● 日経BP の雑誌定期購読申込みに思うこと
・・・ (2020/11/29)
パソコンのCPUが8ビットから16ビットに変わる頃、パソコンが描く未来に興味を持った私は7〜8冊のパソコン雑誌を購読していた。あちこちの雑誌の読者欄に投稿してきたことから、それぞれの雑誌の編集部とコネが出来、原稿依頼を受けたり、座談会の企画を頼まれたりもした。
それらを終えたのは(それまでパソコンとはまったく関係の無い世界にいた私が)パソコンソフトの業界団体に転職したからだった。オフィスに行けば、コンピュータ関連雑誌はすべて揃っていた。また、当時パソコンソフトを作っている会社のほとんどと繋がりが出来、社長達とも直接話しをすることが出来る立場になったからだった。
先日、奥さんとの待ち合わせ場所、区の図書館へ行った。たまたま手に取ったのが日経パソコン。往年の日経パソコンに比べると厚さが半分以下。反対に内容は巾を広げ、iPhone/iPad
の記事からAI言語によるプログラミング事例まで扱っていた。
面白そう、と帰宅してからネットで定期購読を申し込んだ。それが火曜日のことだった。アマゾンなら昼間購入を申し込めば、翌日には品物が届く。しかし、日経パソコンからは何も届かなかった。木曜日、金曜日と待ってみた。で、土曜日に心配になってきた。申込み画面に私のメールアドレスを書く項目もなかったようなので、「購読申込みを受け付けました」という返事がこないのもあたりまえか。火曜日に申し込みをしたつもりだったが、どこか手続きを間違ったのではないかと考えるに至った。
火曜日にネットで申込み、土曜日午前中まで待ってみたが日経パソコンから反応がなかったので、自分が手続きを完了していなかったのかもと自分を疑い、再度ネットから申込みをしてみることにした。前回とは異なるページに辿りついたようで、ここではクレジットカード申込みが出来る。しかも先日の購読申込みページに表示されていた料金より安かった。
3年(72冊)通常購読コース 42,700円
> らくらく購読コース 38,430円(税込)
らくらく購読コースの3年購読なら、4,270円お得です!
とあった。今回はクレジットカード情報を伝えた。その後、私宛にメールで手続きが完了した旨の連絡もあった。やれやれ、これで間違いなくネットで定期購読が出来たとほっとした。
ほっとしたところ(夕方)に、日経BP社から郵便物が届いた。封筒を開いて驚いた。火曜日の申込み手続きは有効だったのだ。え〜、ダブっちゃったの??? 早速日経BPに電話で伝えようとした。対応してくれた女性は、私の事情説明を理解してくれたようだった。しかし残念ながら、日経BP社(つまり全書籍)の担当なので、個別の雑誌(日経パソコン)のことについては、個別の担当とやりとりをして貰う必要がある、と。この日は21日(土)、つまり3連休の初日で、担当から私宛の連絡は連休明けの24日になるとのことだった。
24日、日経パソコンの担当から電話があった。事情は了解したので、クレジットカードで申し込んだ方を活かすカタチで処理し、火曜日に申し込んだ方は無効にするのでご心配なく、と。
そこで私の方から一言添えた。これがAmazon
なら火曜日に申し込んだら、早ければ翌水曜日、遅くとも木曜日には届くものですよね。それが土曜日になったもので行き違ったことを伝えた。反応は、ああそうですか的なものだった。どうやら、今の時代に、申込みから4日も待たせるシステムを特に問題とは思っていないようだった。「オイオイ、それで大丈夫かよ日経BP?」という印象。ネットやコンピュータを扱っている会社にしては、なんとも時代遅れな対応のように思うのだが、、、。