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194. ヘッドアップ?いえ、問題はグリップでした  ・・・ (2009/06/28)

 ゴルフを始めてしばらくして、ドライバーショットが飛ぶようになると、スライスが始まりました。「ゲストブックへ」に苦労談を投稿してくれている「とんとさん」のように、スライス出まくりで、当時はとても苦労しました。ただ振り返ってみると、スライスが出るようになった時って、飛距離が伸びてきている時でしたね。

 ある時、知人がバーナードライバーが2タイプ(レギュラーとTP)を用意してくれ、一緒に練習場へ行くこととなりました。それを試してみたら、なんとスライス防止と飛距離アップとがいっきに解決出来る、まさに一挙両得のようなドライバーでした。知人から借りて試してみたレギュラーモデル9.5度Sと、もう1本、柔らかめのシャフト、10.5度Rと2本をショップで購入しました。以来、10.5度Rの方を使っており、飛距離的にも満足していて、交換する予定も意思もありません。

 こちらがレギュラータイプののバーナードライバー。この写真でもシャフトが左から挿しているのが分かる。(私のはこのタイプ)  こちらはバーナードロー。レギュラータイプと比べてみても、見るからにボールが左へ飛び出しそうな(スライス防止)印象。

中古ゴルフショップ、ゴルフパートナーでもバーナーは高額買取ドライバーNo1のようです。


  
  最近になって、左OBが増えてきた。自分なりに理由を考えてみたのが以下。

1.ヘッドアップ
   −> チンバックが効果的なの?

2.左腕が上手く畳めないことから左へフックしてしまっている?

   −> フェアウェイウッドのシャフトの中程を持ち、スウィング練習
        (体を回転してフィニッシュしないと、グリップが腰に当たってしまう)

   −> 軽いクラブだから起きること。
       ウェッジなど重いクラブを左手1本で持ち、軽く素振りをし、左腕を畳む感じを掴む練習を
       
   −> 脇が空いていないかチェック。脇が空いていると左腕が畳みずらくなるから。



 左OBは草原で、一旦入ってしまうとボール探しは不可能。  こちらはティーグランド少し先、右手に大きな柳の木があり、その枝が目に入るために、左を向き、右へ打つゴルファーは多い。



  ホームコースでシングルさんと一緒した際に指摘されたのは、そうしたことではありませんでした。ラウンドし、疲れが出てくると、なんと無意識に左手フックグリップが強くなっていのです。シングルさんによれば、それでなくても左へボールが出やすくなっているドライバーを使っているのに、更に強くフックに握るのだから当然のように左へ行くのですよ、と。強いフックグリップ、ボールにヒットする瞬間、ヘッドが反り、かぶってしまっているのでボールが低く、左へ出ていく。それが酷くなると、左OBとなるのだということが分かりました。

  自分の問題点は、なかなか自分では分からないものですね、18ホールをラウンドし、疲れが出てきている中で、どこか集中力がフッと抜けた時に起きるようです。こうした問題は、ゴルフスクールのラウンドレッスンでも(インストラクターは複数人を見なくてはいけないので)なかなか発見しにくいと思います。18ホールを一緒に周ってみて貰っていないと発見は難しいのかもしれませんね。ラウンドレッスンでもアドバイスして貰えないようなことを教えてくれるホームコースの先輩諸氏には感謝!


補足:
 インターネット上で、グリップについて書いたものがないか探してみたら、こちらが見つかりました。ご参考までに。

   ・・・・・・・・ 「伝説のゴルフレッスン



<練習後記>


 この本の存在を思い出し、書棚から引っ張りだしてみました。弾道により、飛び出す方向別に、右、真ん中、左。さらに飛び出した後、右へ曲がる、真っ直ぐ、左へ行く、と分類し、それぞれに原因と対策が解説されているという便利な本なのです。

 この本から「ボールが左へ飛び出す=アウトサイドプレーン」を調べてみました。それによれば

リズム、バランス、ポジションすべてが悪い。
球を打ちにいっている左の壁を意識しすぎ
ハンディ15以上の人に多い

 とありました。手厳しですねぇ〜(苦笑) 更に読み進むと、こういう傾向の人は、クラブではなく体の使い方が悪い人なのだそうです。ダウンスウィングの順番をこのようにします。

1.体重移動の開始
2.それと同時に、腕、クラブがヒッティングポイントへと自然に落ちる
3.腰の回転が始まる
4.エネルギーがリリースされる

 こういう人は、グリップを強く握りすぎていることが多い。対策としては、ゆるく握り、トップで一旦スウィングをストップ、ダウンスウィングのスタートはクラブの重みで落ちていく(落とす、ではなく)タイミングで。この感覚を覚える方法は、右手で軽く握ったボールを、床のボールにぶつける練習するのもいいでしょう。また、野球のイチロー選手のバッティングのように左足を軽くあげてからダウンスウィングへ移るのもいいでしょう。

 以上がこの本からの紹介です。<管理人>


  「1日1時間1か月でシングルになれる」 江連忠 著 サンマーク出版 600円

 調べてみたら、現在は2分冊になっているのですね。もし興味があるようであれば、左の写真をクリックすると、楽天ブックスにリンクしてありますので、ご利用ください。 





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