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409.シニアがあらたな道を求める適齢期は? ・・・ (2023/09/10) 





 私が定年になった2010年当時は、まだ60歳が標準的定年年齢だった。雇用延長という選択肢も会社から提示されていたが、魅力を感じることもなかったので、そのまま定年退職した。その後、中古車輸出事業を始めることにしたが、いまやその私も70歳を越えた。振り返ってみて、60歳で出来たことが、今の70歳になっても同じように出来るのか考えてみた。結論的には、それは難しいのではないかということだ。

 1つには、徐々にではあるが、体力が落ちてきている。それはゴルフのドライバーショットの飛距離で判断がつく(笑)。気力というものも、肉体的なポテンシャルともリンクしている気がする。つまり体力の減衰に比例して気力も減衰するような気がする。


 さて、上記の新聞切り抜きは 、見た時から気になっていた日経新聞新聞の「大機小機」だ。筆者の「四つ葉」さんが言われる通りな気がする。私の理解では、老化現象(体力および気力の)は個人差がある。それを一律に決めてしまうことに問題があるような気がする。ちなみに、今年(2023年)夏に久しぶりに会ったアメリカ留学時代の同級生は来年定年する予定だそうだが、現在72歳だ。アメリカでは、年齢を理由に退職を迫るのは違法なのだそうだ。つまり、「ご自分でお決めなさい!」ということだ。あとに後悔を残さない方法は、自分で決めることだ。


 個人差というものを一切考慮せず、画一的に決めてしまうことは問題だろう。世の中、思い通りにならないことは多いだろうが、せめて自分がどうしたいのかぐらいは自分で決めましょうね。





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