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  歩けば歩くほど人は若返る 三浦雄一郎 小学館  ・・ (2023/05/14)


  三浦雄一郎と聞けば、私の世代であればプロスキーヤーであり、登山家として有名な人、という認識です。しかしこの本によれば、60歳を過ぎてからの三浦さんは、体重88kgの超メタボだったのだそうです。しかもヒザの半月板に故障があり、さらに心臓も心筋症だったというから、かなりの重傷状態。

 そこで少ししづつでも良いから改善出来ないか、最終的にはエベレスト登山か出来るようにならないかと取り組んだ方法がこの本に書かれています。 



 ※ 左の本の写真をクリックすると、小学館のページにジャンプします。




 この本によれば、「メタボ」で満身創痍状態の三浦雄一郎が、エベレスト登頂のための”5か年計画”でやってきたトレーニングの最終段階が、こちら。

 登山靴が片足2kg、+アンクルウェイト−片足5kg(計、片足7kgづつ)、リュックには水のペットボトルで30kgまでに増量しておく。地方公演を頼まれた時は、この恰好で原宿のオフィスから東京駅まで徒歩で行くのだとか。途中歩道橋は良いトレーニングになるので大歓迎なのだそうです。



 SIXPADのCM画面より(Youtube)

  一点注意してくださいね。三浦雄一郎氏は、一気にこの重さの負荷をかけた訳ではなく、あくまで5年かけて自分の体調を確認しながら徐々に負荷を増やして行ったのです。間違っても、急激な負荷はかけないようにしてくださいね。

 ちなみに私は登山家ではなく、アマチュアゴルファーなので、片足0.5kgのアンクルウェイトで5000歩超のペースで歩くことに留めています(笑)。


 この本を読んだ私の感想は、人間の体を維持していくうえで、一番基礎となるのが「歩行」だということ。ちなみに私の両親ですが、父は小太りしていて、ほぼメタボ状態で、歩くのも苦手でした(84歳で没)。かたや母は、片道30分程度の距離ならば、バスなどは使わず、常に歩いていました。しかも95歳で亡くなるまで常用する薬はありませんでした。母にとっては、歩行こそが良薬だったのでしょうね。


 

 私がスマホに入れているアプリはこの2つ。HealthPlanetは体重計などを製造している会社のアプリ。
 体重と血圧はそれぞれタニタの器機からブルートゥースで情報を拾ってくれていて、歩数だけは長くオムロンの万歩計を使っているもので、そのデータを毎朝手入力しています。
 追加で、歩数増進へのいざないにと楽天ヘルスケアも併用しています。目標値を5000歩に設定して毎日の努力目標として使っています。ただゴルフの時などスマホを持ち歩かないもので、主はあくまでオムロンの万歩計です。
 





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