389. 定年後起業、私の場合 (Part
II) ・・・ (2023/02/12)
東京しごとセンターの相談員、城戸先生より「以下の2点の情報を追加しては?」とのアドバイスをいただきました。
@アフリカ等への中古車輸出を輸出する意義
一般に、日本人はひとつの車を10年以上も乗り続けることはあまりないかと思います。また走行距離が10万kmを超えると中古車としての販売価格が付かない、とも聞いています。(あとは解体業者に渡してスクラップにするだけ?)
この仕事をやってきて感じたのは、日本車の性能が思いのほか良いこと。10年超、10万km超で動かなくなることはありませんで、アフリカの人などには手の届く金額の自家用車、ということです。
中にはフィジーで走っている日本のタクシー車両などは、彼らが輸入した時点で既に20万kmも走っていたりしますが、現地の運転手さんに聞くと「がんがん走るよ」と言っていました。聞けば、彼が日本から輸入したこのタクシー車両をすでに10万km(つまりトータル30万km)も乗っているとのこと。
昨今経験したのはアメリカ向けの中古車輸出。アメリカは、基本、日本からの中古車輸入を認めていません。しかし製造後25年が経過しているものは例外として認めているようです。恐らくは、製造後25年を経たものはクラシックカーというカテゴリーになるのだろうと推測しています。
結果、通常海外に輸出が向かない(税制上の優遇は、日本国内でのみ有効ですので)と言われている軽自動車ですが、アメリカ向けに軽トラックが多数輸出されていることを最近になって知りました。こんな具合に、中古車輸出は、面白い世界です。
別な言い方をすると、日本でとっくに減価償却を終え、あとはスクラップするしかない日本車が、海外でこんな具合に重宝されるのであれば、それら中古車に第二の人生を与えてあげるお仕事は、とても有意義なことと考えます。
参考:輸出先ランキング(グーネットより)https://www.goonews.jp/data_bank.php
このリストにある輸出台数は、ほとんどが大手事業者によるものかと思います。中小零細事業者が、同様に大量の中古車を輸出が出来るとは思わない方が良いかと思います。
A私が輸出した車のユーザーからの声
2015年以降は、ニュージーランドのディーラーさん向けに卸していたもので、エンドユーザとの接点はありませんでした。ですので、それ以前のもののご紹介になります。こちら(以下の写真)はザンビアのお客様です。
私が輸出した車を気に入ってくれ、こうして写真まで送ってきてくれました。いまでもFacebookで繋がっていて、折に触れメールを送ってくれます。 | 上の証明書は「輸出前検査」で合格した、という証明です。 |
こちらは2015年に、タンザニアに輸出した、三菱パジェロ・ミニ(軽)です。 |