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419. 創業「寺子屋塾」で創業事例を講演  ・・・ (2024/02/04) 

    視点を変えると「起業」 はそれほどには難しくないものになるかも?


 過去11回、東京しごとセンターからご依頼を受け、「創業寺子屋塾」の創業事例紹介をやらせていただいた。振り返れば、私自身2010年に中古車輸出ビジネスを始めるに際して、私もこの「創業寺子屋塾」の受講生のひとりだった。

 2010年秋に創業して確か10月に最初の1台目の中古車がアフリカに売れたのだった。以来、私の仕事の進捗を、相談員の城戸先生に、折に触れ、ご報告に行った。毎回私が城戸先生のところにご報告に行くたびに、あらたな展開をしているのを自分のことのように楽しそうなお顔をされながら聞いてくださった。ある時、「あなたのお話しは、これから創業しようとする人にとても役に立つので、次回開催する寺子屋塾で話して貰えませんか?」とのことだった。こんなに長く講師をさせていただけるとは思っていなかったので、カウントしてこなかったのですが、11回程度「創業寺子屋塾」で創業事例ということでお話しをさせていただいたかと思います。

 ある時、あることに気がついた。私のビジネスをより内容のあるものにしなくては、と思うようになったのは、「もし、また講師を頼まれることがあれば、また新しい話題を提供してさしあげなくてはいけない」と思うようになっていて、それが仕事に磨きをかけるモーティべーションにもなっていたのだ。(人間、誰かに何かを期待されると、よりがんばれるのかもしれない)



 さて、今回の開催は2月26日〜29日の4日間。私が創業体験をお話しするのは3日目、28日の午後です。 今回の「創業寺子屋塾」では、中古車輸出ビジネスの話しはしませんが、いつかどこかのタイミングで自分で何かの事業を始めてみたいと考えている人であれば、聞きに来ていただきたいと思う。きっと何かの役にたつと思っています。

 私自身は、昔の言葉「脱サラ」など考えるタイプの人間ではありませんでしたが、定年後、小さな事業を地道に続けてみて、とても良かったと思っている。恐らく会社勤めだけをして定年を迎え、そのままゴルフ三昧の老後生活を送っていたら、得られなかったであろう沢山の経験が出来たのだからだ。一番は、誰かからの指示を待つのではなく、自分の頭で考え、実行し、その結果をすべてが自分の責任、と受け取ることをあたりまえ、と思う生活が出来たことだろう。この充実感は、会社勤めて得た充実感とはまったく別なものだった。


 ところで、こちらの「自己紹介」にもあるが、世界的なコロナの流行の中、3年ほど仕事を休止していた。昨年、夏にアメリカ留学時代の同級生に誘われて彼の豪邸に泊めて貰ったあたりから、「次は、北米向けに中古車輸出をやってみよう」と考え始めていた。

 このホームページにも紹介しているが、2023年10月から、再び中古車オークション会場に通うようにした。11月に最初の1台を仕入れ、それが売れたのが12月だった。これで行ける!と確信し、そんなお話しを東京しごとセンターの創業相談員、城戸先生の報告したのだった。さっそく「創業寺子屋塾」での講演依頼を受け取った。

 振り返ってみれば、2010年に中古車のお仕事を始めた当時、私同様に個人で中古車事業を始めた方々30〜40名の方と名刺交換をした。それから14年たった現在、当時の同業者は一人もいなくなった。唯一私だけが、アフリカがダメなら次はニュージーランドを。ニュージーランドが終わったのなら次は北米を、と対象市場を変え、生き延びている。たまたま私が定年後の仕事として中古車輸出をやってきたので、他の方と違ってゆとりがあったこともあるが(さらに、ブランク期間が出来た時に、アメリカ留学時代の同級生、ガーナ人が車を買ってくれたことも幸運だったが)、それよりも「続けるためには何をしたら良いのか」を考え続けてきたからかも?と自分では思っている。






 以下は、詳しい開催案内です。(ネットで開催案内を見る場合は、こちらのURLへ








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