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186. パドレイグ・ハリントンによるコースレッスン  ボールにスピンをかけるには   ・・・ (2009/04/12)






  先日、カルビン・ピートが出演した「Get In ゴルフチャンネル」というテレビ番組をご紹介しました。残念なことに、この春の番組編成変えなのか、3月29日で終わってしまいました。

 最終回、パドレイグ・ハリントンPadraig Harrington) によるラウンドレッスンが紹介されましたが、こちらも、大変興味ある内容でしたのでご紹介します。



 パドレイグ・ハリントンPadraig Harrington
  1971年8月31日生まれ(アイルランド・ダブリン出身)

 2007年の全英オープンゴルフ優勝者になり、2008年に全英オープンゴルフと全米プロゴルフ選手権でメジャー大会2連勝を達成した。

 これまでに欧州PGAツアーで通算13勝、アメリカPGAツアーで5勝を挙げ、2006年11月に日本の「ダンロップ・フェニックス選手権」で国際試合初優勝がある。

 世界ランキング自己最高位は3位。
 身長185cm、体重83kg。 

                 詳しくは「ウィキペディア」をご覧ください。



  今回のコースレッスン、主題はリンクスコースの攻略法でした。

  基本が普通のコースとは違います。こうしたコースに慣れている人は、強くは振りませんし、また綺麗なスウィングをしているとは限りません。75%程度の強さでスウィングすればスピンがかからず、上手く転がってくれます。つまり弾道をコントロール出来ることが大切です。

  リンクス・スタイルのコースで、ラフに入ったら、何で打つのか、アイアンなのか、ハイブリッドで打つのかなど、バリエーションを作るのは経験でしょう。

 また、リンクスコースでは、運。不運といった場面が多数出てきますので、ゴルフはフェアなスポーツではない、ということを思い知らされます。
 良いショットを打っても、悪いライにはまったりすることもあります。でも、どんな状況でも、上手く対応しなければいけません。これがリンクスコースのゴルフの特徴です。





 テーマは、「ボールにスピンをかけるには」、でした。

 画面にあるように、「スピンをかけるポイント」は、体重は左足寄り、体をボールの真上に保つことで、クラブが鋭角に振り抜けスピンがかかる」との説明がありました。



 ※今回のテーマはウェッジでボールにスピンをかける、でしたが、リンクスコースでは、ウェッジを使うよりは、パターの方が安全で効果的とハリントンは言っていました。
 
   
 上からボールをつぶすように打たなくてはいけません。体重は左足、体は常にボールの真上です。

 これでクラブが鋭角に降りて、地面より先にボールに当たります。
   
 やってはいけないことは、体重が右に傾いて、すくい上げるようにしてはいけない、ということです。





※パターでのアプローチ
 グリーン周りでの様々なシチュエーションを想定しプレー前にボールの転がりなど感覚を掴む練習をすること。

 外国からアイルランドへゴルフをしに来た人は、5分程度、グリーンの外から傾斜を超えるようなパットを練習してみるといいでしょう。

          by ハリントン





 


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