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367. 久々のゴルフレッスン受講  ・・・ (2015/11/22) 

 最後にレッスンを受けたのはいつだっただろうか。調べてみると3年も前、2012年の7月が最後でした。私はどちらかというと、レッスンを受けるのは好きな方。というのもゴルフを始めたのが53歳と遅かったもので、早く同年代の人のレベルに近づく必要があったから。そんなことでゴルフを始めた頃は、あちこちで開催されるゴルフスクールに通った。しかしそれも自然と遠ざかっていっていた。

 さて、私のような運動音痴が何もしないでいるとどうなるか。より良いスイングへと進むのではなく体に楽なスウィングをしてしまうようだ。たまたま打席練習に行った大田区のゴルフ練習場でレッスン会があるというので、急きょ受けてみることにした。 お試しレッスン会の当日練習場に行ってみると、平日それも少しづつ寒くなってきていたからか受講者は私だけだった。つまり90分間、プライベートレッスンを(2000円で)受けることが出来た訳だ。

 結果、私のスウィングは、本来のゴルフのスウィングとは遠ざかる動きをしていることが分かった。自分自身でも、立ち方、グリップの仕方がおかしいのかも?と思っていたが、その通りだった。更に、本来グリップは体の前で右手と左手、上下関係がローテートする(クラブフェースが開閉する)はずのものが、パターではあるまいしグリップは返らず肩で振るようなスイングをしていた。プロに言われるまでもなく、これで遠くへ飛ぶはずがないのである。

 こうしたことを指摘され、自分でも納得がいったので、お試しレッスン終了後、フロントに行き、早速レッスンを申し込んだ。それで始めたのが以下です。

 もともとはジャックニクラウスとかいうゴルフ練習場だったはずだが、いつからかアコーディアのゴルフ練習場に変わっていた。  打席はこんな感じの2階建。初回は写真中央奥を使って行われた。
 まずはプロのスイングをお見せしましょう。ハーフスイングではテークバックのグリップは腰当たりでストップするが、プロがボールを打てばこれだけでも結構な飛距離が出ていた。  正しくはフェースを開閉させて打つのがゴルフ。クラブの重さが作るダウンスウィング時にフェースを返す力が大きなエネルギーとなって飛距離が生まれる。肘から下をを捻ねりることで回転が加わり飛距離となってボールが加速されるわけだ。
 このフォローの位置になると、すでに右手が上、左手が下、という具合にグリップする両手の位置が上下逆転してきている。  クラブが振られるその動作をフォローするかのように右腰がついてフォローしてくる。
 さて、こうしたスウィングでは、たとえハーフスウィングでも、ダウンスウィングにフェースの回転が効果的に行われていると、よりパワーが増すものだ。  そうしたスウィングをするためには、正しいグリップでなくてはグリップのローテーションが上手くいかない。
 まず、写真のように左手人差し指が親指より上になっているか確認。
 これに右手を添えるが、手のひらで握るのではなく、指がグリップにからむような握り方をする。右手のひらですっぽり握ってしまうとグリップがローテーション出来なくなる。  (上記写真は左手スウィングだが)まずは右手手一本でスウィング。これが大変。普段使わない筋肉なもので、少しクラブを振っただけで疲れてくる(^^;) それが終わったら、今度は左手一本でスイングしてみる。
 ・右手一本でのスウィングのポイントは、シャフトが後ろ方向から正面に移動した際、軽くグリップを押し下げるようにするとヘッドの重さで反動がつきヘッドが上がり易くなる。
 ・左手一本でのスウィングのポイントは、テークバック時には右手のひら(軽く握った状態だが)”手のひら”を後方に押しだす感じ、またフォロー時には”手のひら”がテークバックと反対方向に押す感じになるはず。
 右手一本スウィング、左手一本スウィングが基礎。ここがきちんと出来てから両手でスウィングしてみると良いだろう。

 ※写真に写っているのは私ではなく、プロのM先生




 たしかゴルフトゥデイ という雑誌だったかと思う。自動車屋さんでCVTオイル(ミッションオイル)交換を待つ間に見たのがこれ。フィル・ミケルソンのスウィングだと思うが、グリップのローテーションを見ると肘から下をひねっている。恐らくは、これが強力な飛距離を産む原動力にもなっているのだろう。





<練習後記>
 過去の自分のスウィングを見てみても、なんともパワー感のないスウィングだと自分でも思っていた。が、ならばどうしたらいいのかが分からないまま今に至っていた。これを機会に、上級者ゴルファーを目指して(?)スウィング改善をしてみたい。
 まあ本来なら66歳になろうという私が、飛距離が出なくなったと言っても何らおかしくはないし、単なる悪あがきで終わるかもしれないが、まあやるだけやってみたいと思っている。




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