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206.オデッセイでパターにフィッティングを受けた
    あのオデッセイ(キャロウェイ)、パットラボでフィッティングを受けることが出来ました ・・・ (2010/03/17)




キャロウェイ・ジャパンのビル

  東京、港区白金台、外苑西通り(通称プラチナ通り)に面している。道路向かい側には芸能人も良く来るというレストランのブルーポイントがあり、週末ともなると高級外車、スーパーカーが並ぶこともしばしば。
   
 数ヶ月前から販売店を通じて希望を出し、ようやく実現したオデッセイ、パットラボの体験日だ。なにせ無料で、しかも1日4人しかフィッティングを受けられないのだから、まさに宝くじに当たったような気分。まずは早めに来て、前の人の様子を拝見。

   

並べられたオデッセイのパター群、さすがパットラボ!

 この日フィッティングを担当してくれたのがキャロウェイ社、ゴルフクラブのスペシャリストの前田さん。


 まずは私が持参したパター(#7CS)に計測器具を付け、このクラブを使う私のクセを見てくれることに。(写真は、前田さんが計測の準備をしてくれているところ)

 1つ目の器具は正面にある「Y字」型の受信機で動きをキャッチ、それを分析してパソコン画面に表示してくれるというもの。

 もう1つはレーザーポインターを装着したもので、カップを模した丸いシートで背後にレーザポインターの照準ともなるパネルが置いてある。

 
レーザー光は説明用にと、写真に入れた線です

  

  
 この日、計測してくれたのは、

1.エイミング・リポート ・・・ アドレス時のフェースの向き
2.ディレクション ・・・ インパクト時のフェースの向き、インパクト時の軌道の向き
3.パス&スポット ・・・ 上から見たスイング軌道(軌道の左右方向)
               インパクト時の打点位置(上下、トゥ・ヒール)
4.ロフト&ライズ ・・・ 横から見たスイング軌道(軌道の上下方向)、インパクト時のシャフトの傾き
5.フェース・ローテーション ・・・ クラブフェースの回転を測定
6.ムーブメント・ダイナミックス ・・・ リズムとタイミングを測定
  
   
   
 追加確認項目:
 当日は自前のパターと日頃使っているボール(スーパーニューイング)を持参しました。そこでのアドバイスがパターフェース(材質)に関するもの。昨今、スーパーニューイングのようなタッチのソフトなゴルフボールが増えて来ているが(キャロウェイでも同様に)、ここに注意を払う必要があるとのこと。

 というのも、人間がタッチを判断する時、ボールがパターフェースに当たる音で判断する部分が大きいのだそうです。これは、試しに耳栓をしてみると分かるそうです。音が聞こえなくなると、人間、タッチが上手く合わせられなくなるのだそうです。
 ということで、ソフトなボールにソフトなフェースのパターを使うと距離感が得にくくなるので、私の(スーパーニューイングの)場合のように、もしソフトなボールが好みならばパターにはフェース硬めのタッチがしっかりしたものを選んだ方が良い、とのこと。

 このように、パッティングで大事なポイントの1つに、使用するボール銘柄を特定すること。プロもパットが入らなくなるとパターを変えるプロはいますが、この場合でもボールは変えないのだそうです。アマチュアでも、パットで正確な距離を出すにはボールは特定しないといけませんね。(これは私が通っているゴルフスクールでも言われていたことでした)
   
 パターもそれぞれクセがありますが、それが自分のスウィングと合わない時は無意識にそれを動作でカバーしようとしていたのですね。

 私のパターは#7CSなのですが、ボールの捕まりはどちらかというと良くないのだとか。私の場合、そのパターでボールを捕まえようとしているものだから、自然とフェースを被せ、更にフォローをカット打ちにしていたようです。

 ならば最初から捕まりのよいパター、いわばグースネック(シャフトがフェースより少し前に出ているもの)で、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つのに慣性の働くものがより自然にパッティングが出来そう。あとはソフトなボールとの相性を勘案して硬めなフェースを考えると、オデッセイのラインナップの中ではホワイトアイス、テロン(Teron)がフィットするそうです。
 

   

 また長さについてですが、パッティング時、私は前傾が深めなもので(現在は33インチを使用)、もう少し起こし自然な姿勢を取る意味で、どちらかというと34インチの方が良いのではないか、とのこと。

 
 キャロウェイの前田さんには大変お世話になりました。この日、私が最後の被検者(17時スタート)だったもので、通常50分の診断時間を、1時間以上にも渡っていろいろ教え、アドバイスしてくれました。有り難うございました。

 なお、文中の説明でおかしなところがある時は、前田さんの説明に原因があるのではなく、私の知識不足からくるものかと思います。ご了解ください。



以下は、本日のフィティング結果を、今後の参考にと印字し提供してくれたものです。 


下記の結果レポートをクリックすると拡大画面が表示されます。

1.エイミング・リポート
 こちらを見ると、アドレス時からフェースが微妙に開いていることが分かりました。
2.ディレクション
 インパクト時のフェースはやや開きぎみ。その状態でボールを捕まえようとカット軌道になっています。
3.上から見たスイング軌道(左右方向)、インパクト時の打点位置
 一旦アウトへ行き、ヒットまではほぼ直線、フォローでインへ引いていっています。またボールの当たる位置はトウ側にばらついています。
4.ロフト&ライズ
 横から見たスイング軌道、インパクト時のシャフトの傾きです。
5.クラブフェースの回転
 フェースアングルが縦方向にどう変わっているか、また、横方向にどう回転しているかが分かります。
6.リズムとタイミングの取り方
 ヘッド移動の速さを、バックスイング、インパクト、フォローとに分けて計測したもの。これによれば、私の場合バックスイングだけがプロ平均よりやや遅めなのだそうです。




キャロウェイのビルの存在は以前から知っていたのですが(以前はソニー関連企業が使っていた)
ビルの中に入ったのは初めてでした。せっかくでしたので、ショールームを撮影してきました。

   
 
 こちら、今も私が持っているクラブの1つ、ビックバーサC4です。当時所有していたXXIO(2002年モデル)と比べても飛距離でも方向性でも上回っていました。これが売れなかった理由は、ひとえに打音。C4の打音がバコッ、というのに対してXXIOのあのカキ〜んという音で、これだけでも飛んだ気にさせてくれますから。パターとボールのところでも説明がありましたが、やはり打音というもは、いろいろな意味で大事なんですね。


 



<練習後記>

 私のパター所有歴を見ると、こんな(以下の写真のような)具合です。
現在使っているのがホワイトホット、#7のセンターシャフトですが、ここの至るまでに平均パット率は
着実に上がってきていて、先輩からも、ようやく安心して私のパットが見ていられるようになってきた、
とお褒めの言葉を貰えるようになりました。(笑)

 しかし今回の結果を見れば、より私に向いたパターに変えることにより、まだ良くなる余地があると
理解しました。がんばろっと!


オデッセイ 2−BALL センターシャフト

★ ODYSSEY ホワイトスチール2ballブレード2 (クランクネック)


ODYSSEY 2-Ball Putter 「ブレード タイプ」 

TaylorMade ロッサ モンザ スパイダー AGSI+ パター


 ODYSSEY  ホワイトホットXG #7 センターシャフト


 


<補足> 

 今回、私のパッティングスタイルに合ったパターとして推薦して貰ったパターは、ホワイトアイス、テロン(Teron)ですが、宮里藍プロが米女子プロゴルフツアーで2週連続優勝した時使っていたものは、1つ前のモデル、ホワイトホットXG・テロンのようです。







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