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オヤジの小言と冷や酒は、、、 ・・・
(2009/02/08)
オヤジの小言と冷や酒は、後から利いてくると言われるが、ゴルフレッスンでの教えも、上達に伴って、あとから「そう言えばあのアドバイスだ」などと気がつくことがある。
レッスン指導: 田川 恵子プロ |
ポイント: 体がすっぽり入る太目の筒の中でスウィングしているイメージ。 ここでズレを生じなければ、正確にスタンスした位置にヘッドが下りてきてダフリ・トップなどは生じない。 |
当時もフェアウェイウッドがトップして困っていたら、教えて貰ったスウィングが、アーリーコックだった。当時は、あまりにコックスタートのタイミングが早いと感じ、それに違和感があったもので、せっかくのアドバイスにも関わらず、その通りしませんでした。
ところがである、つい先日一緒した S
さん、50歳を過ぎてゴルフを始め、まだ100が切れていないというが、フェアウェイウッドだけは(失礼!)、とても良い当たりでした。彼のスウィングを拝見していると、テークバックがコンパクトで、右肘を上手くたたんでいる(実際には、右肘までたたんでしまっていましたが)。ここで、前述のLPGAのレッスンを思い出した。体がすっぽり入る太目の筒の中でスウィングしているイメージ。
ならばと、練習場へ行って、フェアウェイウッドを振ってみた。テークバックでアーリーコックをしてみたら(左肘は伸ばしても、右肘は小さくたたむ)、頭の無駄な移動がなくなり、しっかりとボールにミートするようになった。良かった〜。
同様に
ロングアイアンもコックしてみたら、いままでが「すくい打ち」と言われていたことの意味がなんとなく分かってきました。コックを適切に入れることで、アイアンと飛びも良くなり、またボールも上がるようになったのです。
田川先生、スミマセン〜。もっと早く、先生の言うことが理解出来ていたら良かったのに、、。
※
最近、フェアウェイウッドがやたらトップする。最近通っている「インドアレッスン場で指摘されたのが」、遠くへ飛ばしたいと思うその気持ちが、テークバックを必要以上に大きくしてしまい、ひいては頭が後方へ移動したり、上下したりと原因を作っていました。 ・・・ そのレッスンの様子は「こちら」に。
<練習後記>
もう1つ、「オヤジの小言と冷や酒は、、、」エピソードを。およそ40年前、まだ私が大学生だった時代の話しです。ある日、ゼミの授業の終わり、教授が我々にこう聞きました。”皆、分かったか〜?” 我々ゼミのメンバーは、皆で”は〜い、分かりました〜”と答えました。
教授はその返事から敏感に感じたようです。”君たち、分かったというけど、本当に分かったのか?分かったというのは、頭で分かったのではダメなんだぞ。分かったと言えるのは、理解出来たことが行動に出て初めて分かったと言えるのだぞ”と。う〜ん、おっしゃる通りです。