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道具の選び方-3  最近のドライバーでの打ち方(プロからのアドバイス)


★平塚哲ニプロの解説によれば、(日経新聞8/26、マイゴルフより)

(平塚)ボールを遠くに飛ばしたいと思うのはゴルファーの常だが、その為には「芯に当てないといけない」。最近の高反発クラブは、「芯」に当てさえすれば確実に飛ぶ。

(50歳)なるほど、なるほど。

(平塚)毎回同じショットでコンスタントに飛ばしたいなら、トップをコンパクトにすべき。

(50歳)幸か不幸か、年の加減で体が硬く、大きなトップなんて作れないですよ。テークバックした時の腕の位置は3時の方向、その時のヘッドの方向は天を指している状態です。

(平塚)飛ばなくなるのでは、と思う方もいるだろうが心配は無用。クラブ、ボールの進化によって、たたかなくても飛んでくれる。トップをコンパクトにしてクラブが振れだすと、ヘッドスピードは上がり、芯にあたれば飛距離は出る。大きく振ろうが振るまいが大差はない。

(50歳)確かにこれでも、タメが作れると200ヤード飛んでくれるのだから、「大きく振ろうが振るまいが大差はない」は、その通りだと思う。私の場合は、タメを作るのに、テークバックでこれ以上後ろには引けない、というポイントから更に右手で左手を後方に引っ張るようにしている。すると左肩が更に深く入る。ここから体を戻す際に、まず腰から先に戻し、それにつられて上半身が戻るようにしている。
 ゴルフを始めて2年足らずの私の経験だから、こんなのでいいのかどうか分からないが、筋力の落ちた50歳代の私がとにもかくにも200ヤードを越えるショットが出るようになったのだから、このうち方、「当たらずと言えども遠からず」だとは思う。

 

 私の道具のところで紹介したように、ドライバーを3本持っている。

セイコーS-YARD T9bl

 Callaway C4

ダンロップゼクシオ(MP200)

大型鍛造チタンヘッド
360cm3
ロフト角(11.5°)
クラブ長(43.5インチ) 
シャフトR1
クラブ重量293g
カーボンコンポジット
360cm3
ロフト角(14°)
クラブ長(45.5インチ
シャフトR-SOFT)
クラブ重量278g
フェース:SP700α-βチタン ボディ:6AL-4Vチタン
350cm3
ロフト角(11°)
クラブ長(45インチ
シャフトR
クラブ重量 291g 

 やや短め43.5インチのS-YARDから、45.5インチのCallaway C4に変えた時に、しばらくは長いクラブを振るのに苦労した。しかし長いクラブは遠心力を使えるという点からは絶対有利なはず。この長さに慣れるよう努力した。結果、初めて200ヤード飛んだのはこのC4だった。

 ダンロップゼクシオは購入する予定はなかったが、たまたま応募したオークションで私が落札してしまったから。買った以上使いこなさなくてはと練習した。まず始めに苦労したのは、「フェースもカーボン」のC4と、「ヘッド全体がチタン」のゼクシオではボールを弾く感じが全く違ったのだ。これはちょうどテニスで、ゆるゆるガットのラケットと、パンパンに張ったガットのラケットの違いみたいなもの。

 C4は方向性がとても良く、大ぶりしても割と真っ直ぐに飛んでくれる。同じような振り方をゼクシオですると大変。ボールがどっちに飛んでいくか分からない。これではいけなと、小さく振るようにしたのが良かったのか方向性は安定してきた。あとは飛距離。で、編み出したのが上記にあるようなタメを作って一気に振り切るやりかた。現在は、こんなやり方で、ベテランのシニアの方とラウンドして飛距離では遜色ないまでになっている。

 ちなみにS-YARDでもゼクシオでも同じように飛ぶ。ただ、ゼクシオの方がシャフトが2インチ長い分飛距離には有利。

 

※以下はクラブ作りのプロの解説だが、短い経験からだが理にかなっているように思う。

ドライバー選び

竹林隆光氏の「ドライバー選び」より、
 劇的に飛ばしを変えるには「長尺」「大き目のロフト角」に注目!

 カーボンは軽いことが最大の長所です。ヘッドの中央部が軽くなると、慣性モーメントが広がって曲がりにくくなるわけです。さらに上部が軽くなることで、重心位置を低くすることが出来ます。ボールが上がりやすく、スピンが少なくなるので、飛ぶヘッドになるわけです。

            <中略>

 低重心の方が飛ぶが、コントロール性に難があった(キャロウェーのERC)。
   (注)カーボンヘッドC4の方向性とチタンERCの飛びを組み合わせたのが、コンポジットのERCフュージョン

            <中略>

 クラブが長いと、人間は自然にそれに合わせて、クラブなりに振るんです。力でなんとか出来ないから、逆にスイングが安定するわけです。あと(飛距離としては)1インチ長いと10ヤードは確実に違います。特にシニアにはプラスの特徴だと思います。
   (注)ルール上では47インチまでと決まっていますが、市販品は45.5インチあたりが最長のようです。

            <中略>

 今はボール自体の設計がどんどん低スピンになっていると同時に、ボールがもともと持っている打ち出し角度も低くなってきているんですよ。だからロフトが立っているとボールが十分に上がらず、飛距離をロスしやすいんです。アマチュアには12〜13度あっていいでしょう。

 

 


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