最近、若い世代の人と話していて「せどり」という言葉を聞くことが何度かありました。ただ、私の知っている「せどり」と使い方が違うようなので、ネットで確認してみました。
それによれば当初の「せどり」の意味は、「親船の積み荷を小船に移し取ること」とありました。そうですよね、私が聞いた「せどり」という言葉は、北朝鮮が石炭などを中国に輸出する際、中国側が正規に経済封鎖中の北朝鮮より輸入するわけにはいかないので、秘密裏に航海上で船から船へと荷を移した。それを新聞では「せどり」という言葉を使って説明していました。
では、若い世代の人は、どういう意味で使っているのか。
今は「転売」の意味として使われているようですね。インターネット通販やリサイクルショップなどで安く仕入れた商品を転売し、仕入れ額と販売額の差額で利益を得ることとして使われていました。
言葉は時代とともに変わりますので、今後は若い人が使っている方が主流になりそうですね。