思い出してみると、母はよくＮＨＫのテレビ番組を見ていました。当時の私は、民放の娯楽番組（例えばドリフの全員集合とか？）ばかり視ていた記憶がありますので、ＮＨＫなんてどこが面白いのかな？と思っていました。
現在の私は７０歳を過ぎましたが、はたと気が付きました。私はＮＨＫ番組が好きになっていました。私も年をとったのでしょうか？（笑）多分、民放の放送するバラエティは、なんだかガッチャガチャして視ていて疲れる感じなのでしょうね。
例えば、朝ドラは、朝刊を読むように日課となっていますね。いわば、ここから１日が始まる感じでしょうか。また日曜日夜の歴史ドラマ「どうする家康」も好きですし、もっと好きなのがそのあとの番組「ＢＳ時代劇」で今は雲霧仁左衛門、以前だと６月まで放映していた「かぶき者 慶次」はとても好きなドラマでした。
ある時から気が付いたのですが、ＮＨＫが「ＢＳプレミアムシネマ」として昔の「映画」を放送してくれるのが良いですね。https://www.nhk.or.jp/bscinema/calendar.html
私は若い頃からの映画好きですので、（民放と違って）ＣＭにじゃまされることなく最初から最後まで一気に放送してくれるのは良いですね。ただ、トイレに行きたくなった時CMブレークがないのは困るので（笑）これら映画は一旦録画して視るようにしています。
例えば今週ですと、
16日(月) フラッシュ・ダンス ジェニファー・ビールス
17日(火) 地下室のメロディー ジャン・ギャバン
18日(水) ニューヨークの恋人 メグ・ライアン
19日(木) 招かれざる客 スペンサー・トレーシー
20日(金) マーベリックの黄金 ユル・ブリンナー
ジャン・ギャバンの映画では「ヘッド・ライト」で共演したフランスワーズ・アルヌールがぽってりとした唇で、とてもセクシーに感じた記憶があります。（https://www.nhk-ep.com/products/detail/h22073A1)
名優は背中が演技をすると聞いたことがありますが、久しぶりにジャン・ギャバンの出演する映画が観られることを今から楽しみにしています。
旅好きな私がコロナ流行で海外旅行が出来なくなり、その間視ていたのが「世界ふれあい街歩き」。グループツアー参加で歩いていたら、こんな路地裏には寄らせてくれないだろうなというところも魅力。さらに地元の人との会話があるのもいいですね。これを観続けていたら、わざわざ現地へ行かなくてもいいや、と思うことも（笑）「空港ピアノ」も良いですね。ピアノを弾く人それぞれに人生があり、そこで語ってくれる短いコメントもいいですね。さらに、どんな曲を弾くのかにも興味があります。例えば、エイミー・ワインハウス（Amy Winehouse)の「Back To Black」という曲を始めて知ったのも、この空港ピアノででした。
あと、ＮＨＫＢＳでは、世界の様々な自然を紹介してくれます。再放送だそうですが、福山雅治が現地へ行って取材をしてきた番組「ホットスポット最後の楽園」は天空と荒野の両極世界〜アフリカエチオピアの高原、面白かったですねぇ〜。平地に住むマントヒヒと高地に住むゲラダヒヒ、それぞれの生き方は興味深いものでした。（https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/JZ24X17ZJZ/）
こんな具合に、書き出したらきりがないくらい素敵な番組がありますね。私はアマゾンのプライムビデオも観ていますが、ＮＨＫに払う受信料もNHKBSだけで元が取れるくらい見ていますね。もしＮＨＫの受診料が高いとお思いの方は、しばらくＢＳの番組をチェックしてみてはいかがでしょうか？