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 50年ぶりに訪れたニュージーランド(クライストチャーチ) ・・・ (2019/06/03)


 前回ニュージーランドへ行ったのが昭和45年、今年は令和元年ですから、ざっと数えても50年前となります。長く間があきましたね、長くつづいた平成時代には一度もニュージーランドには行きませんでした。これって平成ジャンプというのかしら?(笑) 


 50年前のオーストラリアは白豪主義を取っていましたが、恐らくはニュージーランドも同様だったかと。それがともにアジアから移民を受け入れ、今のニュージーランドは観光客も移民も中国から来た人が多数。お陰で中国人が経営するレストランはあたりまえ、土産物店に始まって、ついにはテレビ番組まで中国語放送がありました。(ちなみに日本語放送は無し)

 なにゆえ中国からの移民が多いのか。1つには、分母となる人口数が日本よりも圧倒的に多いから?中国の人口が13.86億人で、かたや日本の人口は1.268億と約11倍の多さ。つまり人口の0.1%が海外移住を考えたとすると中国からは139万人、かたや日本は13万人が海外に居住を希望している換算になります。
 

 かつて日本も政府が移民を推奨していた時代があり、多くの日本人の方が中南米や、ハワイに移住していきました。しかしそれも今は、日本が一番!とばかりに海外で一旗揚げてという心意気のある人はいなくなりました。恐らくは中国ではもっと自由な国でと人は考え海外への移住を考える人が多いようですね。中古車ビジネスをやっている中国の人に聞いた話しでは、中国の政治体制に嫌気がさしている様子で、未来が描けないと言っていました。多くの人もそうなのでしょうか。そこへいくと日本人は、政府の悪口をいいつつも、案外信頼しているのかもしれませんね。


  今回の旅行では、行くところ、行くところ、中国からの観光客がいましたね。1977年、アメリカ留学を終えたあと、ヨーロッパを周遊してから帰国しました。その際に出会った東洋人は、まず100%日本人でした。当時、海外に旅行出来る経済的なゆとりを持てるのは唯一日本人だけでしたね。そう考えると時代は変わったものですね。中国はむろのこと、台湾、マレーシア、インドネシアなどからも旅行者が来ていました。こうした構成を考えると、オーストラリア&ニュージーランドはアジアの一員とみるほうが自然なのかもしれませんね。

 前回のニュージーランド旅行からあまりに期間が空いたもので、前の記憶はほとんどなかったですね。かろうじてエイボン川についての記憶が残っていましたが、それも具体的にはどの部分を?と言われると全く反応が出来ないくらい。つまり今回が一回目の訪問といっても良いくらいでした。

日本からオークランドへ飛び、国内線に乗り換えてクライストチャーチへ

クライストチャーチ空港からバスで一路マウントクックへ向かう

   


 こちらが泊まったホテル
   


 ホテルの廊下突き当たりの窓から見える教会。地震で無残にも壊れ、改修中。(時間かかりそう〜)
   
 こちらは仮設の教会、三角屋根は紙パイプで構成され、明るい教会で、デザインしたのは日本の建築家  イスラムの教会が狂人に襲撃され50人のイスラム教徒が亡くなった。それを悼む市民が植物園のフェンスに花やカードを置いていった。

 登山列車に乗り、日帰りツアー

 展望車があるが、風が冷たく私はそこそこで自車両に引き上げ

 途中駅で引き返す我々のために列車に並走してくれている

 なんとも雄大な自然

   アーサーズ・パス駅で降り、バスで近くに滝まで移動



 左)滝までの道はいちおう整備されており、木の階段が用意されているのですが、あいにく前々日の雪が残っていて、すべって転んだ人もいた。

 上)クライストチャーチへ戻る途中の河川敷にあった記念碑の前で写真撮影
 右)レストラン街で食べたハンバーガー。厚みがあるので、これ1個でお腹一杯に。寿司、餃子、ラーメンもあり、ニュージーランドのサラリーマン達が美味しそうに食べていた。




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