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382  新旧産業間のギャップ?(えっ、保証人が必要なの?) ・・・ (2022/11/27)  



日本で最大級のオークション会場、USS東京会場
(ディズニーランドと同じで、東京といいつつ、実際には千葉・野田にある)


  代金決済を伴うヤフオクにしろPayPayフリマにしろ、さらには海外に目を向けてeBay をやるにしても、ビジネスとしてやっている人も多いようだが、始めるにあたって「保証人」を求められることはない。

  しかし中古車オークションに加盟しようとすると「保証人」を二人立てるよう求められる。保証人は加盟している会員が落札した車代を支払わなかった場合、本人に代わって払う必要がある(もっとも新規加盟者の場合、入金後搬出という制約が課されるので、あまりこうしたトラブルは起きないはずだが)


 こちらはトヨタ系列の中古車オークション会社。若い人が軽い気分で中古車輸出をはじめようと思うには新規参入障壁となりそう

 保証人協会というものがあるそうで、その対応項目には「オークション」もあった。どうしても保証人が立てられないという場合には、これを頼る手もありそうだ。


  こうしたことが求められるのは、ひとえに中古車業界が古くからある産業だからだ。歴史的には、自動車整備工場主らからはじまった産業のようで、中古車の輸出事業者などは、ずっと後の存在、つまり「新参者」なのだ。それでも、過去からの流れで、いまでも「保証人」を求める流れは続いている。


  私が60歳過ぎて起業したがゆえに(社会的に信用も持っていたがゆえに)気がつかなかったが、この産業そのものでは経験がないまでも(60歳までは分野違いの外資系企業でソフトウェアの営業をしていた私なのだが)、さほどの苦労もせずに加盟することが出来た。

  その当時の記憶があるもので、私より世代の若い方々に対しても、○○オークションに加盟したら?と軽い調子でお話しした。しかし保証人を求められたことは、簡単なことではなかったようですね。 

 そうした場合には、いくつかの選択肢を探し、比較してみることをお薦めします。(こちらのケースでは、法人の場合は連帯保証人は不要のようです)






 


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