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406.中古車輸出が「貿易」である限り、たとえ個人事業であろうが、世界の情勢に左右される ・・・ (2023/08/06)  





 以前このホームページでのお伝えしましたが、私もツイッターなるものをやり始めてみた。いまのところのテーマはゴルフ関連と、中古車輸出だ。中古車輸出で検索すると、「ロシア向けの輸出なんて即刻やめさせろ!」という意見が散見された。

 私自身は、今までも、また今後ともロシア向けの中古車輸出をやるつもりはないので、特に気にはしていない。しかしだ、


業界紙のデータを覗いてみよう。
2023年06月までの中古車輸出統計ランキング(国別輸出台数)


  こちらのリストを見ると、輸出先としてロシアがダントツ1位となっている。ということは、これに従事している日本人、ロシア人がたくさん居るわけだ。特に、彼らに配慮して欲しいと言っているわけではない。私が言いたいのは、たかが中古車輸出なのだが、こうして世界情勢が色濃く反映していると言いたいのです。

 レベルは違いますが、今、アメリカ向けに軽トラックを一生懸命売っている(輸出している)人も沢山いると聞いている。今は円安だから儲けもそこそこ出るだろうが、円高になったらどうだろうか。為替レートなんて個人ではどうすることも出来ない。出来ないが、自分の仕事の業績に色濃く反映してくる。もし私がアメリカ向けに軽トラック輸出をやるならば、円高にでもなったら、さっさと諦めて撤退するしかないのかもしれない。

 中古車輸出が貿易である以上、心しておかなくてはいけないのが、こうしたことなのです。長くこの仕事を続けるには、それなりの覚悟も必要なのです。

 恐らく貿易以外の分野であっても、個人の力ではいかんともしがたい同様な浮き沈みがあることでしょう。



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