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  クレジットカードが不正利用された  ・・・ (2022/12/18)

 高輪警察署 御中

 事業をしている関係で、毎月初に前月分のカード引落明細の確認をしているのですが、今月だけはいつもと状況が違っていました。イオンカードの引き落とし先に、聞いたことのないショップ(セレクトストアレインボー)から高額な(125,950円)引き落としがあったからです。

 もとよりイオンカードは、どちらかというとお付き合い的に加盟したカードで電気代、ガス代の決済、あとはWAONのタッチ払いを利用するくらいなもので、このカードが不正利用の対象カードになるなんて思ってもみませんでした。(利用状況を説明するために過去4か月分の明細を警察署に提出)


 警察署に届ける前に、まずはイオンクレジットにその旨連絡したところ、追ってイオンクレジットのこうしたトラブル案件の対応部署(セキュリティ担当)から調査確認の上ご連絡しますとのこと、また(私の説明を聞き)不正利用の疑いが濃厚なので、現在のカードを無効にし、新しいカードをお送りします、とのことでした。(12月16日に新しいカードを受け取ったが、今度はカード表面にはカード番号のないタイプのカードだった。これってスキミング対策?)

 

 並行して、この「セレクトストアレインボー」なるショップがどんなところなのかを自分でも確認したところ台東区東上野にあるショップさんでした。私、72才ですので、万が一、自分が購入したことを「失念」していたのではいけないので、ホームページより連絡先メールアドレスを確認し、「私が貴ショップから何かを実際に購入した記録がありはしませんか?」と問い合わせメールを送りました。
 それに対する返信がSさんという担当から届きました。それによれば、私の名前で、この日付に、何かを購入した記録はない”とのこと。となると、やはり私以外の人間が不正に何かを買って引き落としたということ?

 その後イオンクレジットの不正利用などへの対応をするセキュリティ部門の方から電話がありました。私としては、起きたこともさることならば、今後、再発しない方法などを訪ねましたが、基本、クレジットカードの“利用明細を頻繁に確認する”以外には方法はなさそうでした。(その意味では、高額商品など購入する予定もないこのカードは、ある意味、ノーマークでした)
 一点イオンカードのセキュリティ担当から教えて貰ったのが、カードの「利用明細上」では9月16日となっているが、実際に物品が購入されたのは、9月14日の16:32にネットから注文されたものとの情報を貰いました。また実店舗でカードが利用されていたケース(つまりスキミングの可能性のある店、という意味?)としては、8月18日に五反田のチキンのお店でカード利用されたのが唯一関連しそうな利用のようでした。(当初はWAONタッチで払おうとしたが、対応していないとのことで、ならばと出したカードのクレジット機能で支払うことのした次第) 

 ※ 不正支払い後60日以内であれば、カード会社から補填されるのですが、今回は既に60日を過ぎてしまっていたので、保証対象にはなりませんでした。

 

 次に「セレクトストアレインボー」に9月14日の16:32にネットから私のカード番号で注文されたものがあるのか問い合わせをしましたが、こちらには返事は貰えませんでした。

 今回のような“ネットでカード情報が悪用されたケース”、お金が戻ってくる可能性は高くないことは承知していますが、せめて「犯人」逮捕への一助となればと地元の警察署「高輪警察署」連絡させて貰いました。今回の警察署への届け出で犯人が捕まり、今後同様な被害が出ないようになればと思っての届出です。

 

 同様な被害に遭わないためのアドバイス

・カード会社から月々の引落のメール連絡があると思うので、速やかに引落の内訳をチェックすること。
 カード会社にもよるでしょうが、今回のイオンクレジットの場合は、不正発生から60日以内のものであれば、カード会社が損害を補填してくれるのだそう。

・自分の身に覚えのない引落については裏付け調査をしてみること。
 (買ったお店の名前と、決済を代行した会社が違う場合があるので、知らない名前であっても、まずは金額からでも推測してみること)

・それでもまったく身に覚えのない引落については、カード会社に問い合わせてみる。

・最近、クレジットカードでも、VISAタッチとかIDとかで、カードを店員に渡すことなく、目の前にある機械に触れるだけで決済出来るようになっている。
 どうやら、この方式の方が安全性が高そうです。(カードが自分の視線の届かないところに持っていかれるようなら、待って!と声をかけよう)

・あまり使いそうにないカードは解約しておいた方が無難ですね。

 60歳定年時に、何枚かのクレジットカードの解約を行いました。当時は、定年で収入も無くなったのだから、もうこれで新規にカードを取得することはないだろうと思っていたものの、昨今は、楽天カードや、PayPayカードなどのように、ひたすらカードの発行枚数を競うように、誰にでもクレジットカードを発行しているようですね。こんなに簡単にクレジットカードが発行される時代になるとは思っていませんでした。やはり不要なカードはリスクを減らす意味でも、発行を依頼しないように、また既に持っているものでもたいして使っていないのなら、解約した方が良さそうですね。




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