319. 長続きしないのは、本当に興味を持って続けられることに出会っていないから ・・・ (2020/09/27)
青木仁志さんというセールスマン養成のプロがいます。かれこれ４０年程前に東京の商工会議所の研修所でこの方が講師を務めるセミナーに参加したことがありました。この方が書いた本に「一生続ける技術」というのがあり、これを読んでみました。ここに書いてあったのは、「長続きしないのは、本当に興味を持って続けられるコトに出会っていないから」と。な〜んだ普通の答えじゃない。しかしこれは真実だと思います。
我々夫婦は映画が好きですが。この春の外出自粛要請時期以降は映画館にはいっていません。奥さんは読書量が増えましたが、私はテレビ画面でアメリカのTVドラマを鑑賞する時間が増えました。そのきっかけになったのが、Amazon
Fire TV
Stick。これは優れた逸品でした。小さなスティックをテレビ背部に差し込んだだけで、ごく普及品の我が家のテレビが一気にパワーアップした感じでした。先日は天気が良くなかったので、計６時間くらい自宅でアメリカの弁護士ドラマシリーズを見ていました。こんなですので海外旅行した航空機内でも、夫婦ともにお互い好みの映画を見つけては見ています。
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外資系IT企業に勤めていた時代、マーケティング担当の女性から「○○さん、営業というお仕事は好きですか？」と聞かれました。一瞬迷ったのですが、こう答えました。「営業という仕事が好きかどうか分かりませんが、私は“人”が好きなんです」と答えました。
以下の写真は、２０１８年に南の島国フィジーに行った時のものです。定宿にしているフィジアンホテルには併設のゴルフ場があるので毎日ゴルフ三昧でした。係りのオバさんはすっかり私の顔を覚えてくれて愛想よくしてくれました。面白かったのは、従業員の男性との交流。あるホールで私の後ろから人が近づいてきました。最初は、こうした場所で良くある拾ったボールを売りつける類と思いましたがそうではありませんでした。私との会話が楽しかったのか、ずっとついてくるのです。仕事、大丈夫なの？と聞くと、休憩時間だから問題ない、と。クラブハウスに戻ったところで「何か飲まない？」と尋ね、一緒に休憩し、また会えると良いねと別れました。
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私の旅行には常にこうした小さなエピソードがありますが、これも私の人間好きが相手にも伝わるからなのでしょう。定年になれば営業のノウハウは無用の長物になりますが、出会った人と親しくなれる私のキャラは今も有効なようです。
定年になって、一人の人間に戻ったなら、長く続けられる本当に好きなことを見つけ
、長く、楽しく生きて欲しいと思っています！