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385. 3か月前のレッスンの成果が出てきた  ・・・ (2016/04/10)  


 以下は、昨年末から年明け1月にかけて参加した「ゴルフレッスン」です。このレッスンで習った最大のメリットが手首の使い方、つまり適切なコックの仕方を教わりました。結果、ボールは上がるし距離は延びました。レッスンの中で左腕の筋肉効果も、方向性と距離、双方に好影響を及ぼした感じです。

 私はごフルを始めた年齢が遅かったもので(53歳から)、とにかく一緒する人達と一緒に楽しめるレベルには早々になりたいと思い、ゴルフレッスンも多数受けました。沢山受けたレッスンでコックの仕方って習わなかったっけ?確認したら教えては貰っていたのです。では、なぜその時は今回のような習得が出来なかったのでしょうか。結果はこうでした。

 違いは以前のゴルフレッスンがインドアだったことでした。具体的な違いは、実際に飛んだボールが見えたか、見えなかったか、でした。今回のレッスンでは、前述のように適切なコックを使うことでボールが山なりに上がることが視認できました。また、従来のアイアンの飛距離よりも遠くに飛ぶようになっていたことから、効果を実感出来たことでした。つまり「行動」から得られる「結果」をきちんと認識しながら練習が続けられたことが成果へと繋がったわけです。

 もっとも困ったこともありました。今までより飛距離が伸びたものでアプローチショットがしばしばグリーンを飛び越えてしまったことでした。また7番アイアンまでは飛距離が伸びましたが、少しだけシャフトの長い5番アイアンでは(同じスウィングがまだ出来ていなかったのか)飛距離にばらつきが出ました。

 知人(シングル)にこんな話をしたところ、長いクラブ(ロングアイアン、ドライバーなど)を使う時、体全体が前に動く、つまりショートアイアンでは出ないスエ―が発生して打点がばらつく人が多いこと。また、アプローチは体でボールを運んだ方が距離が安定するのに、短い距離にコックを使うことから飛びすぎたりするのだと。

 なるほど。最近メールで届いたレッスンプロのブログにも同様なことが書かれていました。(以下)

 アオイの1分間ゴルフ上達ブログより

 (1)オープンスタンス
 アプローチではスクエアに構えると
 インパクトが窮屈になりフェースが返りやすくなります。

 アプローチでは正確性が重要なので
 フェースの返りすぎはNGです。
 オープンスタンスにするとフェースの返しすぎを防げます。


 (2)フェースはスクエア
 短いアプローチではアドレスでフェース面を目標方向にむけて
 フェースを返さないように打ちましょう。


 (3)ノーコック
 コックを使うと飛距離がでますが
 インパクトが不安定になりやすいです。

 手首の動きをおさえて
 肩の回転だけでボールを打ちます。

   全文はこちらにあります。ぜひ、読んでみてください。
   (http://blog.secret-golf.com/archives/52014503.html





(以下は、昨年末から1月にかけて参加したレッスンの写真です)
 まずはプロのスイングをお見せしましょう。ハーフスイングではテークバックのグリップは腰当たりでストップするが、プロがボールを打てばこれだけでも結構な飛距離が出ていた。  正しくはフェースを開閉させて打つのがゴルフ。クラブの重さが作るダウンスウィング時にフェースを返す力が大きなエネルギーとなって飛距離が生まれる。肘から下をを捻ねりることで回転が加わり飛距離となってボールが加速されるわけだ。
 このフォローの位置になると、すでに右手が上、左手が下、という具合にグリップする両手の位置が上下逆転してきている。  クラブが振られるその動作をフォローするかのように右腰がついてフォローしてくる。
 さて、こうしたスウィングでは、たとえハーフスウィングでも、ダウンスウィングにフェースの回転が効果的に行われていると、よりパワーが増すものだ。  そうしたスウィングをするためには、正しいグリップでなくてはグリップのローテーションが上手くいかない。
 まず、写真のように左手人差し指が親指より上になっているか確認。
 これに右手を添えるが、手のひらで握るのではなく、指がグリップにからむような握り方をする。右手のひらですっぽり握ってしまうとグリップがローテーション出来なくなる。  (上記写真は左手スウィングだが)まずは右手手一本でスウィング。これが大変。普段使わない筋肉なもので、少しクラブを振っただけで疲れてくる(^^;) それが終わったら、今度は左手一本でスイングしてみる。
 ・右手一本でのスウィングのポイントは、シャフトが後ろ方向から正面に移動した際、軽くグリップを押し下げるようにするとヘッドの重さで反動がつきヘッドが上がり易くなる。
 ・左手一本でのスウィングのポイントは、テークバック時には右手のひら(軽く握った状態だが)”手のひら”を後方に押しだす感じ、またフォロー時には”手のひら”がテークバックと反対方向に押す感じになるはず。
 右手一本スウィング、左手一本スウィングが基礎。ここがきちんと出来てから両手でスウィングしてみると良いだろう。

 ※写真に写っているのは私ではなく、プロのM先生





 下の図は、ホームコース(栗橋国際CC)の3番ホール(最長ホール)です。いままで私の飛距離では4打でないとグリーンまでは届きませんでした。それが3カ月前のレッスンで習得した適切なコックを入れることで3打(ドライバー、5番ウッド、7番アイアン)でグリーンの乗せることが出来るようになってきました。



 こうして66歳になった今でも飛距離が伸びてくるなんて嬉しいですね。白ティー(R)からプレーすることと相まって、少ない打数でグリーンに届くようになることで、よりスコアメイクが楽になりそうですね。実際、数年前のイーグルレイクでのプレー結果は120ほどだったものが、今回豪州からのお客さんを連れ、数年ぶりに行ったら100丁度。また、3月末のホームコースのプレーでも、何年振りかで100が切れるようになりました。アプローチ、パットのミスの軽減が必要ですが、そこに至る心の余裕がこの飛距離の伸びから得られたと感じています。

 先日一緒した豪州のゴルファーさん(66歳)も言っていましたが、体全体のしなりでドライバーショットを飛ばすのは年齢的に(また背骨の手術もしているので)無理、しかしリストを使うことで今でも若い世代と一緒しても飛距離で大きな劣勢を感じずに済んでいると。道具の進歩のお陰、また身体の使い方の工夫で年齢による低下はある程度カバー出来るようです。
 別な言い方をすれば、飛距離だけでスコアが決まるわけではありません。ホームコースで70歳代の方々とご一緒しますが、飛距離にはさほど驚かされるものはないものの、上がってみれば私よりもずっと好スコア。私のレベル(100超)であれば、アプローチとパットの精度をあげるだけで、まだまだスコアは良くなる。更にそれに飛距離の伸びが加われば、ゴルフをするのがさらに楽しくなることでしょう。

 以前もお伝えしましたが(基本は自分に言い聞かせたことでもあるのですが)飛距離が落ちたことを嘆く前に、まだまだすること、出来ることがありそうですね。



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