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183. オヤジの小言と冷や酒は、、、  ・・・ (2009/02/08)

  オヤジの小言と冷や酒は、後から利いてくると言われるが、ゴルフレッスンでの教えも、上達に伴って、あとから「そう言えばあのアドバイスだ」などと気がつくことがある。




 今から3年前、2006年に、「ロッテ葛西ゴルフ」という練習場内にてレッスンを実施している「LPGAロッテ葛西校」へ通っていたことがあった。何人かのプロに指導して貰ったが、皆さん、きちんとした指導をしてくださるプロ達でした。その中で、一番最初に出会ったのが、田川プロでした。

 今、あらためて気がついたのが、田川プロからの指導、アドバイスでした。当時は、レッスンを受けている私の側の未熟さからか、今ひとつ身につけることが出来ていなかったこと、今頃分かってきたのです。まさに、「オヤジの小言と冷や酒は、あとで利く」と言われるが、そんな感じです。


レッスン指導:
 田川 恵子プロ
ポイント:
  
体がすっぽり入る太目の筒の中でスウィングしているイメージ


  ここでズレを生じなければ、正確にスタンスした位置にヘッドが下りてきてダフリ・トップなどは生じない。 







 

 当時もフェアウェイウッドがトップして困っていたら、教えて貰ったスウィングが、アーリーコックだった。当時は、あまりにコックスタートのタイミングが早いと感じ、それに違和感があったもので、せっかくのアドバイスにも関わらず、その通りしませんでした。

 ところがである、つい先日一緒した S さん、50歳を過ぎてゴルフを始め、まだ100が切れていないというが、フェアウェイウッドだけは(失礼!)、とても良い当たりでした。彼のスウィングを拝見していると、テークバックがコンパクトで、右肘を上手くたたんでいる(実際には、右肘までたたんでしまっていましたが)。ここで、前述のLPGAのレッスンを思い出した。体がすっぽり入る太目の筒の中でスウィングしているイメージ


  ならばと、練習場へ行って、フェアウェイウッドを振ってみた。テークバックでアーリーコックをしてみたら(左肘は伸ばしても、右肘は小さくたたむ)、頭の無駄な移動がなくなり、しっかりとボールにミートするようになった。良かった〜。

  同様に ロングアイアンもコックしてみたら、いままでが「すくい打ち」と言われていたことの意味がなんとなく分かってきました。コックを適切に入れることで、アイアンと飛びも良くなり、またボールも上がるようになったのです。


 田川先生、スミマセン〜。もっと早く、先生の言うことが理解出来ていたら良かったのに、、。



  最近、フェアウェイウッドがやたらトップする。最近通っている「インドアレッスン場で指摘されたのが」、遠くへ飛ばしたいと思うその気持ちが、テークバックを必要以上に大きくしてしまい、ひいては頭が後方へ移動したり、上下したりと原因を作っていました。 ・・・ そのレッスンの様子は「こちら」に。



<練習後記>

  もう1つ、「オヤジの小言と冷や酒は、、、」エピソードを。およそ40年前、まだ私が大学生だった時代の話しです。ある日、ゼミの授業の終わり、教授が我々にこう聞きました。”皆、分かったか〜?” 我々ゼミのメンバーは、皆で”は〜い、分かりました〜”と答えました。

  教授はその返事から敏感に感じたようです。”君たち、分かったというけど、本当に分かったのか?分かったというのは、頭で分かったのではダメなんだぞ。分かったと言えるのは、理解出来たことが行動に出て初めて分かったと言えるのだぞ”と。う〜ん、おっしゃる通りです。



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