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118.「したい性」より「主体性」 ・・・ (2012/09/15)


「プータロー、アフリカで300億円稼ぐ!」

この本の要約を紹介しますと、
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 大学時代、振り込み前の授業料を元手にアンゴラへの中古車輸出ビジネスに携わる。卒業前にビジネスをやめて、夢であった地方公務員を目指すものの、就職活動が思い通りに進まず挫折。1年以上にわたり、「プータロー生活」を余儀なくされる。無職のまま25歳を迎えたところで、本格的にアフリカンビジネスをスタート。片道切符でタンザニアに渡る。
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 中古車輸出を始める際に加盟した会社(いわば楽天のようなもの)の初期研修で出合った若者が私に「アフリカ向けに輸出をします」という。確かに輸出先リストを見ると、伸び盛りのアフリカからの引き合いが多い。なので、「そう、それで輸出先と決めたアフリカについてどんなことを調べてみたの?」と聞くと、本の1冊も読んでいませんでした。”したい性”はあっても”主体性”は持ち合わせない様子。

 起業って、構想を具体的な行動に落とし込んでいくプロセスみたいな気がします。思い立ったことを行動に落とし込んだのが前述の「プータロー、アフリカで300億円稼ぐ!」の筆者なのでしょうね。案外、原理・原則はシンプルなのかもしれませんね。






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