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160.ボール先のターフが取れるスウィングはどうやって作るの  その3 ・・・ (2009/05/03)


 当ホームページをご覧いただいている方から、プロゴルファーがアイアンショットした際の画像を送っていただきましたので、ご紹介します。ボールにヒットする前から、ヒットした後のクラブヘッドの軌道、そしてターフが飛ぶ状況が良く分かります。(高速度カメラでヒットする瞬間を撮影したものです)



  以下は、この写真を紹介してくれた F さん からのコメントです。<管理人>
 




















 まず、最初にボールにコンタクトすることが最も大事と思います。
(フェースとボールの間に草が入らず、きちんとスピンがかかる。
  −>ボールが飛び出し角以上に上昇する
 −>グリーン上でチェックがかかる。

 少しでも草が入ると滑ってバックスピンが十分かからない
  −>ボール上昇が少ない
  −>いわゆるフライヤーとなり飛びすぎてしまう
  −>スピンが不十分なのでグリーン上で止まらない。 
     もっとたくさん草が入るとその抵抗でヘッドスピードが落ちる
  −>思ったように飛ばない)


 そのためにはディセンディングブロー(ダウンブロー)が最も効果的です。 アセンディングプロー(アッパーブロー)では当然リーディングエッジは草に先に触れますし、レベルブローだと、完全に最下点でボールを捕らえる必要があります。
 ダウンブローですと、ボールコンタクトを最初にすれば、最下点の位置のずれはターフを取る量が変わるだけです。 また、ボールは硬い平面にあるのではなく、芝に僅かながら埋まっている状態です。 ダウンブローでないと、フェースとボールの間に草を入れないでクリーンにヒットする事は困難です。(これはボール・芝・クラブを横から見た絵を描いてみれば良く分かります)


 写真のクラブシャフトの角度と、ボールの先のターフを取ることから見て、ダウンブローであることは一目瞭然ですね。

  さて、クラブフェースを最初にボールに接触させる事が最も大事なわけですが、私がゴルフに極端にハマっていた10数年前には、クラブフェースのリーディングエッジがボールのどの位置に入るべきかを、ボールを上から見たときに何番目のディンプルにリーディングエッジを入れるべきかという視点でアドレスしていました。 (一つのディンプルをじっと見つめるんです これは本に書いてあったことではなく、自分で思いつきました)

 クラブの番手によってロフトが違いますから、ボールの右端(右利きの場合)から何番目のディンプルにリーディングエッジを入れるかは変わってきます。

 写真の場合はボール1/3の辺りにリーディングエッジが入っていますね。 上から見てその位置のディンプル(またはマーク)を強く意識するんです。

 よくボールの右端にクラブフェースが当たると誤解されることがあります。(パターやドライバーはその通りですが、ロフトのあるクラブは違います) 

 リーディングエッジはボールの下の草の部分まで入れますので、フェースとボールの接触面よりさらに先になります。

 人間の視覚と腕ー>手への連携機能(eye-hand coordination)はなかなか優れもののようで、じっと見つめて繰り返し練習することは効果があるようです。
 ダーツなんかは良い例だと思います。ただ、人工芝ではその結果を知ることが難しいのが悩みです。 音と感覚だけではね。

 天然芝に残ったクラブの削り跡を見るのがベストですが(アメリカではそれが出来たんですが。。。)ベアグランドでも良いかもしれませんね。













160.ボール先のターフが取れるスウィングはどうやって作るの  その2 ・・・ (2008/05/04)



  以前のレッスンで、私のスウィングがボールをすくい上げているように見える点を指摘されました。クラブヘッドがボール手前に降りてくるのでダフリやすく、またエネルギーロスもありました。


 古澤プロからガムテープを使ったレッスン方法を指導されました。ボール手前のテープが剥がれないよう、練習場でも何度かトライしてみました。
   
 実際の私の練習方法は、上記を少しアレンジしています。というのも、飛行方向にガムテープを貼ると、頻繁に張り直さなければならなくなってきたから。

 で、それに変わってダウンスイングしてくるボール右側にのみ長くテープを貼るようにした。長目なので、少々ダフっても、皺は寄りますが剥がれたりはしません。


 ほど良い位置にヘッドが降りてくるような練習をしていて気がついたのですが、「左目」でボールの「左側」 を見ていると、きちんとイメージする感じでヒットすることが出来るようです。
 実験的にこんな撮影をしてみましたが、ボールにヒットする直前はこんな感じかと思います。

