかもしれない。

 こちらも「関連ホームページ」があるので、興味のあることは見てみられると良いでしょう。

 

  「GOLFERS GUIDE TO IRELAND 2006」 2006年ゴルフフェア会場にて配布していたのがこのガイドブック。右の、山口氏のリンクスゴルフのお勧めを読みながら、並行してこのガイドブックで見ていくと、それだけでも十分楽しめる。

 関連ホームページがあるので、「こちら」も参考にしてみてください。

ツアーテンポ 耳で覚える! icon」 プロのスウィングリズム  江連忠著 /ジョン・ノヴォセル執筆 宝島社 刊 2,415円(税込)
 

  「 騎士たちの一番ホール icon」 不滅のゴルフ名言集  夏坂 健 著 日経ビジネス人文庫 649円(税込)

 文庫本1冊でこれほど楽しめる本は少ないかもしれない。電車で移動中、ランチの後でコーヒーを飲みながら、など短い時間に1項目づつ読んでいけば良いだろう。必ずどこかの項目に、あなたが頷く話があるはず。

 例えば、「要は何歳から始めたかではなく、いかに濃密に練習するか、頻繁にプレー出来たか、練習法が正しかったか、これらが問題なのだ。」
            
  ロバート・ディクソン  1967年度全米アマチュア選手権覇者

 「ビジネスの神様がゴルフ語で語る18のノウハウ icon」 ドナルド・マクヒュー 、五十嵐 哲 訳 小学館プロダクション 1,260円

 基本は、ゴルフ語でビジネスを語っている著書であって、ゴルフそのものの解説書ではない。しかし以下のような言葉はゴルフにとっても含蓄ある言葉だ。

 「ティーアップするときはビジョンを持つべし」 「リーダーなら常にボールから目を離すな!」 「ヘタなプレーヤーほど自分のミスを受け入れない」 「成果にはナイスショットと声をかけるべし」 「一人ではプレーできないことを知るべし」 「たとえ今日がダメでも明日のプレーを期待すべし」 「決断に迷ったときのショットは、必ずと言っていいほどミスにつながる」

 「ゴルフの神様 icon」 夏坂健 著、講談社文庫 価格  680円 (税込)

  裏表紙に「何より"人生にゴルフのある幸せ"を教えてくれる」とあったが、まさにこの本はそんな1冊。以前から購入して手元においていたが、旅行先での時間の中でこの1冊をようやく読むことが出来た。まとまった時間で一気に読み上げるために、今まで待ってくれていたような気がした。
  作者、夏坂氏は2000年1月に逝去されたことが説明されていたが、今でも夏坂氏の本は多数書店に並んでいる。それだけ、こうした本が書ける人は夏坂氏をおいていなかったということだろう。

ゴルフの本を探すならこちらが便利 

 「セブンアンドワイ」・・・ 通常1冊ですと送料がかかりますが、この本屋ならお近くのセブンイレブンで受け取れ、その場合は送料を無料にしてくれます。

 「ゴルフの図書館」・・・ ゴルフ専門の紹介サイト

参考: ゴルフ雑誌リンク

 


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