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517.飛距離を求めるなら軟らかいフレックスがいい? (part II)  ・・・ (2024/04/14)  


 昨年12月10日に私のホームページに紹介した「飛距離を求めるなら軟らかいフレックスがいい」 ですが、実際に自分で体験しました。

 きっかけは、家内と一緒にゴルフ(ランチの美味しいアジア取手)に行った時でした。久しぶりの家内のゴルフに付き合うなら、同じレディス・ティーから打って、タイミングを揃えようと思いました。そこで当日は、ドライバーは持たず、練習用ゴルフバックに5番ウッドを含む7本だけを入れて行きました。

 家内のティーショットについて行くだけなら5番ウッドで十分な飛距離だったのですが、あるホールで、家内のドライバーを借り、ティーショットしてみたのです。驚きました。自然なスイングが出来、振りやすかったのです。さらに、飛距離もかなりなものでした。(あやうく前のグループにボールが届いてしまいそうでした、汗)

 そこでふと先日ゴルフ雑誌「アルバのオンライン」記事にあった、「飛距離を求めるなら軟らかいフレックスがいい」を思い出したのです。著者いわく、「飛ばそうと思ったらシャフトフレックスは軟らかいほうが、しなり戻りが大きく強くなるので大きな力を出せます」だそうでした。

 確かに、以前ゴルフ練習場でやっていた試打会で「リョーマゴルフ」のドライバーを振った時に、2本試させて貰ったもののうち、係員から「もう1本、こちらを試打してみませんか?」と言われて渡された”柔らかいシャフト” のドライバーの方が飛んだ経験があったので、自分の体験とも合致しました。

 ただョーマゴルフのドライバーはそこそこ高額なもので、また頻繁にクラブを買い換えるのには若干抵抗感がありました。では代案として具体的に何を(どのドライバーを)試したら良いのかが決められていませんでした。今回、偶然試してみた家内のドバイバーが、どうやら私に合ったドライバーということのようでした。なんと!こんな身近に私に合うクラブがあったとは!!という印象です。




 こちらがシャフトですが、ヤマハのVD59のシャフトは「R」です。かたや家内が使っているテーラーメイドのバーナーに装着されているシャフトはフレックスが「L」です。
 「L」でも、さほどフニャフニャした感じはなく、程よくしなるという印象でした。ところがです、実際にティーショットしてみると、自然にスイング出来、しかも飛距離が出たのです。特筆すべき点は、なんと言っても曲がらない点です。以降、ホームコース(河川敷)に持って行き、使ってみましたが、毎回のティ-ショットしても”曲がる気がしない”のです。すっかり気に入りました。(笑)

 左が最近、ブリジストンのGRから乗り換えたヤマハのVD59ドライバーです。ゴルフ倶楽部で一緒にラウンドしたベテランの方からは、「以前のものよりも飛んでいますね」、と言われていました。ヤマハのドライバーを買った時は、当分はこれで行こう、と決めていた矢先でした。
 家内が使っていたのはテーラーメイドのバーナー。聞いている話しでは、この年式のバーナーはヘッドが良いという評判があるようで、古くなったバーナーの「ヘッド」を好みのシャフトに付け替えて、ずっと使っている、という話しを聞いたことがありました。


 現在私は74歳、しかもゴルフを始めたのが53歳で、当時から飛距離の出る方ではありませんでした。このゴルフ場のメンバーになった当時は「青ティー」からティーショットしていましが、昨今は「白ティー(シニアティー)」からティーショットしています。課題は、ホールに寄っては景色に幻惑されるのか、右、または左にミスショットが出ることがあったことです。

 今回家内のドライバーを使うことで、50代の頃と同じ飛距離、とまでは行きませんが、かなり気分良くプレーすることが出来ました。繰り返しになりますが、特筆すべきは毎回のティ-ショットで(例え朝イチショットでも)”まったく曲がる気がしない”のです。

 プロと違って、専門家のフィッティングを受ける訳でもなく、何が本当に自分に合うシャフトなのかを知らずに過ごす人が多いはずですが、先入観を捨て、なんでも(よしんば女性用クラブでも)試してみるのも良いのかもしれませんね。




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