ホーム / 目次A /目次B /目次C / 道具の選び方1 / 道具の選び方2 / 道具の選び方3 / 道具の選び方5 / 私の道具 / 次ページ


道具の選び方-4  寄せに使う道具、ウェッジ vs チッパー2種



  ゴルフは本数の制限こそあるものの、特に何を使ってはいけないことはないだろう。寄せに使う道具にしても、人によって6番アイアンや7番アイアンであったり、またウェッジなどを上手く使っているでしょう。

 以前からチッパーなるものがあるのは知っていたが、こうしたもので一旦楽をしてしまうと戻れなくなってしまうのではないかという気がし使わずにきた。それが知人に頼まれてインターネットで購入してあげたチッパー(E-CLUB)、コースで使わせて貰ったら楽だったのだ。14本という制約の中で、コースによって組み合わせて使えばいいのだと思いサクソン中空チッパーを自分でも持つことにした。

 50歳を過ぎてから始めたゴルフ、20代、30代で始めた人にくらべてゴルフ人生は短い。ならば、いろいろ使って、それで楽しめるのであれば、それでいいのだと思う。

     


★寄せの為の道具

(左) プロギア PRGR ウェッジ R35 wedge    

   PRGRのR35ウェッジは、パター感覚のウェッジ。ロフトを35度に設定して、アプローチをピンまで「キャリー1:ラン3」の割合で打てるように設計した。「転がして、寄せる」R35ウェッジは、寄せの確率と精度の向上を徹底してシンプルに考えた。また、グリーンまわり5ヤードをR35ウェッジで寄せられれば、グリーンはプラス10ヤード、135%まで大きく見ることができる。この安心感は、セカンドショットのプレッシャーも軽減するはずだ。緊張するアプローチもR35ウェッジなら、パターのようにピンを狙える。 


(中)SAXON サクソン サクソン中空チッパー

  こちらは、左右2つの中間。"上げて転がす"為のクラブ。グリーンに乗せる際、ピンとの延長線上に起伏がある場合、単純に転がしたのではグリーンに乗せられるかどうか不安です。また土手を登ってグリーンに乗せる際、ウェッジでは上手く土手を登らせられるかどうか心配な場合には、これを用いるといいかもしれませんね。
 ロフト(34°)を利用してチョンとボールを上げ、落下点からは転がしで。使ってみた感じでは、方向が出しやすく、またフェースの反発力も強いので、大きく振ると40〜50ヤード位飛ばすことも出来ます。見た目はヘッドが大きめのユーティリティーという感じ。

  あと面白かったのはヘッドとグリップに St.Andrews (セントアンドリュース)の表示があったこと。もしかして、SAXONと St.Andrewsって同じところで作っているのかしら?


(右)BantamGolf Eクラブ チッパー

  このタイプは底が平らなので、ザックリの心配はありません。使った感じはパターに近い感じ。ロフトが立っている(19°)ので、上げるのは難しく、"転がし"専門でしょう。そこそこの重さがあって、グリーン外の芝にも負けにくいですね。打感は、パターほどは反発力がないので、むしろ多少大きく振って転がすので、コントロールはむしろ楽かもしれませんね。


(右端) パワービルト スリッパリーフロッグ チッパー  
  パターと同じ打ち方で、簡単にピンに寄せることができるアプローチウッドです。ソールが広くしかも大きくラウンドした形状により、うまく芝の上を滑ってダフリを防いでくれます。また、重めのヘッドを採用することでストロークも安定し、ブレを抑えて方向性も出し易くなっています。

■ヘッド STAINLESS
■シャフト STEEL
■ロフト角 32°/40°/48°

 

 


追加紹介 (2005/12/25)

754. プロギア PRGR ウェッジ R35 wedge    

   「ゴルフ プレスト」 定価  18,900円  特価 16,065 (税込・送料込)  ・・・ (2006/01/22)

 

この製品の特徴   ・・・ メーカーのページ



PRGRのR35ウェッジは、パター感覚のウェッジ。ロフトを35度に設定して、アプローチをピンまで「キャリー1:ラン3」の割合で打てるように設計した。「転がして、寄せる」R35ウェッジは、寄せの確率と精度の向上を徹底してシンプルに考えた。また、グリーンまわり5ヤードをR35ウェッジで寄せられれば、グリーンはプラス10ヤード、135%まで大きく見ることができる。この安心感は、セカンドショットのプレッシャーも軽減するはずだ。緊張するアプローチもR35ウェッジなら、パターのようにピンを狙える。 




R35ウェッジは、基本的にはパターのストロークで打つ。だからプレッシャーのかかる一打も「キャリー1:ラン3」の距離感だけで打てばいいだけなので、非常にシンプル。またパターのように「線」で狙うので、カップに目標を持ちやすい。グリップにも注目したい。意識的に太くしたグリップは、パターのフィーリングを持たせてくれるとともに、不思議なほど緊張感をほぐしてくれる。



月間GOLF TODAY誌 2006年1月5日号 賢者の冬ゴルフより


ホーム / 目次A /目次B /目次C / 道具の選び方1 / 道具の選び方2 / 道具の選び方3 / 道具の選び方5 / 私の道具 / 次ページ 

inserted by FC2 system