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420.暖かくなる前に、まずは基本を再確認 (Part III) ・・・ (2017/03/26)  



 ゴルフ練習場へ行く時に必ず貰って帰るのが無料の情報誌。今回貰ってきたのは、BUZZ GOLF。この中で目をとめたのは、坂田信弘プロの解説。坂田プロは1947年生まれだそうなので私より3歳年上。多分、私よりも一足先に、年齢による飛ばしへの限界と、その対応に気が付いたのだろう。

 坂田プロによれば、まず飛ばしの要素。距離のうち7割は肩から肩までで作られるのだとか。ゆえに、可動域が狭くなったシニアがやるべきことはショートゾーン(肩から肩まで)での飛ばしを考えなさい、と。



 近年思ったのは、気になったのは私の女性のようなスウィング。肩が硬くなっているのに一生懸命、高いトップを作ろうとしていること。結果は方向の不安定さ、そしてボールは飛ばない、ときている。それが先日のレッスンで習った(以下)のは、坂田プロの言っていることと基本同じ。

    
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   顔は正面を向いたまま、肩から肩までのスウィングで強力なボールが飛び出していく(アコーディア東京ベイ、船山プロ)



 また練習方法については、1日300球を3日連続で練習するよりは、1日に集中し900球を集中して打つ方が効果が高いのだそうだ。これについては、2005年に読んだゴルフ雑誌(ワッグル)にあった「習慣強度」という話を思い出した。人間の身体は、何かを覚えてから時間を置くと、覚えたことがゼロに戻ってしまうので、体が覚えている間に更に繰り返して習慣化させるといいということ。これには短期集中が効果的なのだそうだ。頷ける!

 最後に。打席練習は、得意なクラブだけに集中することだと。更に坂田プロいわく、不得意なクラブは振るな!と。ナイスショットを打ち続けることが大切で、全体の底上げになるのだそうだ。これもなんとなく分かる。


整理するとこんな感じ。

1.肩から肩の高さのスウィングでの飛ばしに注力する。やみくもに力を入れるのではなく、クラブの仕事が最大化するスウィングを見つける。

2.打席練習をする際は、1回に集中する方が効果的。体力が切れるまで集中力を維持しながら打ち続けてみるように、と。

3.全番手をまんべんなく練習する必要はない。得意なクラブだけを集中して練習することで、ナイスショットのイメージを自分の中に定着させる。

ということなのだそう。理にかなっている気がしたので、しばしこのパターンで練習してみている。これまたゴルフ雑誌、バックナンバーにあった、1本アイアンを練習するなら、昔から言われている7番ではなく、PWが良いと。ならばと今日(3/23)はPWを中心に練習した。さて、こうした練習がどう結果に結び付くだろうか。楽しみ、楽しみ。
 

<練習後記>
 肩から肩までのスウィングで飛ばそうとなれば、腰、具体的には股関節を上手く使わないとパワフルなボールは送り出せない。腕、手首は柔らかくし、股関節の移動でシャフトを振る、という感覚。別な言い方をすると、肩は回す、腰は(回すのではなく)股関節のローリングでシャフトを鞭のように振る。



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