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284. 10年をくぎって自分の人生品質(quality of life)を考える  ・・・ (2019/09/08)


  最近になって自分の人生を10年づつに区切って考えるようにし始めた。若い人なら永遠に続くと思われるかもしれない人生に、そろそろ終わりが近づきつつあることを感じるから。

 私の信頼する眼科医に白内障だと言われたのは実はずっと以前のことだった。花粉症用の目薬を貰いに行った際に先生に聞いてみた。「白内障の手術はいつ受けたらいいのですか?」と。先生の答えは、「ご自身が不便と思うようになったら、それがタイミング」とのこと。で考えた、80歳になる前までならば(つまり70才台であれば)それなりに体も動くだろう。その間に一定の視力があった方が便利だろうと考え、67歳の時に白内障の手術を受けた。結果は大正解だった。見える世界が明るくなったのだ。


 2日入院して、片目づつ手術を受けたもので、手術前と後の違いがはっきりと認識できた。(病室から恵比寿ガーデンプレースを見降ろした景色)

 手術を受ける前はこんな感じ

 手術を受けたあとの視界はこんな感じになりました



 金融庁が、老後には年金のほかに2000万円くらい必要、と試算したのだとか?俸給生活を送って来た過去の40年弱になんとなく貯めて来たお金がある。私がお付き合いしている銀行には何かと良いアドバイスしてくれるコンサルタントがいるおかげで、多少の小銭は溜まって来ているようだ。しかし一番のオススメは定年後にも仕事をすること。どんなに良い金利の商品で運用したとしても、上手く動いている仕事をして得た収益には敵わないだろう。

 来年年明けで70歳になる。すでに65歳で区営のスポーツジムが無料で利用できるようになったが、今度は都営交通機関が(一定の手続き料を払った上で)無料で利用出来るようになる。これも元気な人にとっては(体の自由が効く70台にとっては)行動範囲を大きく広げてくれる可能性がある。

 こんな具合に、なんとなく老後を生きていく上でのバランスが良くなって行くような気がする。ならば持っている資金を運用するばかりが能ではない、と思えるようになった。70代にもう少し好きな場所へも行っておこうと。ただ私の旅行は観光を主目的にはしていない。そこに会いたい人がいるとか、そこにいくと命の洗濯をしたような気になれる、などの要素で目的場所を選んでいる。

 今は訳あってアメリカにいるガーナ人の友人から、中古車買い付けのための資金を私宛に送金したとの連絡があった。さっ、もうしばらく仕事も(ゴルフも)楽しんでいきたいと思う。何年か続くようであれば、またガーナへも行けると思う。



 ガーナの首都(アクラ)にある彼の店舗 兼 オフィスにて




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