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  プーチンを狂犬病の犬と考えれば説明がつく?  ・・・ (2022/04/24)


ロシアによるウクライナ侵攻の現状は、プーチンを狂犬病の犬と考えれば現状が分かりやすい。

 スマートニュースの中にあったトピックスによれば、22日発行の週刊誌シュピーゲルにドイツのショルツ首相が問われた「ドイツがウクライナへ重火器を提供しない理由」を「NATOは第3次世界大戦につながり得るロシアとの直接的な軍事衝突を回避しなければならない」からだと説明したのだそうだ。

 ある意味プーチンはこうした他国の配慮(?)のお陰で暴君として振舞えている。その理由を「プーチンを狂犬病の犬だ」とすると理解しやすいだろう。NATO諸国は狂犬病であるプーチンに噛まれると自分も感染してしまうので安易に手出しできない。しかし狂犬病のプーチン自身は、NATO諸国に嚙みつかれても痛みは感じるだろうがあらためて狂犬病ウイルスに感染するわけではない。結果、狂犬病であるプーチンは自由きままにマッドドッグとして振舞い続けられることになる。


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 Youtubeで国際政治学者の三浦瑠璃さんによる「ロシアのウクライナ侵攻」についての解説を聞いた。三浦さんは、「自分は軍事の専門家ではないので」とことわった上でこう言った。過去のロシアの戦争、例えばドイツとの戦いを統計からみてみると、兵隊を湯水のごとく送り込むことで戦いを維持してきていたことが分かる、と。

 それで思い出したのが、映画「スターリングラード(英語タイトル Enemy at the Gates)」。

 映画冒頭のシーン、船で大量の兵士を激戦地に運び、2人ペアで独軍との最前線に送りだした。しかしその時、ライフルは二人に1丁しか持たされていないのだ。「私にも銃をくれ」という兵隊に上官はこういう。「一人が死んだら、もう一人がその銃を持って進め」と。
 また、ドイツ軍からの激しい攻撃におびえた兵士が引き返そうとすると、後ろで待機していた自国兵(ロシア兵)に機関銃で射殺されるのだ。まさに進むも地獄、引くも地獄という極限状態に置かれていた。もしロシア兵の強さをと聞かれれば、突撃するしかない死に物狂いさだと説明すべきなのかもしれない。 なるほど、ロシアという国は兵士などは湯水のごとく使えることがロシアが行う戦争で他国に勝る優位さなのだと。

 思いだせば、かつて太平洋戦争時の日本軍では、兵隊は一銭五厘(召集令状・赤紙を送る費用)で、いくらでも補充できると言ったのだとか。ならばかつての日本軍の戦時の狂気も、プーチンと同じだったのか? 兵士(国民)を消耗品としか考えられない政府トップのいる国に未来などあるはずはない。国民はさっさとこうしたトップを引きずり下ろすべきだ!





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