研究開発分野での提携、及び最初の成果となる新素材「フォージドコンポジットTM」が、アウトモビリ・ランボルギーニの社長兼最高経営責任者ステファン・ヴィンケルマンとキャロウェイゴルフの社長兼最高経営責任者ジョージ・フェローズにより2010パリモーターショーで正式発表されました。
アウトモビリ・ランボルギーニの社長兼最高経営責任者ステファン・ヴィンケルマンは、次のように述べています。
「これからのスーパースポーツカーにとって、パワーウェイト・レシオの向上と軽量化はもっとも重要な鍵であり、カーボンファイバーはその目標を達成するための有効な素材であると我々は考えます。この分野に於けるキャロウェイの技術的蓄積は、我々の開発プロジェクトにとっても有用なものであり、これまで30年以上も取り組んできたカーボンファイバー適用の重要な節目のひとつとして、今回の提携を喜ばしく思っています。」
キャロウェイゴルフの社長兼最高経営責任者ジョージ・フェローズは次のように述べています。
「今回、世界で最も高く評価されている二つのブランドが手を組みました。キャロウェイもランボルギーニも、それぞれの分野で独創的な発想により、技術革新を実現することで数々の画期的な製品を世の中に送り出してきました。この飽くなき技術革新の追求という共通の価値観が両社を結びつけました。この新たな提携により、両社ともに競合他社に対し、さらなる差別化をはかっていきます。」
※関連ページは「こちら」
月間ゴルフ用品業界(2010.11)にはこんなことも書かれていた
実は、キャロウェイにはカーボンに関する苦い経験がある。高反発規制を巡る騒動が頂点に達した2002年、脱チタンの急先鋒として世に問うたのがフルカーボンヘッドの「C4」だったが、結果は世界市場で15万本。目標を大きく下回る憂き目に遭ってしまった。
最大の敗因はインパクト音の鈍さで、これを改良したのが2003年11月発売の「ERC+フュージョンテクノロジー」。チタンフェースとカーボンボディの複合ヘッドだった。
しかし今回の発表を見る限り、そうした失敗も、このランボルギーニとの提携にみるように、無駄にはしなかったという訳だ(管理人)
こちらは、以前私がODESSAYパターのフィッティングを受けに行った際 |
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こちら、今も私が持っているクラブの1つ、ビックバーサC4です。当時所有していたXXIO(2002年モデル)と比べても飛距離でも方向性でも上回っていました。これが売れなかった理由は、ひとえに打音。C4の打音がバコッ、というのに対してXXIOのあのカキ〜んという音で、これだけでも飛んだ気にさせてくれますから。パターとボールのところでも説明がありましたが、やはり打音というもは、いろいろな意味で大事なんですね。 |
来年3月、キャロウェイから発売予定の「レーザーホーク」には、今回ランボルギーニとの提携でも認められた炭素繊維技術が盛り込まれているという。詳しくは「こちら」で。
キャロウェイ独自のForged Composite構造で、ボールの打ち出し角とスピン量を最適化し、飛距離を追求した「RAZR HAWK
ドライバー」。ツアープロや上級者が求める操作性を持つ450cm3の「RAZR HAWK TOUR
ドライバー」と、アベレージゴルファーでもボールが捕まり、高弾道と安定した方向性を実現する460cm3の「RAZR HAWK
ドライバー」の2モデルをラインナップしました。 |