 ヘッド下端の白いラインが”ボールの赤道よりやや下 ”に入ってきます。
 

 ボールが置かれている位置より飛行方向でタッチダウン。そのままターフを削って飛行方向にフィニッシュとなります。


 考えてみれば面白いですね。ボールをヒットする前にダフれば、ダフリだし。ボールをヒットしてからのものはダフリとは言わない訳ですね。
 確かにボール手前でダフった場合にはボールを飛ばす力が削がれますが、ボールを打った後であれば、既にボールは飛んでいった後ですものね。



   レッスン方法では、こんなものもありました。

 

 右のレッスンは、女性向けフリーペーパー「楽園ゴルフ Vol.4」に出ていた、関浩太郎プロによるものです。 「SEKI GOLF CLUB 目黒




 このレッスン、元々はアプローチでのダフリ対策の解説でした。

 手首を固定した払い打ち状態だと、ボールを打つ前にゴム・ティに当たってしまう。手首を動かし上からクラブを下ろせばゴム・ティに触れずにボールを打てる、というもの。
 





<管理人> 正しい打ち方を練習していて思い出しました。初めて紹介した時は、十分に認識をしていなかったのですが
本当はこうしたことの練習用に制作されていたのですね。納得!  ・・・ (追記:2008/05/18)


IZZO パワーゾーン   ・・・ (2008/05/18)

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一般のゴルファーの90%が手打ちになっています。
特に力のない女性は、手首をこねてしまい、左手の甲がインパクトで内側に
折れてしまいます。 ボールにクラブヘッドを当てにいくためにそうなってしまう
のですが、これでは飛距離も伸びず、 ヘッドの向きも不安定になり正確なボー
ルが打てません。

この手打ちや手の甲の折れを直すための必須アイテムがパワーゾーンです。
クラブでスクエアにパワーゾーンを 打つことで、インパクトのポイントが安定し、
ハンドファーストでボールが打てるようになります。


<練習方法>
  パワーゾーンに古着や使い古したタオルを60〜70%の割合で詰めます。
(詰めすぎないように)ボールの位置にパワーゾーンの打点位置を合わせます。
インパクトのとき、クラブフェースがターゲットにスクエアになるように注意しスウィ
ングし、パワーゾーンを打ちます(A)

打つ力は、フルスウィングの60〜70%で。力で打つのではなく、クラブフェース
がターゲットにスクエアになるようにリズミカルにスウィングしてください。(B)


<注意>
 強打するとシャフトが折れる場合があります。リズムスイングを心がけてください。
スウィングする際は、周りに人、特にお子さんがいないか十分に確認してください。
素材の耐久性は考慮しておりますが、長期ご使用の際は摩耗、擦過等が生じる
場合がありますので、あらかじめご了承ください。。

濡れ、汚れは、布で拭き取ってください。砂や固いものは詰めないでください。
高温になる場所や雨や風が当たる屋外には保管しないでください。







<参考>

パーゴルフ式「公開レッスン」

植村プロのお勧めドリル

●インパクトでの右ヒジの"曲がりすぎ"を矯正するドリル
インパクトストップ打法が効果的です。インパクトバッグなどと名づけていますが、映像にあるようなバッグを使います。そのバッグをクラブで押す、または叩いてインパクトの正しい形を作ってみてください。右ヒジが曲がりフェースを開いては力強くバッグをたたけません。誰もが右ヒジが伸び、右腕がしっかり使われるはずです。 
今度はボールを打ちます。フィニッシュまで振り切らず、インパクトで止めるイメージでスイングします。右ヒジのリリースポイントが体感できると思います。

   

清元登子魂のレッスン icon」 

清元登子 (著)  ゴルフダイジェスト社  1,575円

  パワーを生むのも、方向性を出すのも、右脇や右ひじをどう使うかがポイント。・・・ ヘッドを固定したマットの縁に押し当ててグッと力を入れ、インパクトの姿勢を作ってごらんなさい。このとき右サイドを押し込むように使ったほうが、ヘッドに体重がのりますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 





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