ホーム / 目次 / 前ページ / 次ページ

204．ウェッジセッティングの正しい考え方 ・・・ (2010/01/17)


　毎年新年号は面白い企画も多いので、各誌を購入するようにしています。ＡＬＢＡ１月28日号もそうでした。面白かったテーマの１つは、「アプローチ力は冬のショートコースで磨け！」というもの。
　昨年末、ホームコース（河川敷）の冬芝に苦労させられたもので、年明け、豪州から一時帰国中の息子を付き合わせてショートコース（小田急志津）へ行ってきました。

　＜参考＞
　★ 東京近郊のショートコース紹介

　★ ここ数ヶ月に行ったコース　（ダイナミックゴルフ成田、小田急志津ゴルフクラブ）



　さて、今回ここで紹介するのはショートコースのことではなくウェッジについて。ＡＬＢＡ正月号でたった１ページのコラムでしたが、クラブデザイナーでクラブメーカーのフォーティーンを創業した竹林隆光さんのコラムについてです。記事のタイトルは「ウェッジセッティングの正しい考え方とは？」というもの。

　というのも、私はバンカーショットがヘタなもので、所有アイアン（ＸＸＩＯプライム）のＳＷにプラスして、もう１本バンカーショットを中心にした、いわばお助けウェッジを追加しているから。本当にこれで良いのかどうか、疑問に思っていたもので。
さて、コラムにその解答がありました。

　ウェッジのセッティングを考える時は一般にＳＷを中心に考える人が多いかと思いますが、竹光氏いわく、「選択の中心に据えるのはＡＷ」だといいます。というのは、アプローチに適したロフトは５２度〜５４度。もし使用ＡＷが５２度なら５６度を入れれば良いし、また、ＡＷが５４度ならば５８度を入れればほとんどのケースはカバー出来るはず、とのこと。

　さて、ならば私のケースはどうだろうか。ダンロップのウェブを見ると、以下のようになっていました。ＸＸＩＯプライムのＡＷは４９度？だとするとどうすればよいのでしょうか。

○ シャフト ： SP300カーボンシャフト 硬さ SR R R2 重量(g) 55 53 50 トルク 4.5 4.6 4.8 調子 中 ○ グリップ ： ゼクシオプライム専用フルラバー(ロゴ入り) ○ 番手別仕様： 番手 #5 #6 #7 #8 #9 PW AW SW ロフト角(度) 23 26 29 33 38 43 49 56 ライ角(度) 61 61.5 62 62.5 62.5 63 63 63 クラブ長さ(インチ) 37.5 37 36.5 36 35.5 35 35 35 バランス C8 D0 クラブ重量 356g(R/#5)

　その答えが竹光氏のコラムにありました。それによれば、

　最近はロフトの立ったアイアンが増えてきたことで、ＰＷのロフトが４５度、中には４４度というのもある。これは少し前の９Ｉに相当するものだという。この場合は、ＰＷとＡＷの間に４８度前後を入れる必要がある、と。しかし、ＸＸＩＯプライムのＡＷは、はなから４９度に設定してあるので、これで問題なさそう。その次ぎにＳＷとして５６度があるのだから、もうこのセッティングで十分ということになりますね。

　さて、さて、ＸＸＩＯプライムのＳＷをもっと信じてあげなくてはいけないかもしれませんね。そう言えば、リンクスゴルフの提唱者で「普通のサラリーマンが２年でシングルになるための１８の練習法 」の著者、山口信吾　さんも著書の中で、アマチュアには、セットアイアンのＳＷで十分だと（別売りをラインナップする必要は無い）と。確かにそうなのかもしれません、ショートコースへ行って、もう少しアイアンセットの中のＳＷを活用を試してみることにしましょう。

　ちなみに、今まで使ってきたのが、★ つるやゴルフ　GOLDENPRIXモデルのウェッジ　５６度、と★ ゼクシオ４５ （しんご/片山晋呉）ウェッジ、ロフト角は５８度を使っていました。そんなことで、ＸＸＩＯプライムのＳＷはほとんど使っていませんでした。

つるやゴルフ　GOLDENPRIXモデルのウェッジ　５６度 　私のバンカーショットを見ていた知人のシングルさんが、見るに見かねたのか（笑）これをプレゼントしてくれた。確かに脱出しやくすなった。	４５ （しんご/片山晋呉）ウェッジ、ロフト角は５８度。軟鉄、鍛造、ガンメタル仕上げ。 　以前、見栄で買ったウェッジ。バンス角８度が冬芝には有効なのでは？と最近試してみていたところ。

＜補足＞

　竹林氏　使用のアイアン

255. フォーティーン　ＴＣ−７７０　フォージド　アイアン   スチール ６本　 94,000円  (2010/01/17) New !