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373. 久々のゴルフレッスン受講  レッスンは正月休みですが、過去の振り返りを  ・・・ (2016/01/01)  

 自分のスウィングを本来のあるべき姿にするのには、まずはショートアイアンから始めてみるのがコツだと思います。まずは左腕1本でもスイング出来るようにすることが左腕筋肉の強化とコントロール性の確保に大事。次に右腕一本のスウィングでコックの加減とグリップの強さ加減と役割が理解出来るでしょう。左右の腕それぞれの役割とスウィングパターンを理解するのが、全番手で同じようなスウィングにしていくことの第一歩と感じました。

 さて話を練習に。ショートアイアンからロングアイアンに練習を進めていく段階で、多少のつまづきがありました。ショートアイアンで出来ていた基本が、シャフトが長い、というだけで出来なかったのです(具体的には方向が右へ行ったり、左へ行ったりでした)。プロに見て貰って分かったことは、ショートアイアンで出来ていた基本形を、ロングアイアンでは忘れていてしまったことです。

 具体的には、テークバックした際、クラブヘッドはトップから一旦右足方向に降ろしていくべきなのが、私の場合、ヘッドが直接ボール方向に振りおろしていた。このせいで右脇が開き、右肩も出たスウィングになり、スライスになったり、左へひっかけたりしていたのでした。



   さて、こちらはゴルフ雑誌 ALBA 2016年新年号の表紙、松山プロのスウィングですがクラブヘッドが右足方向に降りてくる、という意味はまさにこの写真のような形。右脇が締まっていて上半身の捻転がクラブヘッドを加速させます。

 私の今までのスウィングは、飛ばしてやるぞ〜という意識が災いして、ややもするとダウンスイングで左サイドが早く開き、上半身は起き上がり、右肩が前に出てしまう、つまりアウトサイド・イン軌道に陥ります。結果、ゴルフボールはスライスしていきます。
 この時、クラブヘッドの軌道は、右足方向に降りていくのではなく、トップから直線的にボールへと降りてきます(アウトサイド・イン軌道)。これがボールの方向性を不確かなものにしていたようです。
   さて、こちらは同じ表紙でもゴルフトゥデイの表紙。面白いことに、こちらの雑誌・表紙でも松山プロが登場しています。このスウィングでは、プロの顔はボールを打ったあともボールの位置を見続けたままフォロースル―を振りきっています。

 アマチュアのスウィングがボールにヒットしたところでヘッドスピードが減速してしまうのに反して、プロのスウィングは、むしろ写真のように、グリップが腰あたりに降りてきた段階から身体の捻転を利用しつつ加速して振りぬいているから。

 野球の選手がゴルフをした場合に飛ばせる理由がここにあります。野球のボールはゴルフボールよりも重く、腕だけで打ったのでは飛んでくれません。重いボールを遠くへ飛ばすためには、腰を入れて打つ感じが必要になります。(元野球部の知人談)


 今回レッスンを受け、本来のクラブの動作を教えて貰いました。そこで感じたのは次のようなこと。

 こうした一連の動作はクラブの初期の動きで決まるように思えます。具体的にはサンドウェッジを右手だけで小さく振ってみると分かります。小さな振りでボールを打とうとすると、自然とコックを加え反動を付けようとするはずです。これは丁度、右手(片手)でヘッド(頭)の重い金槌を振る感じと同じです。これに上半身(肩)の回転を加えると、右手(片手)だけでも、サンドウェッジでボールをそこそこの距離飛ばせるはずです。



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