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●道具の選び方-2 ドライバー選び
★ ロフト15度のドライバー ・・・ (2007/07/29)
かつてロフト14度、キャロウェイ、ビックバーサC4を使っていました。良く飛びました。シミュレーションゴルフで計測した際は、ゼクシオ(2002年モデル)を越える飛距離を計測しました。
さて、今回はロフト15度のドライバーが手に入りました。購入したショップ名は、SPASgolf天国。ロフト15度というと私が持っているゼクシオのフェアウェイウッド3番(14度)よりも大きなロフトです。
早速、練習場に持っていって使ってみました。飛距離的には、ゼクシオ#3ウッドと同程度、ロフトが効いている為、ボールは#3ウッド以上にあがります。またドライバーですので、#3ウッドとロフトこそ同程度ですがフェースには上下幅があり、当たり損ねる感じがしませんでした。更に特筆すべきは、非常にスライスしにくい、ということです。
このホームページでも書きましたが、私は最近スライス傾向が強くなってきて、その補正に苦労しました。プロのレッスンを受けたり、ドライバーをPRGRのT3銀に変えたり、でした。今回このBullet395は、PRGRのT3銀よりも更にスライスしにくいものでした。スライス経験者は、なんとなく強く叩くとスライスしそうで怖いのですが、このドライバーであれば、思い切って叩きにいっても不安感がありませんでした。
ですので、強度のスライスに悩まされている人、例えば頻繁に隣のホールに打ち込んでしまいハラハラしているような人は、スライスが直るまで、しばらくこのドライバーを試してみるのもいいかもしれませんね。多少、飛距離は落ちますが、スコアはむしろ好転する可能性、大です。
● ちなみに、SPASgolf天国の説明によれば
1)クラウン部にカーボンを使用した複合ヘッドはボールが上がりにくいことが多い。
クラウンのウエイトをソール側に移すとボールの回転数や打ち出し角度が低くなる為、ボールが上がりにくくなるのですが、ロフト角をつけることでバックスピン量を少なくし、打ち出し角度を大きくした。
(2)プロでも大事な場面を#3Wで打ち左に曲げて失敗するケースがあるが、それはミート率がよくフェースがスクエアに戻るプロには重心距離が短くロフト角が寝ているためボールがつかまり過ぎるのでそうなると思われる。アマチュアの場合は「#3Wの方がドライバーより飛ぶ」という人が多々いる。それはプロの場合と逆で重心距離が短くロフトが寝て長さも短いので振り切れフェースがスクエアに戻る為だと思われる。
(3)このヘッドを使用する理由
複合ヘッドにしてボールが上がりにくくなる為ロフト角を15度にしても吹き上がらない。それと同時に2段カップフェースによりインパクト時の中折れ現象で、実行ロフトが立ち反発係数も大きくなりスプリング効果も増すことでサイドスピン量も減り、滞空時間の長い大きなキャリーと球質の重たい(ボールの回転数が2500前後)弾道を可能にした。
(4)2段カップフェースの厚みを変えることで、ヘッドスピード別の設計も可能になるのでは・・・
通常値段は(写真左)これくらいするもの(最も、シャフトが異なるので、こうまではしないとは思いますが、なんと高反発は販売が今年限りだと在庫処分価格(上記の1/10程度)で売りに出ていました。
★数本のドライバー、フェアウェーウッドを使ってみた感想
シニアの人が飛距離を求め、どれだけドライバーに投資をしていることか。自分でも購入したドライバー4本を見ると、思わず笑ってしまします。
<ロフトについて>
週刊ゴルフダイジェスト2004年7月13日号にロフトと飛距離の実験結果が出ていました。それによれば、ヘッドスピード
43m/s以下の人(多分、学生時代に野球をやっていたとかの人を除けば、ほとんどの人はこのカテゴリーに入るはずです)の場合、打ち出し角が13度以上出せるロフト多目が飛ばせたそうです。具体的には最低でもロフトは10度はないと、ということだそうです。
ちなみに私は、かつてはキャロウェイC4の14度を使い、現在でもゼクシオの11度を使っています。これですと、シニアのベテランとご一緒しても、飛距離では互角かそれ以上に飛んでくれています。またそのベテランはゼクシオ、Sの9度を買ったのですが飛距離が出ないと中古ゴルフショップへ持って行き他のドライバー(ロフト多目)と交換してしまいました。やはり50歳を過ぎたらロフトは多目がよさそうですね。
<長さについて>
さて、最初のホンマドライバーは最近のものではないので除くとして、他の3本を使ってみた感想を。まずクラブの長さですが、S-YARDが43.5インチ、今使っているXXIOが45インチ、キャロウェー BIG BERTHA
