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”老人”閑居して不全をなす ・・・ (2009/06/07)
今、高校の進学率ってどれくらいだろうか。おぼろげな記憶によれば90%を超えていたかと。昨今、「高年齢者継続雇用」への転換で、企業は、定年制度の廃止もしくは65歳に変更を迫られている。それからすると、近い将来、60歳超の就業率も、同様に90%を越えるだろうと思う。
それ以前に今の60歳は若い。何もしない状態なんて考えにくいし、そんな元気な人間を何もさせない状態におくなんて危険だ(笑)。それは丁度、中学校を出た(義務教育を終了した)若いモンが、仕事にもつかずぶらぶらしていたら、夜な夜な原付バイクで、ちんけな暴走行為でもするのが関の山、と同じ。同様に、60歳の人間が何もしないでぶらぶらしていたら、どんな暴走行為(?)をすることやら。
やはりここは、給金は安くても手に職でもつけて、いっぱしの職人を目指すのも良いのかもしれない。園芸だって、家庭菜園を越えて、高級レストラン向けの野菜を育てるなんてことも可能かもしれない。
いずれにしても「”老人”閑居して不全をなす」なんてことだけにはならないようにと、自戒を込めて提案したい。
※ 「小人閑居して不善を為す」は、一般には「小人物は暇を持て余すとろくな事はしない」と理解されているが、これは本来の意味ではない、という説も。まあ、ここでは一般的な理解として紹介しました。
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