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397．2010年、個人で事業を立ち上げて以来心がけてきたこと ・・・ (2023/05/28)
●東京しごとセンターの指導員と懇親・意見交換
以前、起業した方から聞いたお話しですが、輸入ビールが気軽に飲めるお店をやりたいということで、渋谷区の起業相談窓口に行ったところ、「難しいし、無理なのでは？」とかなり起業にはネガティブなアドバイスだったのだそうでした。しかし東京しごとセンターの起業相談窓口に行って、同じ相談をしたところ、とてもポジティブなアドバイスが得られたそうでした。
この方、実際にクラフトビールのお店、TAPROOMを立ちあげられました。 ・・・ 当ホームページ(2022/03/06)にご紹介しています。
将来を左右してしまうのですから、アドバイスの仕方って大事ですね。
久しぶりに、東京しごとセンターに、起業相談員の城戸先生をお訪ねしました。そのあと、ゆっくり話したいということで場所を変えてお酒をご一緒しながら意見交換をさせて貰いました（すっかりご馳走になってしまいました）。
私の方から、創業以来大事にしてきたことをご紹介しました。その１つが「支払について」。これは私の父からのアドバイスでもあったのですが、小さい事業者でも（小さい事業者であれば尚更？）、取引先から信頼を得る方法として、「請求に対しては速やかに支払う」がありました。２０１０年に創業して以来、これを実践してきました。
ある時、取引先の乙仲さん（輸出業務を代行してくれる事業者さん）とこんなやりとりがありました。その輸出、通常とは違う輸出の仕方（ＦＯＢ、船賃相手払い）だったもので、保管料が、搬入初日から起算されるとの連絡がありました。保管期間が長かったもので、そのまま請求されるとかなりの金額になりそうでした。なんとかなるものなら、減額を配慮して貰えないものかと経理の部長さんに相談しました。
なぜ相手企業の経理部長さんに相談したかというと、日頃から私が「請求を貰ったら２４時間以内に送金を完了させる」を徹底してきていたことをご存じだったので、もしかして何らかの配慮をしていただけるかも？と。そんなご相談をすると、この経理部長さん、社内の営業部門と相談してくれて、今回は例外として保管料の請求はしない、という返事を貰うことが出来ました。これなどは、たまたまの出来事ですが、日頃の信用が有効に作用したものと自分では思っています。
今回、城戸先生にお話しするのを忘れてしまっていたのですが、もう１つ、私が心がけていることがありました。それは「時間の有効活用」です。私のように個人事業者は、一人で動くがゆえに、複数の用事が重なると動きが取れなったり、無駄な動きをしてしまうことがあります。
私の仕事である中古車輸出は一般の方からすると特種な領域ですので（以下は仕事外の例をご紹介します）例えば、こんな具合にです。
（たまたま、中古車オークション会場、ＴＡＡ関東への送迎バスの始発地点のバス停前にあったのがきっかけで中国整体院を利用するようになりました）。ある日、この中国式整体院に行きたいと思ったのですが、私の地元、品川からでも小一時間はかかる、総武本線・稲毛駅近くにありました
そこで、同じタイミングで一緒に出来ることはないかと考えました。（私は前期高齢者でシルバーパスを持っているので）地下鉄の白金高輪から三田線で神保町へ、次に都営新宿線に乗り換えで、船堀へ行くことにしました。
１．ここには最近、再び通いだしたゴルフ練習場（船堀ゴルフ練習場）があるのです（このホームページでも何度か紹介）。
・打ち放題を利用して４カゴ（７５球ｘ４）ほど練習をしました。この日は新しいドライバー（ヤマハ RMX VD59
DRIVER）を購入したので、早く慣れなくてはと、以前のドライバーと比較のため、あわせて持参していました。
この練習場の隣が「イオンフードスタイル船堀店
」なので、練習終わりにはこのフードコートでランチを取ってから午後の行動に移ることにしました。
２．本八幡（都営新宿線の終点駅）経由でJR稲毛に。
本八幡は千葉県市川市にありますが、都営新宿線の終点駅なもので（あくまで都営の路線内なもので）なんとシルバーカードでの乗車が可能なのです。本八幡からJRに乗り換えて稲毛に向かいます。
・まずは駅前の時計屋さんで、腕時計の電池交換を。以前も利用したことのある時計屋さんですが、きっかけは駅ホームから看板が見えたことからです。実は私のもう１つの仕事分野として、資格試験の試験監督があります。試験監督と言っても国家試験の監督をする際にはこまかな規定があります。その１つが、日本全国の試験会場すべてで、同時に進行させる必要があること。ゆえに、事前に時計を”秒針レベルで”合わせるなどで、時計が大事なアイテムなのです。ゆえに、まだ動いている（電気が残っているのに）腕時計の電池を早めに交換した、ということなのです
・次に、本日のメインである稲毛の「中国中医科整体院
」へ。体の硬い私は５０歳頃から整体に通うようになりました。長年、あちこちで指圧を受けていますが、私の知る限り最も腕の良い先生（中国人女性）が施術してくれます。強めで、ちょっと痛いのですが、私のように体の硬い人間には、これくらいがちょうど良いようです。（痛いくらい強めの指圧なのですが、俗に言う揉み返しといった痛みがないのです）
実は、以前は、中国で修行をした日本人の先生の治療院が、麻布十番にあり、そこに通っていたのですが、この先生、まだお若いのに体調を崩して亡くなってしまわれました。同じ中国式の整体で施術方法が似ていたこちらの整体院に通うようになったのです。
稲毛駅前郵便局の２階にあります。
予約が取りにくいところからすると結構、人気のようです。
３．終了後、再度、JRで本八幡まで戻ります。
・ここは、家内のお気に入りの食料品店「オーケー(ストア)本八幡店」があります。ここの店の特徴はEveryday
Low price、毎日が特売、というのを売りにしている店だけあって、家内からOKに行って○○を買ってきて、と指定されて買い物に行きます。
家内から頼まれた買い物を終えて、再度、都営新宿線の本八幡から電車に乗り、帰路につきます。
若干遠回りでも（品川駅から直接稲毛へ行く時間の１．５倍、時間がかかるのですが）、都営交通で行けるルートを探して利用するのも、良い頭の体操になっています。
これは、たまたま仕事の例ではありませんが、仕事についても同様に考え、どこかへ行かなくてはならないのであれば、同じ日に、一緒に済ませられる用事がないだろうか、と考える訳です。
これなども、個人事業者（なんでも一人でやらなくてはならない事業形態）がゆえの知恵の使いどころだと思っています。
＜編集後記＞
考えてみれば、 勤め人であった時代には、やることに抜けが無いように、また優先順位を決めて大事なことに漏れがないように、と「やらなければならないこと」をリストしてきたわけです。しかし、シニアになると逆で、何もやらずに１日を過ごしてしまうようなことがないようにと、「ついでにやれることを見つけ、１日の中に詰め込むようにと考え、実行するようにしているわけです。
最近、歩くことの重要性を再認識しましたが、足だけでなく、頭（記憶力）を日々使うことの重要性も感じつつ、こうした日々を心がけているわけです。現在７３歳ですが、今のところ（肉体の衰えは、ゴルフを通じて実感しているものの）記憶の衰えは感じていないのも、こうした日々のお陰かもしれませんね。
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