352. 瀬戸内寂聴さんが亡くなられたのだとか
・・・ (2021/11/14)
TVやネットのニュース等でも伝えてくれていますが、瀬戸内寂聴さんが亡くなられたのだとか。
私は昨春のコロナ流行しだした頃から多くの本を読みましたが恐らくはその数は2年で100冊程度になったかと思います。一度途中集計してみたことがあるのですが、本の著者別では曽野綾子さんが一番で、次が瀬戸内寂聴さんでした。一人は仏門に入った方、もう一人は洗礼を受けているクリスチャン。
本日読み終えたのが、曽野綾子さんの「90歳、こんなに長生きするなんて」でした。前作から、現在の著者の写真を表紙に使っています「お年を召したな」と感じる写真でした。本のタイトルにあるように曽野さんは90歳だそうですから、瀬戸内さん同様、ある日訃報がテレビやネットで流れてくることだろうと思っています。
お二人との、単に長く生きただけではなく、仏や神との対話を通じて、人間や人生について多くを学び、その多くを書き残してくれています。曽野さんはご健在ですが、亡くなられたとしても、瀬戸内さん同様に文章の中にずっと生き続けていくのかと思います。
話しは変わりますが、”今やっていること”が次へ進むガイドになる、そんな気がしています。コロナはまだ完全収束していませんが、アメリカ留学で知り合ったガーナ人の友人は2年のアメリカへの一時帰国を終え、再びガーナに戻っています。そんな彼と頻繁にメールのやりとりをしているのですが、彼とのやりとりの中で、思い出すのは2010年、定年退職した直後に彼を訪ねてガーナに旅行した時のことを。
中古車輸出の仕事を完全終了するにしても、またもう少しだけやってみるにしても、もう1度、起点となったガーナに旅行したいと思い、彼にも伝えています。ただ、ガーナにおけるコロナ流行の度合いを見ると、私がガーナに行くタイミングよりも、彼が再び(すでに一度日本に来ている)来日することの方が可能性は近そうです。
人間には未来を見通す力はありませんので、やるべきことは、とにかく行動を起こしてみる事、と思っています。行動を起こしさえすれば何かが見えてくるはず。それは丘を越えさえすれば、丘の向こう側の景色が見えるのと同じように。
そこから私が考えた言葉は、「悩むより、迷うより、まずは行動を起こしてみる」でした。