ホーム目 次 / 前ページ次ページ       


 インターネットが人の優しさに貢献できるといいですね  ・・ (2023/05/21)


  おそらくほとんどの人が公共広告機構によるこちらのテレビCM「寛容ラップ 」をご覧になったことがあるのではないでしょうか。年配の女性が財布から小銭を出すのに時間がかかって。後ろに並んだ色眼鏡の男性がイライラしているのじゃないかと感じ、ますます焦ってしまうこの女性。

  ところが後ろに並んだ男性は「あせる必要はないんだよ、自分のペースでやればいいだよ」と優しい声をかけてくれる。というもの。




 このCMがとても印象に残ったのは、95歳で亡くなった私の母の晩年を思い出したから。通常端数のある金額、たとえば839円などと言われた場合、まず財布に39円という端数があるのかどうかを確かめる。
 それが高齢化していた母は、たとえ財布に小銭があったとしても、それを探すのにモタツクもので、1000円を「お札」で払ってお釣りを貰うようになる。毎回こうしたことが続くと、いつしか財布の中には小銭で満杯になってします。

 ある時、私の奥さんが、母の財布が異常に膨らんでいるのに気がついて「ちょっと見てもいいですか?」と財布の中身を確認した。小銭で満杯になっていました。そこで「お札と交換してもいいですか?」と確認し、小銭を引き取ってお札に換えてあげた。

 こんな私の身近なエピソードとこのCMが繋がった。



 私の年代にしては珍しいようですが、私は支払にPayPayも使っています。以前は一回ごとにセブンイレブンに行ってチャージをしていましたが、ある時、自分が持っているヤフーカード(のちにPayPayカードとなった)に紐つけしておけば、いちいちセブンイレブンに行ってチャージしなくても、このクレジットカードを利用してPayPayで支払えることが分かりました。


 画面をクリックすると、PayPayあと払いの説明ページにジャンプします。



 設定に若干手間取ったものの、設定が出来ると、すこぶる便利な道具となりました。飲食店に行って「PayPayで払います」と言ってスマホのQRコードを見せるだけで、どんなに端数のある支払金額でも 、パパッと支払えてしまえるのだ。

 恐らく多くのシニアに設定を自分でやれ、と言っても難しいでしょうが、その方の娘さん、息子さんなら、こういったことにも慣れているはず。なので、設定を肩代わりして貰えば良いでしょう。一旦、設定が出来さえすれば、ちょっとした規模のスーパーなら、支払にPayPayが使えるはず。

 これで先に紹介した公共広告機構のCMの例のように、レジでの支払にもたつき、後ろの人に気兼ねをしてしまうこともなくなります。


 一点、私がPayPayの(自分のクレジットカードと連携させての)あと払いをしてみて分かったのは、あまりに簡便な支払方法であるが故に、つい、使いすぎてしまうきらいがあることです。 皆さん、設定が出来たからといって、使い過ぎには気をつけましょうね(^^;)


 


ホーム目 次 / 前ページ次ページ    
 

inserted by FC2 system