ホーム / 目次 / 前ページ次ページ


180.今年初めてのスウィングチェックを ・・・ 欲がスウィングを狂わせる  ・・・ (2009/01/12)


  年末の年越しは勝浦で。せっかくなので、年末も押し詰まった31日、勝浦でゴルフも楽しんできた。年明け4日は、「越谷ゴルフ倶楽部」で家内とゴルフ。PGMに買収されて、サービスが一段と向上した。聞けば、グループ内で表彰された程の改革を行ったのだとか。プレー終了後は、車で15分程度の場所に新しく出来た「イオン・レイクタウン」へも行ったりと、この日は、ゴルフ プラス・アルファもエンジョイした。


  今年は年間50ラウンドを目指して、次々予定を入れている。11日はご近所さんがメンバーになっている「ブリック&ウッド」に連れていって貰った(土日はメンバー同伴でないとプレー出来ないのだとか)。ブリック&ウッドは、駐車場に並ぶ外車の列から見ても、一目で高級コースと分かる。しかし、ゴルフバックの積み降ろし自分でする。
  会員自主運営という変わった形式のゴルフクラブだが、上手く行っているように見える。グリーンフィーは通常のゴルフ場並だが、それ以外は安い。例えば、なんと朝食は500円。お昼も、カレーとかうどんとか簡単なメニューだが、結構、美味しい。

  そこで思い出したのだが。先日読んだ雑誌で、ある年配の方がこんなことを書いていらした。本来、ゴルフ倶楽部の楽しみ方は、ゴルフを終わった後も続くもので、終了後にメンバー同士での懇談があればこその倶楽部ライフなのだという。しかし、昨今、人間関係が希薄になったのか、ゴルフ場主催のコンペなども表彰式を待たずに、さっと帰ってしまうのだとか。

  なぜこんなことを紹介したかというと、ブリック&ウッドは、会員さん間の交流が盛んだ。レストランは料金はリーゾナブル、しかも23時までオープンしているのだそうだ。この倶楽部には宿泊施設があるので、土曜日にプレーして、その晩はお酒を飲んで懇親。ロッジがあるので、お泊まりする。値段は聞き忘れたば、宿泊も安いのだとか。これで、日曜日も朝からゴルフ、などといった楽しみ方も出来るようになっている。





  さて、さて、このコラムのテーマに話しを戻しましょう。このブリック&ウッドのメンバー、Fさん、かつてアメリカ駐在時代に、週末はすることがなく、ゴルフばかりしていたのだとか。お陰で、ベストスコアも70台まで上達した。そんな彼と一緒なので、飛距離でど〜んと水をあけられた。一生懸命追いつこうと力量を超えて「欲」をかいたのが問題だったようだ。2打目に頼りのフェアウェイウッドがトップする〜。


  なにが原因かと、月に1回の「スウィング・定期点検」と、行きつけの「インドア・ゴルフレッスン場」へ行った。そこで指摘されたことは、以前にも指摘されたことだった。


  



 フェアウェイウッドのスウィングを見て貰ったが、直ぐに課題を指摘してくれた。

 テークバックを上へ上げようとしている為、頭が上下運動をしてしまっていた。飛ばしたい、という欲がこうさせたのだろう。

 ここでの課題は、”ボールと目の距離が変わってしまっていること”だった。結果、トップが発生したようだった。


 それにしても、またぞろ首のあたりで猫背になってしまっていますねぇ。これが、なかなか直らないんですよね。
   
 


  では、頭が上下運度をしないレベルをどう判断したらよいのか。古澤プロのアドバイスはこう。「両足を揃えて、素振りをしてみてください。頭が上下運動をしてしまうほど、テークバックを大きく取ると、不安定で真っ直ぐに立っていられなくなる。このチェック方法で、テークバックの適正位置が判別出来る」、ということ。

  これを含め、指摘された点は、

テークバックが大きすぎる!(頭が上下運動する手前でストップ)

    ・・・・ 両足を閉じて立ち、不安定な状態にして素振りすれば、これ以上は無理、というテークバック位置が分かる

テークバック時、右肘が体から離れている(右肘は、下方を向いていて欲しい!)

    ・・・・ 左打ちの素振りをしてみる。その時の左肘は下を向いているはず。つまりその対象形にすれば良い

回すべきはグリップではなく、体!

    ・・・・ 私のような初心者はグリップ先行でスウィングをしてしまうが、回すべきは体(肩)

冬場の硬い体を回転させようと思うなら、テークバック時の腕は小さく!

手からボール打ちに行ってしまっているので、「ふところ」が窮屈になっている

    ・・・・  テークバックで上げるべきはクラブヘッドで、手(グリップ)ではない、コックを上手く使って!
        クラブヘッドにお仕事をさせましょう。


 いかがですか?ベテランの人にとっては、いずれも当たり前のことでしょう?



  あと、私の場合、初心者ゆえに、ボールの行方が気になるのだが、つい、つい、ヘッドアップしています。また、腹筋・背筋が弱いので、フォロースルーに力が入り過ぎると、前傾姿勢が崩れて(起き上がって)しまう。対策としては、腹筋・背筋の強化があるか、一朝一夕にとはいかない。対処療法としては、以前にも(老眼にからんだ話題で、左目でボールを見ると良いというページで)紹介した、チンバック。


    チンバック(バック・スイングを始めるときに意識的にあごを右に向け上半身をひねりやすくする)

 


  とまあ、こんな具合に、かつて習ったことを忘れている。まあ、同じことで何度も失敗していって、ようやく身につくのも初心者たる所以だろう。今週、来週末と、2週連続で、低料金のホームコースへ行く。せいぜい、懐具合にやさしいホームコースで回数を重ね、身につけていきたいものだ。





ホーム / 目次 / 前ページ次ページ

inserted by FC2 system