C4が45.5インチです。もし長めのクラブが振れるならば長めのクラブの方が飛距離には有効かと思います。また一旦短めのS-YARDを使い、その後に長めのC4に切り替えて感じたのは、長めのクラブを振れるようにすることが、案外ドライバーを振るコツを会得する近道なような気がしました。(追伸: このページ、竹林隆光氏の「ドライバー選び」を読んだら、私の印象はあながち間違いではなかったようです)
<ヘッドの材質と打球音について>
次にヘッドの素材ですが(FWも含め考えてみると)、カーボン、ステンレス、スチール、チタンと使ってみて、私のレベル(200ヤード程度)であれば、どれも(例えばお金を何割か多く投資したとしても)それ程には違わない、というのが印象です。何が違うかといえば、振った時の重量感の違い、打った時の打感(ソフト感、ハード感)、それと打球音の違いです。つまりBIG
BERTHAC4のカーボンでも、XXIOのチタンでも、飛距離自体は、それ程には違わないと思います(それより、自分の腕によるバラツキの方が大きいので)。
打球音は製造する側が気にしているポイントのようです。流行としては、チタン独特のカキーンという音が、いかにも"飛んだ気にさせてくれ"好まれているようです。このあたりがダンロップがXXIO最新モデルにも(今流行りのコンポジットにはせずに)チタンを採用した理由のようです。
<打感とコントロール性>
オールカーボンのC4と、チタンのXXIOとでは、打ち方が変わって(変える必要が出て)きます。カーボンはボールを"くわえ込む"時間が長いの対し、チタンは"弾く"感じ、です。特徴としては直進性を重視するならカーボンのC4が有利だし、上手くコントロール出来ればチタンが飛距離的には有利かもしれません(カーボンのBIG
BERTHA
C4からチタンのダンロップXXIOに変えた直後は、左右に飛び、暴れ、真っ直ぐ飛んでくれないので苦労しました)。
テニスラケットで言えば、その昔、トッププロ・テニス・プレーヤだった、ジョン・マッケンローはゆるゆるガットのテニスラケットであったのに対し、ビヨン・ボルグはパンパンに張ったガットのラケットを使っていました。しかし共に当時の世界のトッププレーヤーでした。
結論的には、シニアゴルファーでヘッドスピードの遅めの人、特に体が硬くて体の捻転を作りにくい人には、チタンの「弾く力」が有効かもしれませんね。ただし慣れるまで方向性で苦労するかもしれませんが。もし基本に忠実なゴルフをしたいならオールカーボンのBIG
BERTHAC4は(なぜか)つるやゴルフで安く買えるし、方向性もいいし、それでいて結構飛ぶので良いかもしれませんね。なにせ女子プロ世界一のアニカ・ソレンスタムも使っていたクラブですから。
※竹林隆光氏の話を読むと、BIG BERTHA C4などは「掘り出し物」なのかもしれませんね。
つるやゴルフ BIG
BERTHA C4のページはここ、ロフト角、11,12,14度のRの在庫有り(5/5現在)
ドライバー選び
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★竹林隆光氏の「ドライバー選び」より、 劇的に飛ばしを変えるには「長尺」と「大き目のロフト角」に注目! カーボンは軽いことが最大の長所です。ヘッドの中央部が軽くなると、慣性モーメントが広がって曲がりにくくなるわけです。さらに上部が軽くなることで、重心位置を低くすることが出来ます。ボールが上がりやすく、スピンが少なくなるので、飛ぶヘッドになるわけです。 <中略> 低重心の方が飛ぶが、コントロール性に難があった(キャロウェーのERC)。 <中略> クラブが長いと、人間は自然にそれに合わせて、クラブなりに振るんです。力でなんとか出来ないから、逆にスイングが安定するわけです。あと(飛距離としては)1インチ長いと10ヤードは確実に違います。特にシニアにはプラスの特徴だと思います。 <中略> 今はボール自体の設計がどんどん低スピンになっていると同時に、ボールがもともと持っている打ち出し角度も低くなってきているんですよ。だからロフトが立っているとボールが十分に上がらず、飛距離をロスしやすいんです。アマチュアには12〜13度あっていいでしょう。 |
おすすめセッティング (3)9番(7番)ウッドまたはユーティリティ・・・160-170ヤード目標 −> BAY HILL CLASSICのユーティリティー#5(FW#7相当) (4)5番から9番アイアン+PW(+AW)・・・150ヤード打てるアイアンがあると楽です。 −> 私の場合、7年前モデルのホンマの軟鉄から、チタンの |
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