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291. 女性の生き方の一例  ・・・ (2019/12/01)


 最近私が注目したのは国際政治学者の三浦瑠麗さん。たまたま書店で手にしたのが『孤独の意味も、女であることの味わいも』でした。パラパラと拓いて読んでいて目に止まったのが、「以前、魚籃坂(ぎょらんざか)下にあった、1階にカバン屋さんがあったビルに住んでいた」とのくだり。実は私が小学校に入るまで暮らしていたのがこの(港区)魚籃坂に近い場所だったもので、オヤ?と目に止まったのでした。

 図書館に予約を入れてみたものの、順番待ちの長い行列(?)。ならばと先に読んだのが下の写真、左の2冊でした。私にとっての難易度としてはシビリアンの戦争が一番難解で結局読み終えることが出来ませんでした。読んだ印象としては、学術論文を読んだ感じでした。それに比べれば、「トランプ時代の新世界秩序」は話題が今であり、それなりに読みやすいものでした。読んだ印象としては、良く調べ、良く分析しているな、という印象でした。
 
 『孤独の意味も、女であることの味わいも』は、図書館の予約順番待ちをしていてもいつになるのか分からないので、購入して読みました。内容は、政治とは関係なく女性であることからの辛さ、喜びを書いたもので、半日ほどで読み終えました。


 『シビリアンの戦争』

 「トランプ時代」の新世界秩序』  『孤独の意味も、女であることの味わいも』


 『孤独の意味も、女であることの味わいも』、本来であれば読んでみた感想を書きたいところですが、男性の私が解説するには、女性が読んだ場合のリアルさを伝えられないような気がするもので、ぜひご自身で読んでみてください。

 要点としては
・女学生時代、レイプされたこと。そしてその時どうしたのか
・家庭のある男性と不倫をしたことも
・当時つきあっていた男性との距離感
・子供を流産した経験も
・ついに子供を持ち、その子供との関係、家族の在り方について


 その後、テレビで弁護士の橋下 徹氏との対談を見ました。二人とも頭の回転が良く、テンポの良い対談でした。対談の中で、夫婦で旅館に泊まった時の話しが出てきました。女将が部屋に挨拶に来て、仲居さんが食事の用意をしてくれたのだそう。その際、ご飯の入ったお櫃を当然のように彼女の横に置き「お願いします」と挨拶をしたのだそう。世の中の感覚的には、女性がお給仕するのがあたりまえと捉えられていることが分かる、と。しかし三浦さんいわく、宿代を払うのは、私(彼女)の方であるにもかかわらず、と笑いながら話していました。対談の間、時々長い髪をなでている姿が印象的でした。ちなみに女性が自分の髪をなでるのは自分が女性であることの無意識のアピールなのだとか?なんとなく本のタイトル、『孤独の意味も、女であることの味わいも』が分かるような気がしました。

 また別の番組、朝まで討論会で発言しているのを見ました。参加者で一番若くとも、知識の厚みがあり、年配男性の間に挟まって発言しているのを頼もしく拝見していました。


 女性が何を考え、どう行動することが可能なのか、といったことは私が発言してもリアリティがないので、ぜひご自身で読んでみてください。きっと参考になると思います(特に女性にとっては、、)。



<参考> 三浦瑠璃さんのブログ・・・ 山猫日記



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