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ストレッチングはスコアアップの特効薬? (2004/05/05)


スキマ時間でスコアが伸びる「ゴルフ上達トレーニング」日経ビジネス人文庫(600円)、より
 以下は目次の一部ですが、これだけでもストレッチングという言葉が多数でてきます。これだけ見ていても、いかにストレッチが大切かよくわかりますねぇ。
 
 ・スイングの正確さは「柔軟性」が支える

 ・「歩くこと」「ストレッチング」がゴルフ上達の第1歩

 ・目覚めのストレッチングで体をスッキリさせよう

 ・就寝前には、呼吸のリズムに注意して短時間でもストレッチングを!

 全編に渡って、ストレッチングのやり方が解説してあります。実はスコアアップには体力要素として、1.柔軟性、2.筋力、3.全身持久性があるそうですが、1の柔軟性、以外は効果を出すには”数週間の継続したトレーニング”が必要だそうです。唯一、ストレッチだけが即効性があり、しかも中高年であっても効果が期待できるのだとか。 


   ※この本の中で、ストレッチ、筋力トレーニングについてかなり詳しく解説されています。是非購入して読んでみてください。


<日ごろの心がけ>

・筋力トレーニングは2種類の筋肉アップを考える
 1.抗重力筋 重力い対して人間を直立させるための筋肉 2.スイングを支える筋群 がある。この2種類を交互に、かつ持続的に繰り返すことが効果をあげる。基本中の基本は、歩くことが大事。

<練習方法>

・素振りの効果
 素振りは上手になる為の意味は大きいが、筋力アップには別な練習が必要。なぜなら(鋭いショットを打つための)筋力アップには、その人が持っている最大筋力の1/3以上の負荷をかけないと効果は上がらない。

・練習場では、1階打席より2階打席の方が良い。
 練習場には、ボール回収のために傾斜がつけられていることが多いが、1階打席だと左肩上がりが癖になってしまうことがある。その意味では2階打席の方が弊害が少ない。

・コース同様に練習する
 あたかもコースに出た時のように、ドライバー、アイアン、ショートアイアンなどの順番を繰り返して練習するといった「シミュレーション」があった方が効果的。

・学習効果を考えて
 100球打つにしても、連続ではなく、10球打って少し休む、といったセットを繰り返す方が学習効果が高い。また疲労したままで連続すると、悪い動きまで学習してしまうことがあるので注意を。

・あたりを確認しながら打つ
 1球ごとの”あたり”と打球の弾道を確認すること。またゆったりとしたスイングを心がけ、距離を出すことよりも、とにかく真っ直ぐ飛ばすようにすること。

 

<コースに出たら>

・水分補給に配慮する
 スタート前に少なくともコップ1杯分相当の水を飲む。また、ラウンド中にも水分補充をするとよい。

・ストレッチ
 コースに出る前のストレッチングはスコアアップに効果的。また、長丁場のラウンドなので、途中、集中力を取り戻すためにもストレッチングは有効。

・直射日光を避ける
 帽子は、キャップ式よりハット式(青木プロのかぶっているモノ)が後頭部(延髄)を守る効果が高いのでお薦め。

・食事は軽めに
 今食べたものは後半のスコアには貢献しない。それどころか消化器の負担が増すとマイナス効果になる。また、ランチ時のアルコールは大胆にさせることはあっても、脳の学習効果の低下をまねくので要注意。

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まえがき
第1章 あなたのゴルフ上達法は間違っていないか?
 1 ゴルフに合ったトレーニングでなければ「上達」はおぼつかない
 2 ゴルフの特性(1)―ゴルフは1ラウンドで2万歩歩く
 3 ゴルフの特性(2)―脳を働かせる「酸素供給量の差」がスコアの差につながる
 4 ゴルフの特性(3)―スイングの正確さは「柔軟性」が支える
 5 「歩くこと」「ストレッチング」がゴルフ上達の第1歩
 6 トーナメント・プロの年間トレーニング計画から学べること
 7 1日40分歩けばゴルフは必ず上達する
第2章 毎日の生活で無理なくできる田中式スコアアップ・トレーニング
 『1日の生活の中で無理なくできるスーパートレーニング』
 1 目覚めた直後は、なぜ体が動かないのか?
 2 目覚めのストレッチングで体をスッキリさせよう
 3 通勤時間に最低20分のウォーキングを取り入れよう!
 4 正しい立ち方、歩き方でウォーキング効果を高めよう!
 5 昼休みの無理なジョギングはあまり効果が上がらない
 6 昼休みはストレッチングで体の歪みを解消し、柔軟性のアップを図ろう
 7 疲労回復のために帰宅後のリラクゼーションをマスターしよう
 8 筋力トレーニングは帰宅後10分あればできる
 9 筋力トレーニングはメニューの間に120秒の休息を入れよう
 10 1日の疲れを癒す効果的な入浴法
 11 就寝前には、呼吸のリズムに注意して短時間でもストレッチングを!
 12 効果的なトレーニングには順番がある
 13 有名トーナメント・プロを育てた効果的トレーニング法はこれだ――個別性の原則
 『トレーニングを続けるコツ』
 1 土曜日はボールを打ち、日曜日には体づくりを
 2 体力要素によって異なる、トレーニング効果の表れ方を知ろう
 3 トレーニング効果を励みにワンランク・アップを図ろう
 4 こんなトレーニングは逆効果!
『練習場での効果的トレーニング』
 1 練習場で陥りやすい意外な落とし穴
 2 練習場でのトレーニング効果をアップさせるコツはこれだ!
 3 練習前のスーパーストレッチング
 4 有名プロゴルファーが語る――練習場でのトレーニングはこれに絞れ!
第3章 スコアアップを約束するコンペ当日のベストコンディションづくり
 『いよいよコンペだ』
 1 コンペ前日の過ごし方
 2 コンペ当日は早起きして「ザリアーツカ」で万全な調整を!
 3 コース前のストレッチングがスコアアップの第1歩
 4 スタート前に水分は十分補給しておこう
『ラウンドでのこんな“落とし穴”に気をつけよう』
 1 スタート前やここ一番であがらない秘訣
 2 集中力がとぎれたとき
 3 錯視でスコアを乱さないために
 4 ハーフの休みでの“べからず集”
『いざ、というときのトラブル対処法』
 1 ラウンド中に足が重くなったり、むくんだらどうするか
 2 肩や筋肉が張ってきたり、急に心臓がドキドキしてきたらどうするか
 3 ゴルフ焼けを自慢する人にうまい人はいない
 4 ゴルフを終えてから、疲れを明日に残さないために
第4章 スコアアップのための食事学
 1 スコアアップには毎日の正しい食事習慣が大切
 2 ゴルフのエネルギー源「糖質」――はちみつ、ご飯、セロリはこう食べよう!
 3 筋肉・血液・神経をつくる「タンパク質」――「大豆」がスコアアップの鍵を握る
 4 ラウンドのエネルギー源である「脂肪」は動物性と植物性をバランスよくとろう
 5 ビタミン・ミネラルは人工飲料や錠剤からはほとんど吸収できない
 6 コンペ前夜やハーフの休みでのお酒はなぜいけないのか


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