148.レッスン・アゲイン(その8) ・・・ (2007/11/14)
● 本日が8回目のレッスンです。
このところコースで感じている課題がショートウッド。私の場合、5番アイアンで160ヤード程度。これだと170〜180ヤード程度のショートホールだとグリーンにちょっと届きません。そんなこともあり、ショートウッド(かユーティリティー)に期待をしたいところ。しかし、これがどうも方向が安定しません。それどころか酷いときにはシャンク(?)まで出る始末。原因の1つは、LPGAのレッスンでも指摘されましたが、(シャフトが長いという先入観からか)どうも、知らず知らずにグリップが体から離れてしまっているようです。
※自己分析
ウェッジのシャンクはネックの部分に当たってシャンクするが、ウッドのシャンクはヘッドの先端部分にあたって起こる。
つまり、グリップが体から離れた位置でスタンスし、それがタウンスウィング時にインに入ってきて、ヘッド先端でボール
をヒットしてしまうという、初心者ならではのミス、ということかと思います。多分、私の場合は、ヘッドアップがこれに
加わっているように思われます。
さて、ならばワイランドゴルフスタジオのデジタル診断だと、どう出るか診て貰ったのが以下です。
まずは両手で振ってみるように言われ、スウィングしたのがこれ。 右肩が下がっていること、グリップが体と離れてしまっていること。 更には手首とシャフトとの角度がフラットになってしまっていることが分ります。 つまりバラバラということ(^^;) |
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手首の角度を維持してスウィングしてみたのが「画面左」 修正前「画面右」がスイングプレーンに対してヘッドが下ってしまっているのに対して、「画面左」のように手首の角度を維持しただけでスウィングプレーンに沿った起動に変わってきました。 ※これなどもそうですが、1秒以内で終わってしまうスウィングは、こうしてデジタルビデオで撮影し、それをコンピュータで解析してみないと、何がいけないのかをアマチュアが理解するのには無理があると思いますね。 |
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問題点を洗い出す方法として、右手、左手、それぞれ1本でスウィングしてみました。 まず右手スウィングは、両手スウィングと同じ問題点、手首の角度がヒットする前にほどけてしまうというのが課題でした。 問題は、左手。右利きの人はどうしても左手の力が弱いので、課題はむしろ左手に存在する傾向が強いようです。 こちら画面をみると、左手1本でスウィングすると、完全にスウィングプレーンから外れてしまっています。 |
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こちらは田中プロの指導。私の場合、手だけで振ろうとしていました。 重量の軽いウッドといえど、シャフトの長さがあるので、手だけで振るのは大変です。肩と腕を一体化して、体全体でスウィングするようにとのアドバイスがありました。 |
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これも手だけで振っている弊害ですが、長いシャフトのクラブを振り切れず、それをカバーすべく上方にテークバックしてしまっています。 ※本来は白線のスウィングプレーンに沿うべき(赤い線に位置あたりに来るべき)なのが、頭上方向に上がってしまっている。 |
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左手首の角度維持の仕方を説明して貰っているところ。また、左腕と肩が一体化してテークバックするようにとのアドバイスが。 このアドバイスを受け、しばらく左手1本だけのスウィングを練習。始めはトップしたりダフったりしていたのが、慣れてくると、きちんとボールにヒットするようになってきます。 ちなみにこの練習の時は大振りせず、小さな振り幅で練習することがコツですね。 |
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さて、さて、これら注意事項を意識して練習した後のスウィングは、画面右のように安定してきた。 修正前「画面左」と比べると違いは歴然としていますね。 こうして両手でスウィングしていると、原因が分かりにくかったものが、右手、左手、それぞれ1本ずつでスウィングしてみると、問題点が浮き彫りになってきますね。 |
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修正が効いてきているかのチェックとして、スウィングプレーンとグリップの位置関係を確認してみる。 まだ高めの方向にトップが行ってしまうものの、修正前に比べ、かなり安定してきていることが分ります。 |
● 今日のレッスンのまとめ
ベテランゴルファーの方にお聞きすると、アイアンも、ウッドも振り方は同じですよ、とおっしゃっていました。確かに上記のレッスンのアドバイスは、どれ1つとして、ウッドだからこうしなくては、というものでもなさそうです。私の場合も特に区別をしているつもりはないのですが、ヘッドの重さ、シャフトの長さの感じが違うだけで、異なる振りをしてしまっています。ようは基本が身についていないからバラツキが出るのでしょう。
さて、週末はショートウッドがきちんと使えるように練習をしましょうかね。
(それにしても左手1本でスウィングするのって難しい、、、)