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 堀江貴文 著、「それでも君はどこにでも行ける」 ・・・ (2021/03/14)



 堀江貴文氏の本は10冊以上読んだが、本質を突いた視点、歯に衣着せぬ言い方は爽快し感じていた。今週丁度読み終えたところなのが「それでも君はどこにでも行ける [ 堀江貴文 ] 」だ。なんだか一読して「これ旅行記?」と思うような内容だった。恐らくは世界にはこんなところもあるのだよ、と若手に教えてあげたかったのだろう。その意味では面白い内容だった。

 1点、ん?と思ったのがレバノン編。レバノンといえば、日本を密かに脱出し帰国したカルロスゴーンの母国。堀江貴文氏がレバノンまで行き、なんとカルロスゴーン氏とインタビューしたのだというだからスゴイ。
 いままでどこの報道も無しえていないインタビューなのだから当然私もその内容に期待をした。しかし、、、なのだ。堀江氏の英語がインタビューする内容にともなったレベルではなかったのだ(法律用語が英語で出てこなかった以前に、彼の英語はインタビューをするレベルではなかったのだ)。

 別に誰も彼の英語力を知りたい訳ではないので、あらかじめゴーン氏に聞きたい内容を英語で箇条書きにして、それに答えて貰えば良い。もしくは自分が質問しているところを皆さんに見せたいのだとすれば、彼のYoutubeチャンネルを見ているほとんどの人は日本人なのだから、単純に日本語で質問し、同時通訳者を介してカルロスゴーン氏に回答して貰えば良いだけのこと。正直、堀江氏が直接たどたどしくインタビューを始めたところで見るのをやめてしまった。あまりにまどろっこしかったからだ。

 彼は著書の中で、この話題をテレビで取り上げてくれたのは唯一(彼が出演している番組)サンデー・ジャッポンだけだったというのも、さにあらんと思った。

 繰り返しますが、彼がベイルートまで行ってカルロスゴーンにインタビューしてきたことはトッピックスだと思う。しかし彼自身が英語で直接インタビューする必要は無かった。ちょっとした彼の勘違いなのでしょう。





 


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